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臨床工学技士国家試験

検索元問題
第29回 午後 第34問
20件の類似問題
血液透析中の透析液濃度の連続監視に用いられる測定項目はどれか。...
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64
臨床工学技士国家試験 - 第10回 午前
正答率:42% 類似度 66.5%
血液の検体計測について正しい組合せはどれか。
a
グルコース ――――――――------- 光電比色計
b
LDH ―――――――――---------- 紫外可視分光光度計
c
カリウムイオン ――――――-------- ポーラログラフ
d
へマトクリット ――――――--------- ISFET
e
pH――――――――――――------- クラーク電極
組み合わせ: 1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
47
臨床工学技士国家試験 - 第4回 午後
正答率:79% 類似度 66.3%
血液透析の原理について正しいのはどれか。
a
半透膜では一部の溶質成分は膜を透過できない。
b
拡散の推進力は2液間の粘度差である。
c
拡散速度は溶質の大きさに依存しない。
d
限外濾過の推進力は膜間にかかる圧力差である。
e
限外濾過によって一部の溶質も膜を通過する。
組み合わせ: 1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
43
臨床工学技士国家試験 - 第6回 午後
正答率:78% 類似度 66.3%
血液透析の原理について誤っているのはどれか。
1
血液透析の原理は拡散と限外濾過である。
2
拡散の推進力は膜間にかかる圧力差である。
3
拡散は濃度差によって起こる。
4
濾過による水の移動は膜透水性の高い方が多い。
5
濾液には水と膜を透過できる溶質とが含まれる。
60
臨床工学技士国家試験 - 第19回 午後
正答率:86% 類似度 66.3%
透析液希釈水を作るときの水処理法はどれか。
a
透 析
b
気泡分離
c
イオン交換
d
吸 着
e
逆浸透
組み合わせ: 1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
7
第二種ME技術認定試験 - 第29回 午前
類似度 66.3%
科目:
大分類: 医学概論
小分類: 血液
血清電解質の値で基準範囲内にないのはどれか。
1
Na+ : 140mEq/l
2
K+ : 40mEq/l
3
Cl- : 110mEq/l
4
Mg2+ : 3mEq/l
5
Ca2+ : 5mEq/l
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50
臨床工学技士国家試験 - 第2回 午後
正答率:59% 類似度 66.3%
血液の浄化の原理として誤っているのはどれか。
1
拡散の速度は分子量に依存する。
2
拡散の推進力は濃度差である。
3
濾過の推進力は膜間の圧力差である。
4
外濾過の主要な推進力は半透膜間の濃度差である。
5
浸透圧の保持にはブドウ糖が役立つ。
11
第二種ME技術認定試験 - 第35回 午後
類似度 66.1%
血液透析について正しいのはどれか。
1
拡散と限外濾過により物質除去を行う。
2
透析液と血液は並流で流す。
3
過剰の水分は浸透圧により除去する。
4
抗凝固薬は使用しない。
5
主に積層型の透析器を用いる。
78
臨床工学技士国家試験 - 第25回 午後
重要度:低 正答率:89% 類似度 66.1% 解説あり
透析装置(コンソール)の監視項目に含まれないのはどれか。
1
気泡
2
除水量
3
回路内圧
4
溶解酸素量
5
透析液温度

解説

透析装置(コンソール)が標準でリアルタイム監視・アラーム管理する代表項目には、血液回路の気泡(空気塞栓防止のための気泡検出器)、動脈圧・静脈圧などの回路内圧、治療計画通りに体液量を調整する除水量(UF量)、そして患者安全のための透析液温度などがある。これらは直接的に重篤な事故(空気塞栓、溶血、回路閉塞等)や治療逸脱を防止する目的で搭載される。一方、透析液や血液中の溶存酸素(設問表記:溶解酸素)をコンソールが常時測定・監視する機構は標準装備ではなく、監視項目には含まれない。したがって『溶解(溶存)酸素量』が不適切(監視項目に含まれない)。

