第50回午前第63問の類似問題

第52回午後:第63問

運動時の循環反応で誤っているのはどれか。  

1: 脳血流量は減少する。

2: 腎血流量は減少する。

3: 静脈還流量は増加する。

4: 分時心拍出量は増加する。

5: 骨格筋の血流量は増加する。

第46回午前:第63問

運動時の生体反応で正しいのはどれか。  

1: 腎血流は増加する。

2: 脳血流は増加する。

3: 冠血流は増加する。

4: 拡張期血圧は低下する。

5: 酸素含有量の動静脈較差は減少する。

第49回午後:第63問

運動負荷による臓器への血流配分について正しいのはどれか。  

1: 冠血流は減少する。

2: 肝血流は減少する。

3: 腎血流は増加する。

4: 脳血流は増加する。

5: 皮膚血流は減少する。

第51回午前:第64問

運動時の変化について正しいのはどれか。  

1: 脳の血流量が増加する。

2: 皮膚血流量が減少する。

3: 内臓血管の拡張が起こる。

4: 骨格筋の血管収縮が起こる。

5: 心臓への静脈還流量が増加する。

第38回午後:第35問

自転車エルゴメータ運動負荷による反応で誤っているのはどれか。  

1: 拡張期血圧の上昇

2: 心拍数の増加

3: 冠血流量の増加

4: 静脈環流の減少

5: 下肢筋群の血流増加

第53回午前:第75問

運動時の生体反応で正しいのはどれか。  

1: 冠血流は低下する。

2: 腎血流は増加する。

3: グリコーゲン分解が促進される。

4: 尿へのナトリウム排泄は促進される。

5: 酸素含有量の動静脈較差は減少する。

  • 答え:3
  • 解説:運動時には、冠血流が増加し、腎血流が低下し、グリコーゲン分解が促進され、尿へのナトリウム排泄が減少し、酸素含有量の動静脈較差が増加する。
  • 選択肢1は間違いです。運動時には冠血流が増加する。これは、カテコラミン(エピネフリン、ノルエピネフリン)の働きにより心拍数と収縮力が増加し、心拍出量が増加するためです。
  • 選択肢2は間違いです。運動時には、腎臓など機能を一時停止してもよい内臓器官への血流は低下する。これは、運動時には筋肉への血流が優先されるためです。
  • 選択肢3は正しいです。運動により、筋肉内のグリコーゲン分解は促進される。これは、運動時に筋肉がエネルギーを必要とするため、グリコーゲンが分解されてグルコースが生成されることでエネルギーが供給されるからです。
  • 選択肢4は間違いです。運動により、尿細管でのナトリウムの再吸収が高まるため、尿へのナトリウム排泄は減少する。これは、運動時には体内の水分と電解質のバランスを維持するためです。
  • 選択肢5は間違いです。運動時には酸素含有量の動静脈較差が増加する。これは、筋活動の組織レベルでPCO2、H+イオン濃度、血液温度が上昇し、その結果ヘモグロビン酸素解離曲線が右方に偏位するため、組織での酸素放出が促進されるからです。
  • 科目:運動学
  • 重要度:プレミアム特典
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第42回午後:第39問

