臨床工学技士問題表示
臨床工学技士国家試験
中分類
生体の物理・化学現象の計測
20問表示中
29
臨床工学技士国家試験 -
第37回 午後
科目:
呼吸機能の計測で正しいのはどれか。
a
微小圧力用センサにはホール素子を用いる。
b
コンプライアンスは体積と圧力との積によって求められる。
c
流量は流速と断面積との積によって求められる。
d
フライシュ型流量計は細管を抵抗として圧力差を測定している。
e
熱線型呼吸流量計では白金線抵抗を用いる。
組み合わせ:
1. a b c
2. a b e
3. a d e
4. b c d
5. c d e
30
臨床工学技士国家試験 -
第37回 午後
体温計測について正しいのはどれか。
a
婦人用電子体温計は4桁で表示する。
b
深部体温計では熱流補償法が用いられる。
c
医用サーモグラフィは近赤外線を利用している。
d
予測式電子体温計にはサーモパイルが使用される。
e
耳用赤外線体温計は体温の連続測定に適している。
組み合わせ:
1. a b
2. a e
3. b c
4. c d
5. d e
36
第二種ME技術認定試験 -
第37回 午後
科目:
熱希釈式心拍出量測定について誤っているのはどれか。
1
カテーテル先端は肺動脈に留置する。
2
右心房の位置にあるカテーテル側孔から注入液を注入する。
3
注入液には約0℃の5%ブドウ糖液を使用する。
4
注入液量に応じてカテーテル係数を変更する。
5
注入液はゆっくり注入する。
22
臨床工学技士国家試験 -
第36回 午前
重要度:標準
正答率:95%
科目:
麻酔中のカプノメータによるモニタリングで検出できないのはどれか。
1
呼吸回路脱離
2
食道挿管
3
不整脈
4
肺塞栓症
5
低換気
29
臨床工学技士国家試験 -
第36回 午前
重要度:重要
正答率:89%
パルスオキシメータの測定誤差の要因とならないのはどれか。
1
患者の体動
2
大気圧の低下
3
末梢循環不全
4
異常ヘモグロビン
5
診断用色素の投与
30
臨床工学技士国家試験 -
第36回 午前
重要度:最重要
正答率:78%
科目:
経皮的血液ガス分析について正しいのはどれか。
1
皮下の血流増加のために加温する。
2
計測には脈波信号が必要である。
3
赤外線の吸収を計測している。
4
新生児には使用できない。
5
侵襲的な計測方法である。
40
第二種ME技術認定試験 -
第36回 午前
科目:
オシロメトリック法を用いた自動血圧計について誤っているのはどれか。
1
カフの装着位置が多少でもずれると測定誤差が生じる。
2
カフ部の圧力の微小変化を検出している。
3
水銀血圧計を基準として校正されている。
4
厚地の着衣の上からカフを装着すると測定誤差が生じる。
5
脈波の大きさの変化から血圧値を算出している。
41
第二種ME技術認定試験 -
第36回 午前
科目:
観血式血圧計について誤っているのはどれか。
1
CF形装着部を持つ増幅器が使用される。
2
トランスデューサを右房より高く設置すると平均血圧が高く表示される。
3
カテーテル内に気泡が入ると波形が歪む。
4
フラッシングによりカテーテルの詰まりを予防する。
5
測定系全体の共振周波数は高いほどよい。
87
臨床工学技士国家試験 -
第36回 午前
正答率:83%
体表から非接触で体温を測定するときに用いるのはどれか。
1
ステファン・ボルツマンの法則
2
ランベルト・ベールの法則
3
ニュートンの法則
4
フックの法則
5
スネルの法則
14
第二種ME技術認定試験 -
第36回 午後
科目:
スワンガンツカテーテルを用いて測定できない項目はどれか。
1
心拍出量
2
