インスリンの作用でないのはどれか。
1: 肝臓でブドウ糖をグリコーゲンに変える。
2: 脂肪組織へのブドウ糖の取り込みを促進する。
3: 脂肪組織で中性脂肪の合成を促進する。
4: 筋組織へブドウ糖の取り込みを促進する。
5: 筋組織で蛋白質の分解を促進する。
肝臓の機能で誤っているのはどれか。
1: グリコーゲンの合成
2: 尿素の合成
3: グルカゴンの分泌
4: 胆汁の分泌
5: 蛋白質の合成
肝臓の機能で誤っているのはどれか。
1: 胆汁の生成
2: グリコーゲンの合成
3: グルカゴンの分泌
4: 蛋白質の合成
5: 血液の貯蔵
組織の傷害による炎症反応で誤っているのはどれか。
1: ヒスタミンの放出
2: 毛細血管の拡張
3: 血管壁の透過性亢進
4: リンパ球の貪食
5: 結合組織による修復
副交感神経優位時の臓器とその働きとの組合せで誤っているのはどれか。
1: 眼-縮瞳
2: 心臓-心拍数減少
3: 肝臓-グリコーゲン分解
4: 膵臓-膵液分泌
5: 膀胱-排尿筋収縮
内分泌物質の作用で正しいのはどれか。
1: バソプレシンは尿量増加に働く。
2: 上皮小体ホルモンは血中Caを増加させる。
3: 甲状腺ホルモンは基礎代謝率を低下させる。
4: インスリンはグルコースの細胞内取り込みを阻害する。
5: 副腎皮質ホルモンは糖新生(グルコース産生)を阻害する。
誤っている組合せはどれか。
1: 充血-局所の静脈血の充満
2: 浮腫-細胞外液の増加
3: 萎縮-細胞数・細胞体積の減少
4: 壊死-局所組織の崩壊
5: 化生-他の組織・細胞への転換
交感神経の作用について正しい組合せはどれか。
1: 瞳孔-散大
2: 気管支-収縮
3: 皮膚血管-拡張
4: 消化腺-分泌亢進
5: 内尿道括約筋-弛緩
正しいのはどれか。
1: レプチンは摂食行動を促進する。
2: インスリンは血糖値を上昇させる。
3: バソプレシンは尿量を増加させる。
4: 甲状腺ホルモンは体温を上昇させる。
5: 上皮小体ホルモンは骨塩量を増加させる。
生理的老化について誤っている組合せはどれか。
1: 視覚-水晶体の蛋白変性が起こる。
2: 聴覚-高い声の方が聞き取りやすい。
3: 筋-持久力より先に瞬発力が低下する。
4: 骨-骨梁が吸収される。
5: 肺-残気量が増加する。
正しいのはどれか。
1: 交感神経興奮はエピネフリン分泌を促進する。
2: 副交感神経興奮はインスリン分泌を抑制する。
3: 血糖値上昇はグルカゴン分泌を促進する。
4: 血漿浸透圧の低下はバゾプレッシン分泌を促進する。
5: 血中Ca濃度の低下はカルシトニン分泌を促進する。
臥床による筋への影響として正しいのはどれか。
1: 最大筋腹の太さは保たれる。
2: 手内筋は数日で著明な筋力低下が生じる。
3: 上肢筋に比べ下肢筋で筋力低下が大きい。
4: 下肢筋では1週間に50%の筋力低下が生じる。
5: 筋細胞膜のアセチルコリン感受性の増強が生じる。
超音波(連続波)療法の生理的作用で誤っているのはどれか。
1: 結合織の伸張性の増大
2: 代謝の亢進
3: 神経伝導速度の増大
4: 関節内温度の上昇
5: 筋緊張の亢進
局所の寒冷による生理的作用について誤っているのはどれか。
1: 反応性の血管拡張
2: 筋代謝の亢進
3: 疼痛閾値の上昇
4: 神経伝導速度の低下
5: 結合組織弾性の低下
慢性炎症で誤っているのはどれか。
1: 起炎体の持続的作用による。
2: 結合組織の増殖が著明である。
3: 肉芽腫形成を伴う。
4: 細胞浸潤は好中球が主体である。
5: マクロファージ系細胞が出現する。
内分泌器官と分泌されるホルモンの組合せで誤っているのはどれか。
1: 松果体 - カルシトニン
2: 視床下部 - ソマトスタチン
3: 副腎皮質 - コルチゾール
4: 下垂体前葉 - 成長ホルモン
5: 下垂体後葉 - バソプレシン
副腎皮質ステロイド薬の副作用で誤っているのはどれか。
1: 骨粗鬆症
2: 筋肥大
3: 免疫能低下
4: 耐糖能低下
5: 精神症状
交感神経の機能で正しいのはどれか。
1: 膵液分泌を促進する。
2: 心収縮力を減少させる。
3: 直腸平滑筋を収縮させる。
4: 水晶体の厚さを減少させる。
5: 肝臓でのグリコーゲン合成を促進する。
内分泌器官とホルモンとの組合せで誤っているのはどれか。
1: 下垂体前葉-成長ホルモン
2: 下垂体後葉-抗利尿ホルモン
3: 甲状腺-サイロキシン
4: 膵臓-インスリン
5: 副腎皮質-アドレナリン
運動負荷による生体反応で誤っているのはどれか。
1: 脳血流は増加する。
2: 冠血流は増加する。
3: 肝血流は減少する。
4: 筋血流は増加する。
5: 皮膚血流は増加する。