第39回午後第49問の類似問題

第36回午後:第49問

慢性炎症で誤っているのはどれか。  

1: 起炎体の持続的作用による。

2: 結合組織の増殖が著明である。

3: 肉芽腫形成を伴う。

4: 細胞浸潤は好中球が主体である。

5: マクロファージ系細胞が出現する。

第34回午後:第51問

組織の傷害による炎症反応で誤っているのはどれか。  

1: ヒスタミンの放出

2: 毛細血管の拡張

3: 血管壁の透過性亢進

4: リンパ球の貪食

5: 結合組織による修復

第51回午後:第75問

急性炎症の初期にみられるのはどれか。  

1: 乾酪化

2: 線維化

3: 血管新生

4: 好中球遊走

5: 肉芽組織形成

第35回午後:第49問

急性炎症で誤っているのはどれか。  

1: 循環障害

2: 滲 出

3: 壊 死

4: 増 殖

5: 充 血

第41回午後:第49問

関節の慢性炎症で誤っているのはどれか。  

1: 骨塩量の減少

2: 軟骨の変性

3: 組織内の好中球集積

4: 結合織の増殖

5: 血管の増生

第42回午後:第52問

急性炎症と比較したとき、慢性炎症の特徴で正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 血漿蛋白の浸出

2: 血管内皮細胞の損傷

3: 好中球の集積

4: 組織の線維化

5: 血管の増殖

第45回午前:第77問

細菌感染による急性炎症反応で増加するのはどれか。2つ選べ。  

1: 肉芽腫

2: 好中球

3: 網状赤血球

4: ヘモグロビン

5: プロスタグランジン

第52回午前:第76問

急性炎症と比較した場合の慢性炎症の特徴はどれか。  

1: 血管内皮細胞の損傷

2: 血漿蛋白の滲出

3: 好中球の集積

4: サイトカインの分泌

5: 組織の線維化

第35回午前:第76問

局所の寒冷による生理的作用について誤っているのはどれか。  

1: 反応性の血管拡張

2: 筋代謝の亢進

3: 疼痛閾値の上昇

4: 神経伝導速度の低下

5: 結合組織弾性の低下

第56回午後:第76問

急性炎症と比較した場合の慢性炎症の特徴はどれか。  

1: 局所の浮腫

2: 白血球の集積

3: フィブリン析出

4: 毛細血管の退縮

5: 血管透過性の亢進

  • 答え:4
  • 解説:急性炎症と慢性炎症は、症状や組織の変化に違いがあります。急性炎症では炎症の四徴(熱感、発赤、疼痛、腫脹)が見られ、血管の変化や白血球の動きが特徴的です。一方、慢性炎症では萎縮や循環障害、進行性病変が特徴です。
  • 局所の浮腫は急性炎症の特徴であり、慢性炎症ではないため、この選択肢は正しくありません。
  • 白血球の集積は急性炎症時に見られる現象であり、慢性炎症の特徴ではないため、この選択肢は正しくありません。
  • フィブリン析出は急性炎症時に血管透過性の亢進により起こる現象であり、慢性炎症の特徴ではないため、この選択肢は正しくありません。
  • 毛細血管の退縮は慢性炎症の特徴であり、急性炎症時には毛細血管の拡張が見られるため、この選択肢が正しいです。
  • 血管透過性の亢進は急性炎症の特徴であり、慢性炎症ではないため、この選択肢は正しくありません。
  • 科目:臨床医学総論(病理学)
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第41回午後:第79問

骨折の治癒機転で誤っているのはどれか。  

1: 炎症反応が起こる。

2: 血腫を形成する。

3: 破骨細胞が増殖する。

4: 仮骨が形成される。

5: 骨改変を生じる。

第38回午前:第89問

紫外線の生体への作用として誤っているのはどれか。  

1: 肉芽形成

2: 血管拡張

3: 殺菌

4: 抗くる病

5: 温熱

第42回午後:第50問

創傷治癒で瘢痕組織の形成に主に関わるのはどれか。  

1: 角化細胞

2: メラノサイト

3: 血管内皮細胞

4: 線維芽細胞

5: 脂肪細胞

第37回午後:第50問

誤っている組合せはどれか。  

1: 充血-局所の静脈血の充満

2: 浮腫-細胞外液の増加

3: 萎縮-細胞数・細胞体積の減少

4: 壊死-局所組織の崩壊

5: 化生-他の組織・細胞への転換

第56回午後:第87問

炎症と原因の組合せで誤っているのはどれか。  

1: 外 傷 ── 物理的原因

2: 日 光 ── 物理的原因

3: 寄生虫 ── 生物学的原因

4: 放射線 ── 化学的原因

5: アルカリ ── 化学的原因

  • 答え:4
  • 解説:炎症の原因は生物的原因、物理的原因、化学的原因に分類されます。生物的原因は病原体による刺激、物理的原因は機械的外力や放射線などによる刺激、化学的原因は化学物質による刺激です。この問題では、放射線が誤って化学的原因とされているため、選択肢4が正解です。
  • 外傷は機械的外力による刺激であり、物理的原因に分類されます。この選択肢は正しいです。
  • 日光は紫外線などによる刺激であり、物理的原因に分類されます。この選択肢は正しいです。
  • 寄生虫は病原体による刺激であり、生物学的原因に分類されます。この選択肢は正しいです。
  • 放射線は物理的原因に分類されるべきですが、この選択肢では誤って化学的原因とされています。この選択肢が正解です。
  • アルカリは化学物質による刺激であり、化学的原因に分類されます。この選択肢は正しいです。
  • 科目:臨床医学総論(病理学)
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第38回午前:第54問

頸髄損傷の急性期合併症として誤っているのはどれか。  

1: 排尿障害

2: 麻痺性イレウス

3: 胃潰瘍

4: 異所性骨化

5: 起立性低血圧

第53回午後:第77問

ショックの発症初期に徐脈がみられるのはどれか。  

1: アナフィラキシー反応

2: 血管迷走神経反射

3: 重症熱傷

4: 大量出血

5: 敗血症

  • 答え:2
  • 解説:ショックの発症初期に徐脈がみられるのは血管迷走神経反射である。他の選択肢では、頻脈がみられる。
  • アナフィラキシー反応のショック発症初期は頻脈になる。これはアレルギー反応による血管拡張や血圧低下が原因である。
  • 血管迷走神経反射のショック発症初期は徐脈になる。これは迷走神経の興奮により心拍数が減少し、血圧低下や意識消失などの症状が現れるためである。
  • 重症熱傷のショック発症初期は頻脈になる。これは血管の透過性が亢進し、血圧低下や脈圧減少、中心静脈圧低下が生じるためである。
  • 大量出血のショック発症初期は頻脈になる。これは循環血液量の減少により、皮膚の蒼白や冷感、意識障害などが現れるためである。
  • 敗血症のショック発症初期は頻脈になる。これは感染症による炎症反応が原因で、発熱や頻呼吸、血圧低下などが現れるためである。
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