突然の意識障害とともに口をもぐもぐしたり、手で自分の衣類をまさぐる動作をする発作はどれか。
1: 強直間代発作
2: 精神運動発作
3: 欠神発作
4: 点頭発作
5: 脱力発作
てんかんについて正しいのはどれか。
1: 全般発作は意識消失をきたさない。
2: 脱力発作は全般発作に分類される。
3: Jackson発作では無意識に歩き回る。
4: 運転免許の取得は認められていない。
5: 熱性けいれんの半数以上はてんかんに移行する。
小児期に突然数秒間、意識の消失のみがみられる発作はどれか。
1: 欠神発作
2: 強直間代発作
3: ジャクソン発作
4: ミオクロニー発作
5: 精神運動発作
作業療法中に瞬間的に全身がピクッとするようなけいれんが起こったが意識は保たれている。このてんかん発作はどれか。
1: 脱力発作
2: 欠神発作
3: 複雑部分発作
4: Jackson型発作
5: ミオクロニー発作
てんかんについて正しいのはどれか。2つ選べ。
1: 単純部分発作は意識障害がみられる。
2: 欠神発作は過換気によって誘発される。
3: 特発性てんかんは脳の器質的病変が特定できる。
4: 複雑部分発作は側頭葉てんかんに多くみられる。
5: 全般発作は発作開始時にてんかん放電が大脳半球の片側にとどまっている。
作業療法中に、瞬間的に全身がビクッとするようなけいれんが起こったが、意識は保たれていた。このてんかん発作はどれか。
1: 脱力発作
2: 複雑部分発作
3: 欠神発作
4: ミオクロニー発作
5: 強直間代発作
てんかん発作にみられて、失神にみられないのはどれか。
1: 意識消失
2: 脳波異常
3: 前駆症状
4: 低血圧
5: 健忘
てんかん患者が作業療法中に口をもぐもぐさせて、無目的な動作を10秒間繰り返した。この発作はどれか。
1: ジャクソン型発作
2: ミオクロニー発作
3: 欠神発作
4: 複雑部分発作
5: 強直間代発作
てんかんで知的障害を伴うのはどれか。
1: 側頭葉てんかん
2: Jacksonてんかん
3: 小児欠神てんかん
4: 覚醒時大発作てんかん
5: Lennox-Gastaut症候群
知的障害のあるてんかん患者が作業療法中に両上肢を挙上したまま十数秒間つっぱり続け、呼びかけても返答がなかった。この発作はどれか。
1: ミオクロニー発作
2: 単純部分発作
3: 欠神発作
4: 強直発作
5: 間代発作
てんかん患者が絵画作業中に突然動作が止まり筆を落としたが、数秒後には作業を再開した。考えられるのはどれか。
1: 欠神発作
2: 精神運動発作
3: 強直間代発作
4: ジャクソン発作
5: ミオクロニー発作
てんかんで正しいのはどれか。
1: 部分発作は全般発作より治療によって抑制されやすい。
2: ミオクロニー発作は全般発作に分類される。
3: 単純部分発作は数秒間の意識減損を伴う。
4: 熱性けいれんの半数以上はてんかんに移行する。
5: てんかん患者の自動車運転は生涯禁止されている。
てんかん患児が、作業中に動作が突然止まってぼんやりとしたが、数秒後には作業を再開した。考えられるのはどれか。
1: 強直間代発作
2: ミオクロニー発作
3: 欠神発作
4: 複雑部分発作
5: 脱力発作
解離性けいれん発作について正しいのはどれか。
1: 誘因なく突然起こる。
2: 睡眠中には起こらない。
3: 発作持続時間は数分程度である。
4: 発作時に意識は完全に消失する。
5: 転倒による打撲傷が頻繁にみられる。
30歳のてんかん患者。陶芸作業中、突然動作が止まりぼんやりして口をもぐもぐさせていた。しばらくして、再び陶芸作業を始めた。作業療法士が尋ねると「昔見た光景がありありと目に浮かんできた」と答えた。考えられる発作はどれか。
1: 強直間代発作
2: 複雑部分発作
3: 欠神発作
4: ジャクソン発作
5: ミオクロニー発作
神経症性障害の作業療法場面でみられないのはどれか。
1: 注意転導
2: 過換気症候群
3: 解離症状
4: 演技的行動
5: 強迫行為
欠神発作について正しいのはどれか。
1: 知的障害を伴う。
2: チアノーゼを伴う。
3: 学童期の発症が多い。
4: 部分発作に分類される。
5: けいれんは一側上肢から全身に広がる。
せん妄に関して誤っているのはどれか。
1: 意識障害である。
2: 日内変動がある。
3: 健忘症状を伴う。
4: 非可逆的である。
5: 睡眠障害を伴う。
てんかんの複雑部分発作の特徴で正しいのはどれか。
1: 自動症がみられる。
2: 短い意識消失が突然生じる。
3: 強直間代けいれんが起こる。
4: 自律神経症状が10秒から数分続く。
5: けいれんが手から腕、足へと移動する。
てんかんについて正しいのはどれか。
1: 単純部分発作では意識障害を伴う。
2: 複雑部分発作では自動症がみられる。
3: 高齢になるとてんかんの発症率は低下する。
4: 症候性てんかんは特発性てんかんに比べ予後が良い。
5: 認知症をきたす変性疾患がてんかんの原因となることはない。