選択肢別解説

1
不正解

気泡は透析装置の必須監視項目。静脈側に超音波式の気泡検出器を配置し、空気塞栓を未然に防止するために検出・遮断・アラームを行う。よって監視項目に含まれる。

2
不正解

除水量(UF量)は治療計画の達成と循環動態の安全確保に直結し、設定値と実測値を装置が監視・制御する。過大・過小除水を避けるための基本監視項目である。

3
不正解

回路内圧(動脈圧・静脈圧、必要に応じてTMPなど)は回路閉塞、穿刺不良、血液凝固、漏血などの異常検知に不可欠で、透析装置の主要監視項目に含まれる。

4
正解

溶解(溶存)酸素量は透析装置の標準的なリアルタイム監視項目ではない。透析液水質管理では電気伝導率、温度、エンドトキシン・細菌管理などが重視されるが、コンソールにDOセンサを常設して監視するのが一般的というわけではない。よって『監視項目に含まれない』に該当する。

5
不正解

透析液温度は通常約35~38℃に制御され、過加熱は溶血や体温上昇のリスクとなるため、温度センサとアラーム・安全遮断機構により監視される。したがって監視項目に含まれる。

78
臨床工学技士国家試験 - 第28回 午前
重要度:低 正答率:85% 類似度 66.1% 解説あり
一般に市販されている血液透析用透析液の組成 [mEq/L] で誤っているのはどれか。
1
Na⁺ : 140
2
K⁺ : 6.0
3
Ca²⁺ : 3.0
4
HCO₃⁻ : 30
5
Mg²⁺ : 1.0

解説

血液透析用透析液(炭酸水素透析)では、Naは等張維持のため約138〜140 mEq/L、Kは高K血症是正のため1.0〜3.0 mEq/L(標準は2.0前後)、Caは骨・心血管への影響を考慮して2.5〜3.0 mEq/L、重炭酸(HCO3−)は代謝性アシドーシス補正のため約30 mEq/L、Mgは0.5〜1.0 mEq/Lが一般的である。提示選択肢でK+ 6.0 mEq/Lは高すぎ、血液側より高濃度となり拡散勾配が逆転してKを負荷しうるため「誤り」。他の値は一般的な市販透析液の範囲内で矛盾しない。

選択肢別解説

1
不正解

Na+ 140 mEq/Lは一般的な等張の透析液組成(約138〜140 mEq/L)の範囲で妥当。ナトリウムは血漿浸透圧の主要因であり、過大・過小は体液量や血圧変動を招くため、140 mEq/L前後が広く用いられている。

2
正解

K+ 6.0 mEq/Lは誤り。透析患者は高K血症是正が必要なことが多く、透析液Kは通常1.0〜3.0 mEq/L(標準2.0前後)。6.0 mEq/Lでは血液側(概ね3.5〜5.0 mEq/L)より高く、拡散によりKが血中へ移行し、高K血症を助長しうる。

3
不正解

Ca 3.0 mEq/Lは一般的な範囲(2.5〜3.0 mEq/L)に含まれ妥当。施設や患者背景により2.5または3.0 mEq/Lが選択され、3.0 mEq/LはCa収支がやや正に傾きやすいが用いられる設定として整合する。

4
不正解

表記はHC0ではなくHCO3−が適切だが、値の30 mEq/L自体は妥当。炭酸水素透析では代謝性アシドーシス補正を目的に約30 mEq/L(製品により27〜35程度)が用いられる。

5
不正解

Mg 1.0 mEq/Lは一般的範囲(0.5〜1.0 mEq/L)で妥当。高Mg血症を避けるため低めに設定されることが多く、1.0 mEq/Lは市販製剤で見られる。

