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生体計測装置学の過去問

ME2第35回午後:第17問

パルスオキシメータについて正しいのはどれか。

1:動脈血酸素分圧を測定する。
2:測定には超音波を用いる。
3:採血による校正が必要である。
4:耳朶で測定できる。
5:不整脈の鑑別診断ができる。

ME2第35回午後:第9問

RIを使用しないのはどれか。

1:SPECT
2:PET
3:MRI
4:ガンマナイフ
5:ガンマカメラ

国試第28回午前:第8問

イヌリンクリアランスの検査を実施した。イヌリンは血築中濃度0. 80 mg/dL、尿中濃度65 mg/dL、1分間の尿量は 1.6 mL であった。イヌリンクリアランス [mL/min] はどれか。

1:33
2:52
3:83
4:100
5:130

ME2第35回午後:第8問

オシロメトリック式血圧計について誤っているのはどれか。

1:マイクロコンピュータを内蔵している。
2:一心拍ごとの血圧が測定できる。
3:血圧測定と同時に脈拍数が測定できる。
4:カフ内の微小圧振動を検出している。
5:カフの位置は心臓と同じ高さにする。

ME2第35回午後:第7問

標準12誘導心電図計測で右手と左手の電極を逆に装着した。誤っているのはどれか。

1:第Ⅰ誘導の波形の極性が反転する。
2:第Ⅱ誘導と第Ⅲ誘導の波形が入れ替わる。
3:aVL誘導とaVR誘導の波形が入れ替わる。
4:aVF誘導の波形の極性が反転する。
5:単極胸部誘導の波形は正常に記録される。

ME2第35回午前:第51問

睡眠時無呼吸症候群(SAS)の診断に有効な検査法はどれか。

1:サーモグラフィ
2:スパイロメトリ
3:トノメトリ法
4:ハーモニックイメージング法
5:ポリソムノグラフィ

ME2第35回午後:第6問

経皮的ガス分圧測定について正しいのはどれか。

1:酸素センサはpH電極の応用型である。
2:二酸化炭素センサはクラーク電極を用いる。
3:センサ装着部位は容積脈波の確認ができる部位とする。
4:測定時のセンサ周辺温度を34~36℃に保つ。
5:センサ膜面と装着部位との間にコンタクト液を介在させる。

ME2第35回午後:第3問

医用サーモグラフィと関係ないのはどれか。

1:遠赤外線
2:黒 体
3:ステファン・ボルツマンの法則
4:HgCdTe
5:サーモパイル

ME2第35回午後:第2問

体温測定のセンサでないのはどれか。

1:サーミスタ
2:サーモパイル
3:熱電対
4:InSbセンサ
5:レーザダイオード

ME2第35回午前:第57問

生体用表面電極について正しいのはどれか。

1:電極の表面積と電極電位は反比例する。
2:銀‐塩化銀電極とステンレス電極を併用すると電極電位の差が大きくなる。
3:電極の接触インピーダンスが小さいほうが筋電図の影響が出やすい。
4:銀‐塩化銀電極に電極用ペーストを塗布すると電極電位を小さくできる。
5:電極の表面積が大きいほど交流雑音(ハム)の影響を受けやすい。

ME2第35回午前:第56問

脳波計の増幅器の入力インピーダンスを高くする理由は何か。

1:検出信号の起電力が小さいため。
2:直流を増幅するため。
3:電極の接触インピーダンスが高いため。
4:筋電図の混入を防ぐため。
5:電極接触電圧による飽和を防ぐため。

ME2第35回午前:第45問

MRI検査について正しいのはどれか。

1:撮像する断面の方向の制約がある。
2:血管撮影には造影剤が必要である。
3:臓器内に空気があると撮像できない。
4:生体内の水分子の存在状態を画像化する。
5:脊髄の描出能はX線CTより劣る。

ME2第35回午前:第43問

超音波診断について正しいのはどれか。

1:心臓内腔の血流方向と速度は同時に表示できない。
2:冠動脈の狭窄部位の断面は観察できない。
3:弁口部の圧較差はパルスドプラ法で計測する。
4:鮮明な画像を得るためにはできるだけ低い周波数の超音波を用いる。
5:超音波造影剤としてマイクロバブルが使われる。

ME2第35回午前:第44問

X線CTについて誤っているのはどれか。

1:人体を透過したX線を検出し断層像を得る。
2:水のCT値は0である。
3:X線の吸収係数が大きい組織ほどCT値は低い。
4:マルチスライスCTでは複数の断層像が得られる。
5:血管の造影にはヨード系造影剤を用いる。

ME2第35回午前:第42問

脳波検査について誤っているのはどれか。

1:脳死判定に用いる。
2:熟睡時にはδ波がみられる。
3:睡眠時無呼吸症候群の検査に用いる。
4:リラックスしたときにはθ波が見られる。
5:周波数0.5Hz~60Hzの波形を分析する。

ME2第35回午前:第2問

スワン・ガンツカテーテルの挿入口として使用されない血管はどれか。

1:内頸静脈
2:鎖骨下静脈
3:尺側皮静脈
4:大腿静脈
5:大伏在静脈

国試第27回午後:第32問

内視鏡画像計測について誤っているのはどれか。

1:撮像素子にはCCDを用いる。
2:電子内視鏡では画像を光ファイバで伝送する。
3:狭帯域光を用いると血管を強調できる。
4:カプセル内視鏡は腸を対象とする。
5:超音波内視鏡は粘膜下の病変の診断に適している。

国試第27回午後:第31問

MRI装置について正しいのはどれか。

a:撮影の対象は酸素原子である。
b:空間分解能は5~10mm程度である。
c:軟組織の画像化に適している。
d:強力な外部磁場が使用されている。
e:頭部よりも体幹部の撮影に適している。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第27回午後:第29問

パルスオキシメータについて正しいのはどれか。

1:デオキシヘモグロビンの赤色光の吸収係数はオキシヘモグロビンよりも大きい。
2:赤色光と赤外光の2波長を同時に発光して受光する。
3:酸素飽和度が100%のとき、酸素分圧は100 mmHg である。
4:一酸化炭素中毒の患者でも正しく計測できる。
5:遠心ポンプを使った人工心肺施行中の患者でも計測できる。

国試第27回午後:第30問

体温計測について正しいのはどれか。

1:電子体温計の温度センサにはサーモパイルが使われている。
2:サーミスタは温度によって抵抗が変化する。
3:サーモグラムは体表面からの熱対流を画像化したものである。
4:耳式赤外線体温計は鼓膜からの熱伝導を計測したものである。
5:耳式赤外線体温計での計測値は腋窩温と等しい。