第45回午後第94問の類似問題

第44回午後:第74問

正しい組合せはどれか。2つ選べ。  

1: 性腺刺激ホルモン − Cushing病

2: 甲状腺ホルモン − Basedow病

3: プロラクチン − Addison病

4: オキシトシン − 尿崩症

5: 成長ホルモン − 末端肥大症

第39回午後:第32問

肝臓の機能で誤っているのはどれか。  

1: グリコーゲンの合成

2: 尿素の合成

3: グルカゴンの分泌

4: 胆汁の分泌

5: 蛋白質の合成

第35回午後:第7問

副腎について正しいのはどれか。  

1: 右副腎静脈は右腎静脈を介して下大静脈に移行する。

2: 左副腎は右副腎よりも1/2椎体高い位置にある。

3: 髄質は糖質コルチコイドを分泌する。

4: 皮質は抗利尿ホルモンを分泌する。

5: 髄質は中胚葉に由来する。

第55回午前:第48問

廃用症候群の症状と予防法の組合せで誤っているのはどれか。  

1: 起立性低血圧――離床

2: 筋力低下――――神経筋電気刺激

3: 骨萎縮―――――機能的電気刺激

4: 褥瘡――――――体位変換

5: 深部静脈血栓――弾性ストッキング

第57回午前:第37問

廃用症候群における症状と治療の組合せで正しいのはどれか。  

1: 筋萎縮―――――――装具固定

2: 骨萎縮―――――――機能的電気刺激

3: 下腿浮腫――――――安静保持

4: 起立性低血圧――――塩分制限

5: 深部静脈血栓症―――抗凝固療法

  • 答え:5
  • 解説:廃用症候群は、長期間の安静や不活動によって筋肉や骨が萎縮し、機能が低下する症状です。適切な治療法を選択することが重要です。
  • 筋萎縮に対して装具固定は適切ではありません。装具固定は関節を安静に保つために使用されますが、筋萎縮の治療にはダイナミックスプリントのように伸張力を発生できるものが適しています。
  • 骨萎縮に対して機能的電気刺激は適切ではありません。機能的電気刺激は運動神経を電気刺激で興奮を調整し、骨格筋の収縮を促すため、筋萎縮の予防や神経-筋の再教育に用いられます。
  • 下腿浮腫に対して安静保持は適切ではありません。安静によって筋収縮による血管へのポンプ作用が働かずに浮腫が生じます。適切な治療法は、適度な運動や圧迫療法などです。
  • 起立性低血圧に対して塩分制限は適切ではありません。塩分制限は高血圧に対して行われます。廃用が原因の起立性低血圧には、姿勢変化前に下肢を運動させることや弾性包帯等で静脈を軽く圧迫して血圧低下を予防する方法が適切です。
  • 深部静脈血栓症に対して抗凝固療法は適切です。ヘパリンなどの抗凝固剤は、トロンビン、プロトロンビンなどの血液凝固因子に作用して血液凝固を妨げるため、不動により生じた血栓を治療するのに有効です。
  • 科目:認知症・高齢者障害
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第43回午後:第31問

腎臓の機能で誤っているのはどれか。  

1: 原尿の99%は尿細管で再吸収される。

2: ナトリウムは主に近位尿細管で再吸収される。

3: カリウムは主に遠位尿細管で再吸収される。

4: 傍糸球体細胞からレニンを分泌する。

5: 間質細胞からエリスロポエチンを分泌する。

第49回午前:第94問

身体障害者障害程度等級表による内部障害でないのはどれか。  

1: 代謝機能障害

2: 心臓機能障害

3: 小腸機能障害

4: 膀胱機能障害

5: 呼吸器機能障害

第54回午前:第64問

交感神経の機能で正しいのはどれか。  

1: 膵液分泌を促進する。

2: 心収縮力を減少させる。

3: 直腸平滑筋を収縮させる。

4: 水晶体の厚さを減少させる。

5: 肝臓でのグリコーゲン合成を促進する。

  • 答え:4
  • 解説:交感神経は、ストレスや緊張時に働く神経で、体を活性化させる働きがあります。この問題では、交感神経の機能に関する正しい選択肢を選ぶことが求められています。
  • 選択肢1は間違いです。交感神経の作用により、膵液の分泌は減少します。逆に副交感神経が働くと、膵液分泌が促進されます。
  • 選択肢2は間違いです。交感神経の作用により、心収縮力は増加します。これにより、血流が増加し、体全体に酸素や栄養が届くようになります。
  • 選択肢3は間違いです。交感神経の作用により、直腸平滑筋の運動は減少します。一方、括約筋は収縮するため、便通が抑制されます。
  • 選択肢4は正しいです。交感神経の作用により、毛様体筋は弛緩し、水晶体の厚さが減少します。これにより、遠方にピントを合わせるようになります。これは、遠くのものを見る際に必要な調節機能です。
  • 選択肢5は間違いです。交感神経の作用により、肝臓ではグリコーゲン分解(糖新生)が行われます。これにより、血糖値が上昇し、エネルギーが供給されます。
  • 科目:生理学(筋・感覚・神経系)
  • 重要度:プレミアム特典
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第34回午後:第32問