63
臨床工学技士国家試験 - 第12回 午後
正答率:71% 類似度 66.1%
血液透析液中のアルカリ化剤として用いられるのはどれか。
a
乳酸塩
b
クエン酸塩
c
酢酸塩
d
重炭酸塩
e
シュウ(蓚)酸塩
組み合わせ: 1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
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61
臨床工学技士国家試験 - 第9回 午後
正答率:72% 類似度 66.1%
血液透析液中のアルカリ化剤として用いられるのはどれか。
a
乳酸塩
b
クエン酸塩
c
酢酸塩
d
重炭酸塩
e
シュウ(蓚)酸塩
組み合わせ: 1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
77
臨床工学技士国家試験 - 第30回 午後
重要度:低 正答率:56% 類似度 66.0% 解説あり
重炭酸透析液の組成で誤っているのはどれか。
1
ナトリウム — 140 mEq/L
2
ブドウ糖 — 100 mg/dL
3
カルシウム — 3.0 mEq/L
4
重炭酸 — 30 mEq/L
5
カリウム — 5.0 mEq/L

解説

重炭酸透析液の標準的な組成は、おおむねNa 135〜143 mEq/L(実務上は約140 mEq/L)、K 2.0 mEq/L前後(患者の状態で0〜4.0 mEq/L程度まで調整するが標準は2.0付近)、Ca 2.5〜3.0 mEq/L、HCO3− 25〜30 mEq/L、ブドウ糖 0または約100 mg/dLが一般的である。これに照らすと、カリウム5.0 mEq/Lは血清K低下を目的とする標準的な透析液としては高すぎ、拡散勾配が不足して高カリウム血症の是正に不利となるため誤りである。一方、ナトリウムは実務上約140 mEq/Lが標準で、ブドウ糖100 mg/dL、カルシウム3.0 mEq/L、重炭酸30 mEq/Lはいずれも一般的な設定値で妥当である。なお、本データではナトリウムが「1 mEq/L」と記載されているが、これは臨床的に成立しない値であり、設問の意図(標準組成の提示)からは誤記の可能性が高い。

選択肢別解説

1
不正解

(設問意図に基づけば)ナトリウムは標準的に約140 mEq/Lで設定され、透析中の等張維持やナトリウムバランス管理に用いられるため妥当である。本データの表記「1 mEq/L」は臨床的にあり得ない低値で、標準組成とは一致しないため誤記の可能性が高いが、設問の正誤判定(誤りは選択肢5のみ)に従えば本選択肢は正しい内容として扱われる。

2
不正解

ブドウ糖100 mg/dLは一般的な設定値の一つである。透析関連の低血糖やカロリー補給、小児・高齢者での血糖管理を考慮して0または約100 mg/dLが広く用いられるため妥当である。

3
不正解

カルシウム3.0 mEq/Lは標準的な設定範囲(概ね2.5〜3.0 mEq/L、施設により3.5 mEq/L)に含まれ、Caバランスや骨代謝、心筋興奮性への影響を考えた妥当な値である。

4
不正解

重炭酸30 mEq/Lは代謝性アシドーシスの是正を目的とする一般的な設定で、25〜30 mEq/Lが広く用いられる。したがって妥当である。

5
正解

カリウム5.0 mEq/Lは標準的な重炭酸透析液としては高すぎる。通常は2.0 mEq/L前後(患者状態に応じ0〜4.0 mEq/L程度で調整)が用いられ、高カリウム血症の是正には低K透析液が必要である。5.0 mEq/Lでは拡散勾配が小さく、K除去が不十分となるため誤りである。

47
臨床工学技士国家試験 - 第2回 午後
正答率:28% 類似度 65.9%
血液浄化について誤っているのはどれか。
1
血流量と透析液流量および透析液中の当該物質の濃度が判明していればクリアランス値は算出できる。
2
クリアランス値は常に血流量(ml/min)以下である。
3
限外濾過量を増加させればクリアランス値は増加する。
4
血液濾過でふるい係数が1の物質のクリアランス値は1分間に濾過された量と同じである。
5
透析液再循環方式では時間の経過とともにダイアライザのクリアランス値は低下する。
79
臨床工学技士国家試験 - 第26回 午後
重要度:低 正答率:83% 類似度 65.8% 解説あり
血液浄化装置の監視装置で誤っている組合せはどれか。
1
漏血検知器 ―― 光透過
2
気泡検知器 ―― 超音波
3
濃度計 ―― 浸透圧
4
温度計 ―― サーミスタ
5
圧力計 ―― ストレインゲージ

