臨床医学総論の過去問


国試第15回午前:第31問

痛風の発生に関係する因子はどれか。

a: 低蛋白血症

b: 貧 血

c: 高尿酸血症

d: 肥 満

e: 遺伝的背景

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第15回午前:第29問

尿路感染症の起因菌として最も多いのはどれか。

1: 表皮ブドウ球菌

2: 黄色ブドウ球菌

3: 結核菌

4: MRSA

5: 大腸菌

国試第15回午前:第28問

尿毒症患者の検査データでみられるのはどれか。

a: 等張尿

b: 血清クレアチニン上昇

c: 心電図におけるT波の増高

d: 血清カリウム低下

e: 血清カルシウム上昇

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第15回午前:第27問

ネフローゼ症候群の所見として正しいのはどれか。

a: 血糖値が170mg/dl以上である。

b: 尿蛋白が3.5g/日以上みられる。

c: 血清アルブミン値が3g/dl以下である。

d: 血清コレステロール値が220mg/dl以下である。

e: 血中ヘモグロビン値が7g/dl以下である。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第15回午前:第26問

左→右シャントの原因となる心疾患はどれか。

a: 動脈管開存症

b: 心房中隔欠損症

c: 心タンポナーデ

d: 肺動脈弁狭窄症

e: 僧帽弁閉鎖不全症

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第15回午前:第25問

動脈に狭窄性病変を来すのはどれか。

a: 動脈管開存症

b: 動脈硬化症

c: 大動脈炎症候群

d: 動脈血栓症

e: 動静脈瘻

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第15回午前:第23問

心臓ペースメーカ植込み患者において避けるべき検査はどれか。

1: エックス線CT

2: 超音波ドップラー

3: 心電図

4: 胸部エックス線

5: MRI

国試第15回午前:第22問

肺塞栓症について正しいのはどれか。

a: 術後に起こりやすい。

b: 予防にヘパリンを用いる。

c: 肝障害を起こす。

d: 栄養障害を伴う。

e: 循環不全を起こす。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第15回午前:第20問

バセドウ病について正しいのはどれか。

a: 女性に多い。

b: 高齢者に多い。

c: 徐脈を起こす。

d: 眼球が突出する。

e: 発汗が増える。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第15回午前:第19問

急性上気道閉塞について正しいのはどれか。

a: 急激な意識消失を来す。

b: 完全な窒息状態では10~20秒で脳の不可逆性変化が出現する。

c: 呼吸ができなくなると顔面は蒼白となる。

d: 気管挿管は異物を押し込むので行わない。

e: 季肋部を強く圧迫することで異物を除去する。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第15回午前:第16問

正しいのはどれか。

a: 胆汁うっ滞は肝硬変の原因の一つである。

b: ストレスは胃潰瘍の原因の一つである。

c: 膵臓を全切除すると血糖値が下がる。

d: 強い放射線を照射すると骨髄の造血能は亢進する。

e: 筋肉の高度の挫滅は腎障害の原因となる。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第14回午後:第39問

肺胞内圧が陽圧になる疾患はどれか。

a: 間質性肺炎

b: 肺水腫

c: 無気肺

d: 気管支喘息

e: 慢性肺気腫

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第14回午前:第49問

エチレンオキサイドガス(EOG)滅菌終了直後の眼科用器具を患者に用いたところ、眼球結膜に重度の傷害が生じた。原因はどれか。

1: 滅菌中の温度管理が不適切であった。

2: 滅菌中の湿度管理が不適切であった。

3: エアレーションが不十分であった。

4: エチレンオキサイドガス(EOG)の濃度管理が不適切であった。

5: 滅菌時問が不十分であった。

国試第14回午前:第48問

ガンマ線滅菌法で正しいのはどれか。

a: 器具を使用する現場で滅菌ができる。

b: 残留放射線を減衰させる時問が必要である。

c: 温度の管理が必要である。

d: 包装状態のまま滅菌できる。

e: 多数の器具を一括して滅菌できる。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第14回午前:第47問

手術野の消毒に使用されないのはどれか。

1: エチルアルコール

2: ポビドンヨード

3: クロルヘキシジン

4: 逆性石けん

5: グルタールアルデヒド

国試第14回午前:第46問

関係の深い組合せはどれか。

a: 芽胞(胞子) ―--―- クロストリジウム属

b: 菌交代現象 ――-- 真菌

c: 嫌気性菌 ――---- メチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)

d: 抗酸菌 ――------ スピロヘータ

e: ビリオン ――----- ウイルス粒子

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第14回午前:第42問

麻酔器の使用前点検を行った。酸素、亜酸化窒素(笑気)をそれぞれ3l/minで流した状態で酸素の供給を止めたところ、酸素の流量は0 l/minとなったが亜酸化窒素はそのまま流れ続けた。最も考えられるのはどれか。

1: 正常である。

2: 亜酸化窒素の圧力調整器が故障している。

3: 酸素の圧力調整器が故障している。

4: ガス遮断安全装置が故障している。

5: 低酸素防止装置付流量計が故障している。

国試第14回午前:第41問

動脈硬化が原因となるのはどれか。

a: 静脈瘤

b: 肝硬変

c: 大動脈瘤

d: 心筋梗塞

e: 慢性腎炎

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第14回午前:第38問

C型肝炎について正しいのはどれか。

a: 食物は感染経路の一つである。

b: 発症には遺伝的因子が関与する。

c: 肝硬変の原因となる。

d: 針刺し事故は原因になる。

e: ワクチンによって予防できる。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第14回午前:第37問

腸閉塞(イレウス)について正しいのはどれか。

a: 緊急処置を要する。

b: 機械的イレウスと機能的イレウスに分類される。

c: 腹部単純エックス線検査が診断に有用である。

d: 腹痛は一般にない。

e: 洗腸は禁忌である。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e