寒冷療法の目的で適切でないのはどれか。
1: 疼痛の軽減
2: 有痛性スパズムの軽減
3: 痙縮の低下
4: レイノー現象の緩和
5: 循環の改善
人の体温調節について誤っているのはどれか。
1: 皮膚血流量を増加させて、体温を上げる。
2: 運動による発汗は、熱放散のシステムである。
3: 体温が低いと筋肉を収縮させ、熱を発生させる。
4: 発熱するときは、ふるえの反応を起こす。
5: 深部体温は腋窩温より高い。
高齢者の身体特徴で誤っているのはどれか。
1: 高音域の聴力低下
2: 肺の残気量減少
3: 収縮期血圧の上昇
4: 消化管通過時間の延長
5: 関節軟骨の変性
高齢者にみられる変化で正しいのはどれか。
1: 骨吸収は停止する。
2: 残気量は減少する。
3: 収縮期血圧は下降する。
4: 水晶体は蛋白変性する。
5: 皮膚の痛み閾値は低下する。
肝硬変について正しいのはどれか。
1: 門脈圧が亢進する。
2: 血小板が増加する。
3: 胆汁分泌が増加する。
4: 血清g -グロブリンが低下する。
5: 血中アンモニアが低下する。
末梢循環障害と関連因子の組合せで誤っているのはどれか。
1: Buerger(バージャー)病 - 喫煙
2: 解離性大動脈瘤 - アテローム硬化
3: 下腿静脈瘤 - 妊娠
4: 血栓性静脈炎 - 長期臥床
5: 結節性多発動脈炎 - 糖尿病
ギラン・バレー症候群で誤っているのはどれか。
1: 脱髄性の末梢神経障害
2: 感冒様の前駆症状
3: 深部腱反射の消失
4: 髄液中の細胞数増加
5: 四肢遠位部の筋力低下
末梢組織への酸素供給を増やすのはどれか。
1: pHの低下
2: 体温の低下
3: PCO2の低下
4: 赤血球数減少
5: ヘモグロビン濃度減少
水治療法の温度と生理学的反応との組合せで誤っているのはどれか。
1: 10℃-局所の痙縮抑制
2: 20℃-血圧上昇
3: 34℃-酸素消費量増大
4: 38℃-血管拡張
5: 42℃-心拍数増加
萎縮の機序で誤っている組合せはどれか。
1: 長期臥床による筋萎縮 - 廃用
2: 水頭症による大脳萎縮 - 持続的圧迫
3: 総腸骨動脈狭窄による筋萎縮 - 血流の減少
4: 末梢神経損傷による筋萎縮 - 神経支配の消失
5: 下垂体腫瘍による視神経萎縮 - 内分泌刺激の減少
ショックの初期症状として誤っているのはどれか。
1: 動脈圧の低下
2: 心拍数の増加
3: 呼吸数の減少
4: 冷汗の出現
5: 尿量の減少
深部静脈血栓症の理学療法で適切でないのはどれか。
1: 冷却・氷冷
2: 下肢関節運動
3: 弾力ストッキングの使用
4: 間欠的空気圧迫法
5: 早期離床
関節の慢性炎症で誤っているのはどれか。
1: 骨塩量の減少
2: 軟骨の変性
3: 組織内の好中球集積
4: 結合織の増殖
5: 血管の増生
肝臓の機能不全によって起こる病態でないのはどれか。
1: 黄疸
2: 腹水
3: 出血傾向
4: 意識障害
5: 高コレステロール血症
脳塞栓の直接的な原因となるのはどれか。
1: 低血圧
2: 低色素性貧血
3: 狭心症
4: 心室性期外収縮
5: 心弁膜症
骨粗鬆症の成因で誤っているのはどれか。
1: 閉経
2: 慢性腎不全
3: 男性ホルモンの投与
4: 過度のアルコール摂取
5: 副腎皮質ホルモンの投与
うっ血性心不全の急性増悪時にみられるのはどれか。2つ選べ。
1: 浮 腫
2: 四肢冷感
3: 体重減少
4: 頸静脈圧低下
5: 高ナトリウム血症
交代浴で誤っているのはどれか。
1: 上下肢に対して部分浴槽を用いる。
2: 水温を急速に変えて血管反応を誘発する。
3: 温浴では38~40℃とする。
4: 冷浴では8~10℃とする。
5: 腫脹を伴う慢性炎症症状に用いる。
交感神経が優位に働いたときの反応で誤っているのはどれか。
1: 瞳孔の散大
2: 心拍数の増加
3: 収縮期血圧の上昇
4: 皮膚動脈の収縮
5: 排尿筋の収縮
肝硬変の症状で誤っているのはどれか。
1: 黄疸
2: 高アンモニア血症
3: 脾腫
4: 食道静脈瘤
5: 血小板増多