温熱療法の効果で誤っているのはどれか。
1: 血管の拡張
2: 筋緊張の低下
3: 発汗の増加
4: 脈拍数の増加
5: 分時換気量の減少
交代浴で誤っているのはどれか。
1: 上下肢に対して部分浴槽を用いる。
2: 水温を急速に変えて血管反応を誘発する。
3: 温浴では38~40℃とする。
4: 冷浴では8~10℃とする。
5: 腫脹を伴う慢性炎症症状に用いる。
環境温度の低下による生体反応で正しいのはどれか。2つ選べ。 ア.皮膚血管の収縮イ.血圧の低下ウ.体熱産生の抑制エ.立毛筋の弛緩オ.熱放散の抑制
1: ア
2: イ
3: ウ
4: エ
5: オ
局所の寒冷による生理的作用について誤っているのはどれか。
1: 反応性の血管拡張
2: 筋代謝の亢進
3: 疼痛閾値の上昇
4: 神経伝導速度の低下
5: 結合組織弾性の低下
局所寒冷療法中の生理的作用で誤っているのはどれか。
1: 消化管血流低下
2: 疼痛軽減
3: 浮腫軽減
4: 神経伝導速度低下
5: 痙縮抑制
体温上昇に伴う生体反応について正しいのはどれか。
1: 発汗増加
2: 呼吸抑制
3: 気管支収縮
4: 立毛筋収縮
5: 皮膚血管収縮
寒冷療法の作用はどれか。2つ選べ。
1: 痙縮の減少
2: 代謝率の上昇
3: 痛覚閾値の上昇
4: 初期の血流増加
5: 軟部組織の伸展性増加
体温で誤っているのはどれか。
1: 午前に比べ午後が高い。
2: 呼気は熱放散に関与する。
3: 血管収縮で熱放散が増加する。
4: 交感神経活動は放熱を防止する。
5: 高齢者は小児より低い。
水中運動療法の作用と効果について正しいのはどれか。
1: 静水圧は静脈還流を増大させる。
2: 動水圧の大きさは運動速度に反比例する。
3: 皮膚からの感覚フィードバックを受けにくい。
4: 水中での身体の熱喪失量は空気中に比べて小さい。
5: 静水圧は呼気時の胸郭運動には抵抗として作用する。
人の体温調節について誤っているのはどれか。
1: 皮膚血流量を増加させて、体温を上げる。
2: 運動による発汗は、熱放散のシステムである。
3: 体温が低いと筋肉を収縮させ、熱を発生させる。
4: 発熱するときは、ふるえの反応を起こす。
5: 深部体温は腋窩温より高い。
寒冷療法の作用で正しいのはどれか。
1: 痛覚閾値の低下
2: 血液粘稠度の低下
3: 毛細血管透過性の亢進
4: 組織の酸素需要量の減少
5: α運動ニューロンの活動抑制
温熱の効果でないのはどれか。
1: 鎮痛
2: 鎮痙
3: 浮腫抑制
4: 組織代謝亢進
5: 局所血流量増加
体温で正しいのはどれか。
1: 血管収縮で熱放散が低下する。
2: 呼気は熱放散を減少させる。
3: 体温調節中枢は小脳にある。
4: 高齢者は小児よりも高い。
5: 午前よりも午後が低い。
血圧降下薬としての作用機序で適切なのはどれか。
1: 利尿
2: 心拍数増加
3: 心拍出量増大
4: 血管平滑筋収縮
5: ナトリウム貯留
リハビリテーション医療における安全管理・推進のためのガイドライン2006に基づく、積極的なリハビリテーションを実施しない場合はどれか。
1: 安静時脈拍130/分
2: 安静時体温37.5˚C
3: 安静時酸素飽和度92%
4: 安静時収縮期血圧160 mmHg
5: 安静時拡張期血圧100 mmHg
初発の多発性硬化症患者の作業療法で適切でないのはどれか。 ア.環境温度を25℃以下に設定する。イ.視覚障害に対して点字訓練を開始する。ウ.漸増抵抗運動での筋力増強訓練を行う。エ.痙縮筋の持続伸張を行う。オ.抑うつに対して心理的サポートを行う。
1: ア、イ
2: ア、オ
3: イ、ウ
4: ウ、エ
5: エ、オ
寒冷療法が痙縮を低下させる機序はどれか。
1: 筋組織の代謝の増大
2: 毛細血管透過性の増大
3: γ神経線維の伝導速度の低下
4: δ神経線維の伝導速度の低下
5: 筋紡錘からの求心性放電の増大
寒冷が生体に及ぼす影響で誤っているのはどれか。
1: 疼痛閾値の低下
2: 末梢血管の収縮
3: 末梢神経伝導速度の遅延
4: 代謝の抑制
5: 浮腫の抑制
水の物理的特性で水中運動療法における生理的な作用に影響しないのはどれか。
1: 水圧
2: 浮力
3: 抵抗
4: 屈折
5: 熱伝導率
交感神経が優位に働いたときの反応で誤っているのはどれか。
1: 心拍数の増加
2: 皮膚血管の収縮
3: 瞳孔の散大
4: 排尿筋の収縮
5: 収縮期血圧の上昇