第37回午後第50問の類似問題

第40回午後:第52問

誤っている組合せはどれか。  

1: 萎縮-正常な組織の縮小

2: アポトーシス-プログラムされた細胞死

3: 肥大-細胞数の増加

4: 過形成-組織の容量の増大

5: 化生-母組織が異なった組織に変化した状態

第38回午後:第51問

誤っている組合せはどれか。 ア.充 血-臓器の静脈血が滞留した状態イ.血栓症-血流により運ばれた物質が血管を閉塞した状態ウ.梗 塞-血管が閉塞し支配領域の組織が壊死を起こした状態エ.浮 腫-組織液が貯留し腫脹を起こした状態オ.出 血-赤血球を含む血液成分が血管外に流出した状態  

1: ア、イ

2: ア、オ

3: イ、ウ

4: ウ、エ

5: エ、オ

第34回午後:第50問

誤っているのはどれか。  

1: 細胞外液量のうち血管外成分の増加した状態を浮腫という。

2: うっ血性心不全による浮腫は全身に現れる。

3: 動脈性の血液が増える状態を充血という。

4: 静脈性の血液が増える状態をうっ血という。

5: 炎症による局所熱感はうっ血による。

第37回午後:第52問

誤っている組合せはどれか。  

1: 静脈瘤-静脈壁限局性拡張

2: 動脈硬化症-アテローム変性

3: 虚血性心疾患-冠動脈血栓

4: 糖尿病性網膜症-眼底部小動脈瘤

5: レイノー病-閉塞性血栓性血管炎

第40回午後:第53問

浮腫を説明するのはどれか。  

1: 血管透過性の低下

2: リンパ管の拡張

3: Na+と水分の貯留

4: 血漿蛋白量の増加

5: 毛細血管内圧の低下

第42回午後:第49問

萎縮の原因で誤っているのはどれか。  

1: 栄養の低下

2: 血液供給の減少

3: 対臓器の一側の欠損

4: 仕事負荷の消失

5: 内分泌刺激の消失

第45回午後:第75問

生理的加齢によって脳の容積が縮小しているときの細胞の状態はどれか。  

1: 壊死

2: 化生

3: 萎縮

4: 変性

5: 異形成

第43回午後:第50問

萎縮の機序で誤っている組合せはどれか。  

1: 長期臥床による筋萎縮 - 廃用

2: 水頭症による大脳萎縮 - 持続的圧迫

3: 総腸骨動脈狭窄による筋萎縮 - 血流の減少

4: 末梢神経損傷による筋萎縮 - 神経支配の消失

5: 下垂体腫瘍による視神経萎縮 - 内分泌刺激の減少

第39回午後:第49問

局所の急性炎症の反応過程で誤っているのはどれか。  

1: 組織の壊死

2: 毛細血管透過性の亢進

3: 好中球の集合

4: マクロファージの出現

5: 肉芽の形成

第41回午後:第36問

各組織とインスリンの作用との組合せで誤っているのはどれか。  

1: 筋肉-膜電位の上昇

2: 筋肉-蛋白合成の促進

3: 脂肪組織-糖の取り込み抑制

4: 肝臓-グリコーゲン分解の抑制

5: 皮膚-傷の治癒促進

第55回午前:第48問

廃用症候群の症状と予防法の組合せで誤っているのはどれか。  

1: 起立性低血圧――離床

2: 筋力低下――――神経筋電気刺激

3: 骨萎縮―――――機能的電気刺激

4: 褥瘡――――――体位変換

5: 深部静脈血栓――弾性ストッキング

第57回午前:第37問

廃用症候群における症状と治療の組合せで正しいのはどれか。  

1: 筋萎縮―――――――装具固定

2: 骨萎縮―――――――機能的電気刺激

3: 下腿浮腫――――――安静保持

4: 起立性低血圧――――塩分制限

5: 深部静脈血栓症―――抗凝固療法

  • 答え:5
  • 解説:廃用症候群は、長期間の安静や不活動によって筋肉や骨が萎縮し、機能が低下する症状です。適切な治療法を選択することが重要です。
  • 筋萎縮に対して装具固定は適切ではありません。装具固定は関節を安静に保つために使用されますが、筋萎縮の治療にはダイナミックスプリントのように伸張力を発生できるものが適しています。
  • 骨萎縮に対して機能的電気刺激は適切ではありません。機能的電気刺激は運動神経を電気刺激で興奮を調整し、骨格筋の収縮を促すため、筋萎縮の予防や神経-筋の再教育に用いられます。
  • 下腿浮腫に対して安静保持は適切ではありません。安静によって筋収縮による血管へのポンプ作用が働かずに浮腫が生じます。適切な治療法は、適度な運動や圧迫療法などです。
  • 起立性低血圧に対して塩分制限は適切ではありません。塩分制限は高血圧に対して行われます。廃用が原因の起立性低血圧には、姿勢変化前に下肢を運動させることや弾性包帯等で静脈を軽く圧迫して血圧低下を予防する方法が適切です。
  • 深部静脈血栓症に対して抗凝固療法は適切です。ヘパリンなどの抗凝固剤は、トロンビン、プロトロンビンなどの血液凝固因子に作用して血液凝固を妨げるため、不動により生じた血栓を治療するのに有効です。
  • 科目:認知症・高齢者障害
  • 重要度:プレミアム特典
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第50回午前:第64問

組織液の還流で正しいのはどれか。  

1: 肝障害では浮腫は生じない。

2: 組織液が過剰になった状態を浮腫という。

3: 組織液の90%が毛細リンパ管に流入する。

4: リンパ管内のリンパは主幹動脈に流入する。

5: 組織液中の高分子の蛋白はリンパ管より末梢血管に多く流入する。

第43回午後:第65問

高齢者における変化で誤っているのはどれか。  

1: 収縮期血圧低下

2: 腎血流量低下

3: 心拍出量低下

4: 赤血球数低下

5: 体水分量低下