局所の急性炎症の反応過程で誤っているのはどれか。
1: 組織の壊死
2: 毛細血管透過性の亢進
3: 好中球の集合
4: マクロファージの出現
5: 肉芽の形成
急性炎症と比較したとき、慢性炎症の特徴で正しいのはどれか。2つ選べ。
1: 血漿蛋白の浸出
2: 血管内皮細胞の損傷
3: 好中球の集積
4: 組織の線維化
5: 血管の増殖
慢性炎症で誤っているのはどれか。
1: 起炎体の持続的作用による。
2: 結合組織の増殖が著明である。
3: 肉芽腫形成を伴う。
4: 細胞浸潤は好中球が主体である。
5: マクロファージ系細胞が出現する。
急性炎症の初期にみられるのはどれか。
1: 乾酪化
2: 線維化
3: 血管新生
4: 好中球遊走
5: 肉芽組織形成
喀血を生じる疾患で誤っているのはどれか。
1: 自然気胸
2: 気管支拡張症
3: 肺結核症
4: 原発性肺癌
5: 原発性肺高血圧症
急性炎症と比較した場合の慢性炎症の特徴はどれか。
1: 血管内皮細胞の損傷
2: 血漿蛋白の滲出
3: 好中球の集積
4: サイトカインの分泌
5: 組織の線維化
頸髄損傷の急性期合併症として誤っているのはどれか。
1: 排尿障害
2: 麻痺性イレウス
3: 胃潰瘍
4: 異所性骨化
5: 起立性低血圧
急性炎症の初期にみられないのはどれか。
1: 発赤
2: 腫脹
3: 疼痛
4: 熱感
5: 拘縮
関節の慢性炎症で誤っているのはどれか。
1: 骨塩量の減少
2: 軟骨の変性
3: 組織内の好中球集積
4: 結合織の増殖
5: 血管の増生
組織の傷害による炎症反応で誤っているのはどれか。
1: ヒスタミンの放出
2: 毛細血管の拡張
3: 血管壁の透過性亢進
4: リンパ球の貪食
5: 結合組織による修復
高齢者の長期臥床で生じにくいのはどれか。
1: 痴 呆
2: 骨壊死
3: 便 秘
4: 静脈血栓
5: 尿路感染
急性炎症と比較した場合の慢性炎症の特徴はどれか。
1: 局所の浮腫
2: 白血球の集積
3: フィブリン析出
4: 毛細血管の退縮
5: 血管透過性の亢進
細菌感染による急性炎症反応で増加するのはどれか。2つ選べ。
1: 肉芽腫
2: 好中球
3: 網状赤血球
4: ヘモグロビン
5: プロスタグランジン
重症熱傷について誤っているのはどれか。
1: イレウスを起こしやすい。
2: 胃十二指腸潰瘍を起こしやすい。
3: 気道熱傷時は窒息の危険が高い。
4: 熱傷深度が深いほど疼痛が強い。
5: 受傷直後は循環血液量が減少する。
炎症と原因の組合せで誤っているのはどれか。
1: 外 傷 ── 物理的原因
2: 日 光 ── 物理的原因
3: 寄生虫 ── 生物学的原因
4: 放射線 ── 化学的原因
5: アルカリ ── 化学的原因
萎縮の原因で誤っているのはどれか。
1: 栄養の低下
2: 血液供給の減少
3: 対臓器の一側の欠損
4: 仕事負荷の消失
5: 内分泌刺激の消失
疾患と病理学的変化の組合せで正しいのはどれか。
1: 多発性硬化症 − 脱髄
2: Binswanger病 − 感染
3: Huntington病 − 炎症
4: Creutzfeldt-Jakob病 − 出血
5: Charcot-Marie-Tooth病 − 虚血
糖尿病の合併症で誤っているのはどれか。
1: 腎症
2: 緑内障
3: 網膜症
4: ニューロパチー
5: 下肢壊疽
多発性骨髄腫にみられるのはどれか。
1: 肝障害
2: 病的骨折
3: 赤血球増多
4: 血清総蛋白量減少
5: 低カルシウム血症
高齢の障害者の感染症で誤っているのはどれか。
1: 呼吸器感染症が多い。
2: 尿路感染症が多い。
3: 高熱を呈しやすい。
4: 意識状態の悪化を呈しやすい。
5: 糖尿病は危険因子の一つである。