運動時の循環制御で誤っているのはどれか。  

1: 心臓血管系は筋の代謝需要に対応できるように働く。

2: 交感神経は神経性制御に関与する。

3: 皮膚と内臓では血管の収縮が起こる。

4: 激しい運動時の心拍出量は安静時の5倍に増加する。

5: 局所の酸素分圧上昇は活動筋への血流を増加させる。

第37回午後:第23問

交感神経が優位に働いたときの反応で誤っているのはどれか。  

1: 心拍数の増加

2: 皮膚血管の収縮

3: 瞳孔の散大

4: 排尿筋の収縮

5: 収縮期血圧の上昇

第41回午後:第25問

交感神経が優位に働いたときの反応で誤っているのはどれか。  

1: 瞳孔の散大

2: 心拍数の増加

3: 収縮期血圧の上昇

4: 皮膚動脈の収縮

5: 排尿筋の収縮

第47回午後:第68問

体温上昇に伴う生体反応について正しいのはどれか。  

1: 発汗増加

2: 呼吸抑制

3: 気管支収縮

4: 立毛筋収縮

5: 皮膚血管収縮

第44回午前:第97問

激しい運動時の呼吸循環応答で減少するのはどれか。  

1: 脈 圧

2: 腎血流量

3: 脳血流量

4: 1回換気量

5: 動静脈酸素較差

第54回午後:第60問

頸動脈洞反射で正しいのはどれか。  

1: 血圧が上昇する。

2: 心拍数が増加する。

3: 求心路は舌下神経を介する。

4: 遠心路は迷走神経を介する。

5: 血中酸素濃度の上昇によって生じる。

  • 答え:4
  • 解説:頸動脈洞反射は、血圧の変化を感知し、交感神経・副交感神経を介して血圧を元のレベルに戻す反射である。求心路は舌咽神経を介し、遠心路は迷走神経を介する。
  • 選択肢1は間違いです。頸動脈洞反射により血圧は低下する。呼吸抑制も生じる。
  • 選択肢2は間違いです。頸動脈洞反射により心拍数は減少する。
  • 選択肢3は間違いです。求心路は舌咽神経を介する。
  • 選択肢4は正しいです。遠心路は迷走神経を介する。頸動脈洞の感受性が亢進すると、迷走神経の過剰な反射により、頸動脈洞失神を起こす。
  • 選択肢5は間違いです。頸動脈洞反射は、頸動脈洞に存在する動脈圧受容器が血圧の変化を感知することで生じる。一方、頸動脈小体は、血液の酸素分圧の低下を感受する。
  • 科目:生理学(筋・感覚・神経系)
  • 重要度:プレミアム特典
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第36回午後:第48問

運動トレーニング効果で正しいのはどれか。  

1: インスリン感受性の低下

2: 血中カテコラミン値の増加

3: 拡張期血圧の上昇

4: 1回換気量の低下

5: 1回心拍出量の増加

第54回午前:第42問

軽い運動から激しい運動へと運動強度を徐々に増加させるときの正常な循環応答で正しいのはどれか。  

1: 運動中の心拍数変化は主に副交感神経活動の亢進によって生じる。

2: 運動強度の増加に伴い心筋への血流配分率が大幅に増加する。

3: 運動強度が増加しても動脈血酸素含量はほぼ一定である。

4: 運動開始から軽い運動中の心拍出量増加は主に心拍数の増加によって生じる。

5: 中等度から激しい運動中の一回拍出量は直線的に増加する。

第38回午後:第24問

副交感神経が優位に働いたときの反応で正しいのはどれか。  

1: 皮膚血管収縮

2: 心拍数増加

3: 収縮期血圧上昇

4: 消化管運動亢進

5: 瞳孔散大

第35回午前:第76問

局所の寒冷による生理的作用について誤っているのはどれか。  

1: 反応性の血管拡張

2: 筋代謝の亢進

3: 疼痛閾値の上昇

4: 神経伝導速度の低下

5: 結合組織弾性の低下

第49回午前:第62問

頸動脈洞反射で正しいのはどれか。  

1: 頻脈になる。

2: 血圧が上昇する。

3: 化学的刺激によって生じる。

4: 求心路は舌下神経を介する。

5: 遠心路は迷走神経を介する。

第41回午後:第30問

心拍の変動で正しいのはどれか。  

1: 深い吸気時に減少する。

2: 血圧低下で減少する。

3: 静脈還流量増加で増加する。

4: 脳圧の上昇で増加する。

5: 怒りで減少する。

第43回午前:第57問

激しい運動によって単位時間当たりの血液量が減少する器官・組織はどれか。  

1: 脳

2: 肺

3: 心筋

4: 腎臓

5: 骨髄

第34回午後:第35問

血圧調節のメカニズムについて誤っているのはどれか。  

1: 血圧が上がると、化学受容体の興奮性が高くなる。

2: 血圧が上がると、迷走神経の興奮によって心拍出量が減少する。

3: 血圧が下がると、脈拍の増加が起こる。

4: 血圧が下がると、交感神経の興奮によって末梢血管の収縮が起こる。

5: 圧受容体は頸動脈洞にある。