解説

血液浄化装置の代表的な監視原理は、漏血は透析液の光学的変化(吸光度/光透過率)、気泡は超音波式、温度はサーミスタ式、圧力はストレインゲージ式で監視するのが一般的である。透析液の「濃度計」は電解質濃度に比例する電気伝導度(導電率)を測る方式が標準であり、浸透圧測定は透析装置のオンライン監視には用いない。よって「濃度計—浸透圧」の組合せが誤り。その他の組合せは適切。

選択肢別解説

1
不正解

漏血検知器は透析液側に血液が混入するとヘモグロビンによる吸光が増し、光透過率が低下する性質を利用して検知する。したがって「漏血検知器—光透過」の組合せは正しい。

2
不正解

気泡検知はチューブを挟み込むクランプ型の超音波センサで、液体に気泡が混入すると超音波の伝搬・反射が変化することを利用して検出する(光学式が用いられる場合もある)。よって「気泡検知器—超音波」は正しい。

3
正解

透析液の『濃度計』は実質的に電気伝導度計であり、電解質濃度に比例して変化する導電率を連続監視する。浸透圧は凍結点降下法などのオスモメータで測るもので、透析装置のオンライン濃度監視には通常用いない。従って「濃度計—浸透圧」は誤り。

4
不正解

透析液温は温度により抵抗が大きく変化するサーミスタで高感度に測定するのが一般的。よって「温度計—サーミスタ」は正しい。

5
不正解

圧力センサは膜の歪みを電気抵抗の変化に変換するストレインゲージ(歪みゲージ)を用いるのが標準的。従って「圧力計—ストレインゲージ」は正しい(原文のカナ表記に誤りがあるが原理としては適切)。

35
第二種ME技術認定試験 - 第34回 午後
類似度 65.8%
血液透析において次の項目を増加させた場合、小分子量物質(分子量500以下)のクリアランスに最も影響を与えるのはどれか。
1
血流量
2
膜面積
3
透析時間
4
透析液流量
5
除水速度
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28
臨床工学技士国家試験 - 第16回 午前
正答率:63% 類似度 65.8%
慢性腎不全患者の血清中で上昇しないのはどれか。
1
リン値
2
HC03-濃度
3
Mg2+濃度
4
尿素窒素
5
K+濃度
48
臨床工学技士国家試験 - 第5回 午後
正答率:65% 類似度 65.7%
透析器(ダイアライザ)について誤っているのはどれか。
a
中空糸型が最も多く使用されている。
b
透析器の溶質透過性は濾過係数で表される。
c
透析器の透水性はクリアランスで表される。
d
血液と透析液は反対方向に流している。
e
限界濾過率は透析器膜面積に依存する。
組み合わせ: 1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
46
臨床工学技士国家試験 - 第5回 午後
正答率:38% 類似度 65.4%
誤っているのはどれか。
a
半透膜は溶液の溶質を透過させる膜である。
b
膜間圧力差は透析膜にかかる圧力である。
c
酢酸不耐症では末梢血管が拡張する。
d
分画曲線は溶質の分子量とふるい係数との関係を表した曲線である。
e
基準体重(ドライウェイト)とは体液量が減少しているときの体重である。
組み合わせ: 1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
60
臨床工学技士国家試験 - 第16回 午後
正答率:53% 類似度 65.4%
尿素のKt/Vに影響する因子はどれか。
a
ふるい係数
b
膜面積
c
体重
d
血液流量
e
血液pH
組み合わせ: 1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
7
第二種ME技術認定試験 - 第35回 午前
類似度 65.4%
尿細管でほとんど再吸収されない物質はどれか。
1
ブドウ糖
2
3
クレアチニン
4
アミノ酸
5
ナトリウムイオン
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