下垂体前葉から分泌されるホルモンで誤っているのはどれか。  

1: 抗利尿ホルモン

2: プロラクチン

3: 甲状腺刺激ホルモン

4: 卵胞刺激ホルモン

5: 成長ホルモン

第51回午後:第84問

身体障害者障害程度等級表による内部障害でないのはどれか。  

1: 小腸機能障害

2: 心臓機能障害

3: 代謝機能障害

4: 膀胱機能障害

5: 呼吸器機能障害

第42回午後:第25問

副交感神経優位時の臓器とその働きとの組合せで誤っているのはどれか。  

1: 眼-縮瞳

2: 心臓-心拍数減少

3: 肝臓-グリコーゲン分解

4: 膵臓-膵液分泌

5: 膀胱-排尿筋収縮

第34回午後:第94問

副腎皮質ステロイド薬の副作用で誤っているのはどれか。  

1: 骨粗鬆症

2: 筋肥大

3: 免疫能低下

4: 耐糖能低下

5: 精神症状

第55回午前:第93問

尿毒症で正しいのはどれか。  

1: 腎不全の初期にみられる。

2: 代謝性アシドーシスを示す。

3: 低カリウム血症を生じやすい。

4: 透析患者の死亡原因で最も多い。

5: 血清クレアチニン濃度は低下する。

  • 答え:2
  • 解説:尿毒症は腎臓の機能が高度に障害された結果生じる症状の総称であり、慢性腎不全が進行した後に生じる。尿毒症では、アニオンギャップが上昇する尿毒症性アシドーシスを生じる。
  • 選択肢1は間違いです。尿毒症は腎不全の初期ではなく、慢性腎不全が進行した後に生じます。
  • 選択肢2は正しいです。尿毒症では、アニオンギャップが上昇する尿毒症性アシドーシスを示します。
  • 選択肢3は間違いです。尿毒症では、高カリウム血症を生じやすいですが、低カリウム血症ではありません。
  • 選択肢4は間違いです。尿毒症は透析患者の死亡原因の一因ではありますが、最も多い死亡原因ではありません。感染症、心不全、脳血管障害、悪性腫瘍などが透析患者の死亡原因として多く見られます。
  • 選択肢5は間違いです。尿毒症では、窒素代謝産物が血中に蓄積するため、血清クレアチニン濃度は上昇します。
  • 科目:内部障害と臨床医学
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第45回午後:第76問

糖尿病で正しいのはどれか。  

1: 膵臓からのインスリンの分泌亢進によって起こる。

2: 糖尿病性腎症では血尿が特徴的である。

3: 診断のために経口ブドウ糖負荷試験を行う。

4: 血糖値が正常ならば尿糖陽性にならない。

5: HbA1Cはインスリン抵抗性の指標になる。

第57回午後:第77問

呼吸機能検査について正しいのはどれか。  

1: 呼吸筋力の低下で肺活量は低下する。

2: 気道抵抗が増加すると1秒率は上昇する。

3: 肺拡散能の低下では最大呼気流量は低下する。

4: 肺コンプライアンスが低下すると機能的残気量は増加する。

5: 換気血流比不均等では肺胞気-動脈血酸素分圧較差が低下する。

  • 答え:1
  • 解説:この問題では、呼吸機能検査に関する正しい選択肢を選ぶ必要があります。正しい選択肢は1で、呼吸筋力の低下で肺活量は低下するという事実を示しています。
  • 選択肢1は正しいです。呼吸筋力の低下が肺活量を低下させることは、呼吸機能検査で確認されることがあります。肺活量は、安静呼吸から最大呼気、最大吸気を行う呼気肺活量であり、呼吸能力によって肺活量が低下することがあります。
  • 選択肢2は間違いです。気道抵抗が増加すると、1秒率は低下します。1秒率は、努力肺活量測定の最初の1秒の努力呼気量であり、喘息や慢性閉鎖性肺疾患などで気道抵抗が増加すると1秒率は低下することがあります。
  • 選択肢3は間違いです。肺拡散能は、肺胞から毛細血管に酸素などのガスを供給する能力であり、最大呼気流量は呼出中の最大流量です。肺拡散能力の低下が最大呼気流量に直接的な影響を与えるわけではないため、この選択肢は誤りです。
  • 選択肢4は間違いです。肺コンプライアンスが低下すると、肺が硬くなっている状態を意味します。その結果、肺容量が低下し、機能的残気量も低下します。この選択肢は、機能的残気量が増加すると述べているため、誤りです。
  • 選択肢5は間違いです。換気血流比不均等は、ガス交換時の換気量と血液量のバランスが釣り合っていない状態を指します。この状態では、肺胞気-動脈血酸素分圧較差が増加するため、この選択肢は誤りです。
  • 科目:内部障害と臨床医学
  • 重要度:プレミアム特典
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第42回午前:第64問

第3腰髄節レベルまで機能残存の完全対麻痺患者における合併症で正しいのはどれか。2つ選べ。  

1: 褥 瘡

2: 体温調節障害

3: 神経因性膀胱

4: 起立性低血圧

5: 自律神経過反射

第37回午後:第34問

肝臓の機能で誤っているのはどれか。  

1: 胆汁の生成

2: グリコーゲンの合成

3: グルカゴンの分泌

4: 蛋白質の合成

5: 血液の貯蔵

第37回午後:第17問

誤っている組合せはどれか。  

1: 下垂体前葉-甲状腺刺激ホルモン

2: 下垂体後葉-副腎皮質刺激ホルモン

3: 副甲状腺-パラソルモン(PTH)

4: 副腎皮質-アルドステロン

5: 副腎髄質-アドレナリン

第36回午後:第66問

廃用症候群に含まれないのはどれか。  

1: 筋萎縮

2: 尿路結石

3: 骨粗鬆症

4: 反張膝

5: 体力低下