腹膜透析を継続している慢性腎不全患者について正しいのはどれか。
1: 貧血を合併しやすい。
2: 身体障害者手帳を取得できない。
3: 週に2回程度の通院が必要となる。
4: 透析導入後は運動制限が大きくなる。
5: 血液透析に比べて血圧変動が大きい。
腎不全における透析療法について正しいのはどれか。2つ選べ。
1: 透析対象者数は年々増加傾向にある。
2: 血液透析よりも腹膜透析の割合が多い。
3: 昼間透析よりも夜間透析の割合が多い。
4: 透析導入の原因疾患は糖尿病性腎症が最も多い。
5: 透析対象者の死亡原因として肝不全が最も多い。
肝臓の機能不全によって起こる病態でないのはどれか。
1: 黄疸
2: 腹水
3: 出血傾向
4: 意識障害
5: 高コレステロール血症
低蛋白血症の原因で適切でないのはどれか。
1: 飢餓
2: 骨折
3: 肝硬変症
4: ネフローゼ症候群
5: 潰瘍性大腸炎
腎透析患者の作業療法上の注意点で誤っているのはどれか。2つ選べ。
1: 糖尿病、動脈硬化症などの合併症が多い。
2: 安静時の脈拍と血圧とが心血管系の状態の指標として有用である。
3: 透析療法開始によって活動性の改善がみられる。
4: シャント造設で血流が増加した上肢の機能は改善する。
5: 透析当日は電解質異常のために不調になりやすい。
多発性骨髄腫に特徴的でないのはどれか。
1: 貧血
2: 腎障害
3: 易感染性
4: 病的骨折
5: 低カルシウム血症
多発性骨髄腫に特徴的でないのはどれか。
1: 貧血
2: 腎障害
3: 易感染性
4: 病的骨折
5: 低カルシウム血症
慢性腎不全患者に対する運動療法として正しいのはどれか。
1: 運動によって腎血流は増加する。
2: 血液透析日にも運動療法が行われる。
3: 運動療法によって糸球体濾過量が改善する。
4: 下肢の浮腫には起立台での起立練習が有効である。
5: 病期分類ステージ5の症例では5~6 METsの運動が適応となる。
慢性腎不全患者に対する運動療法として正しいのはどれか。
1: 高血圧症合併例では等尺性運動を避ける。
2: 運動負荷の指標に自覚的強度は適切でない。
3: 腹膜透析(CAPD)導入後は歩行訓練を避ける。
4: むずむず足症候群では下肢運動は禁忌となる。
5: 下肢の浮腫には起立台での起立訓練が有効である。
慢性腎臓病で正しいのはどれか。
1: 若年者に多い。
2: 血清クレアチニンは筋量に影響を受ける。
3: 蛋白尿の評価には随時尿のみ用いられる。
4: レジスタンストレーニングは禁忌である。
5: 推算糸球体濾過量〈eGFR〉は4つの段階に分類される。
高血圧がみられないのはどれか。
1: 慢性糸球体腎炎
2: 原発性アルドステロン症
3: 褐色細胞腫
4: 妊娠中毒症
5: 頸動脈洞症候群
透析患者で正しいのはどれか。
1: 透析導入の原因疾患のうち慢性糸球体腎炎の割合は年々増加している。
2: 透析患者数はこの10年間減少し続けている。
3: 身体活動量の低下は生命予後を悪化させる。
4: 透析導入は腹膜透析が最も多い。
5: 死因の第一位は悪性腫瘍である。
尿毒症で正しいのはどれか。
1: 腎不全の初期にみられる。
2: 代謝性アシドーシスを示す。
3: 低カリウム血症を生じやすい。
4: 透析患者の死亡原因で最も多い。
5: 血清クレアチニン濃度は低下する。
多発性骨髄腫にみられるのはどれか。
1: 肝障害
2: 病的骨折
3: 赤血球増多
4: 血清総蛋白量減少
5: 低カルシウム血症
末梢血に大型の赤血球が出現するのはどれか。
1: 再生不良性貧血
2: 消化管出血
3: 鉄欠乏性貧血
4: 溶血性貧血
5: 葉酸欠乏性貧血
血栓形成の原因で適切でないのはどれか。
1: 動脈硬化症
2: 静脈瘤
3: ビタミンC欠乏
4: 赤血球増加症
5: 心臓弁膜症
肝硬変の症状で誤っているのはどれか。
1: 黄疸
2: 高アンモニア血症
3: 脾腫
4: 食道静脈瘤
5: 血小板増多
廃用症候群で誤っているのはどれか。
1: 血液粘稠度の低下
2: 一回心拍出量の低下
3: 安静時心拍数の増加
4: 最大換気量の減少
5: 腸管蠕動運動の低下
慢性関節リウマチで誤っているのはどれか。
1: 半数以上の患者が高度障害となる。
2: 血沈値の亢進がみられる。
3: 慢性で進行性である。
4: 朝のこわばりがみられる。
5: 骨・関節の破壊を生じる。
多発性硬化症患者の作業療法評価として適切でないのはどれか。
1: 副腎皮質ステロイド薬投与の有無を知る。
2: 症状の変化に伴いADLを再評価する。
3: 開始にあたり視力に関する情報を得る。
4: 症状の進行によって生じる患者の不安を聞く。
5: 上下肢の筋萎縮の分布を定期的に評価する。