体 温
3
肺動脈圧
4
右心房圧
5
大動脈圧
17
第二種ME技術認定試験 -
第36回 午後
体温測定について正しいのはどれか。
1
サーモパイルは予測式電子体温計に使用される。
2
白金測温抵抗体は耳用赤外線体温計に使用される。
3
針電極は深部体温計に使用される。
4
サーミスタは直腸用体温モニタに使用される。
5
レーザダイオードはサーモグラフに使用される。
21
第二種ME技術認定試験 -
第36回 午後
科目:
聴診法による血圧測定で、最高血圧値が高く測定される原因となるのはどれか。
1
カフの脱気速度が速すぎた。
2
カフをきつく巻きすぎた。
3
カフ幅が腕の太さに対して狭すぎた。
4
アネロイド型の圧力計が心臓位置より低い場所にあった。
5
聴診器の位置が上腕動脈からずれていた。
28
臨床工学技士国家試験 -
第36回 午後
重要度:重要
正答率:60%
科目:
熱希釈式肺動脈カテーテルで計測できないのはどれか。
1
.混合静脈血酸素飽和度
2
左室収縮期圧
3
中心静脈圧
4
心拍出量
5
肺動脈圧
28
第二種ME技術認定試験 -
第36回 午後
科目:
パルスオキシメータについて正しいのはどれか。
1
測定にはポーラログラフィを用いる。
2
二酸化炭素分圧による補正が必要となる。
3
センサ部分は測定部位に強く密着させる。
4
センサ周辺の皮膚温度は体温より低く保つ。
5
センサ装着部位の血行不良は誤差要因となる。
29
臨床工学技士国家試験 -
第36回 午後
重要度:重要
正答率:65%
耳用赤外線体温計による体温計測について誤っているのはどれか。
1
鼓膜に赤外線を照射する。
2
検出器にサーモパイルが使用されている。
3
1秒程度で計測できる。
4
挿入する角度により測定値がばらつく。
5
鼓膜温は腋窩温よりも高い。
29
第二種ME技術認定試験 -
第36回 午後
科目:
経皮的ガス分圧測定について正しいのはどれか。
1
酸素センサはセバリングハウス電極を使用する。
2
二酸化炭素センサはクラーク電極を使用する。
3
センサ装着部位は容積脈波の確認ができる部位とする。
4
測定時のセンサ周辺温度を41~43℃に保つ。
5
コンタクト液は生理食塩液を使用する。
30
臨床工学技士国家試験 -
第36回 午後
正答率:53%
ランベルト・ベールの法則が成立する吸光度測定で正しいのはどれか。
a
吸光度は透過率に比例する。
b
吸光度は光路長に反比例する。
c
吸光度は-1~1の範囲の値で表す。
d
モル吸光係数は物質によって異なる。
e
透過光の強度は光路長に対して指数関数的に減少する。
組み合わせ:
1. a b
2. a e
3. b c
4. c d
5. d e
31
第二種ME技術認定試験 -
第36回 午後
科目:
観血式血圧測定に必要ないのはどれか。
1
聴診器
2
加圧バッグ
3
ヘパリン
4
生理食塩液
5
圧力トランスデューサ
32
第二種ME技術認定試験 -
第36回 午後
科目:
熱希釈式心拍出量測定で誤っているのはどれか。
1
カテーテル先端は右心室に留置する。
2
右心房の位置にあるカテーテル側孔から注入液を放出する。
3
注入液には約0℃の5%ブドウ糖液を使用する。
4
注入液は一気に注入する。
5
注入液量が変わればカテーテル係数を変更する。
36
第二種ME技術認定試験 -
第36回 午後
科目:
心音計測について誤っているのはどれか。
1
Ⅰ音の主な成分は僧帽弁の閉鎖する時相に生じる。
2
Ⅱ音の主な成分は大動脈弁が開放する時相に生じる。
3
心電図と同時記録を行う。
4
測定時に呼吸を停止させる。
5
心音、心雑音の成分は20~800Hz程度である。