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生体計測装置学の過去問

国試第27回午後:第27問

心電図モニタにおいて心拍数のカウントに影響を及ぼす可能性がないのはどれか。

1:体動の発生
2:心電図のT波の増高
3:電気メスの使用
4:ペースメーカの使用
5:パルスオキシメータの使用

国試第27回午後:第28問

トランジットタイム型超音波血流計について正しいのはどれか。

1:ドプラ効果を利用して流速を計測する。
2:流路の上流と下流に配置された振動子で超音波を送受信する。
3:超音波のコヒーレンスを利用して流量を計測する。
4:フレミングの左手の法則を利用して流速を計測する。
5:スワンガンツカテーテルの複数チャネルを利用する。

国試第27回午後:第26問

生体電気信号増幅器の入力インピーダンスについて正しいのはどれか。

a:大きさは入力信号の周波数に依存する。
b:電極接触インピーダンスよりも十分大きくする。
c:入力電圧と入力電流の波形から位相特性がわかる。
d:単位にはデシベルを用いる。
e:入力部に電界効果トランジスタを使うと小さくなる。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

ME2第34回午後:第49問

図に示す回路のA-B間の電圧を入力インピーダンス10kΩのアナログテスタで測定したところ4.5Vを示した。これを入力インピーダンス10MΩのディジタルテスタで測定したとすると、およそ何Vを示すか。

img11215-49-0
1:3
2:4.5
3:6
4:7.5
5:9

ME2第34回午後:第41問

心電図検査室における雑音対策として有効でないのはどれか。

1:心電計を接地する。
2:ベッドを接地する。
3:誘導コードをまとめる。
4:ベッドを壁から離す。
5:電極表面をピカピカに磨く。

ME2第34回午後:第38問

心電図モニタのアラームについて誤っているのはどれか。

1:不整脈アラームは患者ごとに設定する。
2:患者の体動は誤アラームの原因になる。
3:患者にペースメーカを使用していると誤アラームの原因になる。
4:波高が高いT波では心拍数が少なく表示されることがある。
5:心拍数アラームの上限・下限値を自動設定する機能がある。

国試第27回午後:第7問

脈拍と血圧について誤っているのはどれか。

1:前腕における脈拍の触知は橈骨動脈で行う。
2:観血式血圧測定では動脈内にカテーテルを留置する。
3:非観血式血圧測定ではカフ部の高さを心臓と同じにする。
4:脈圧は収縮期血圧と拡張期血圧との平均値である。
5:脈圧の左右差は動脈閉塞性疾患でみられる。

ME2第34回午後:第24問

脳波の高感度記録(5倍感度)の雑音対策として不適切なのはどれか。

1:電極コードは1本ずつ離して配置する。
2:電極ボックスは患者の頭の近くに置く。
3:周囲の医療機器はベッドからなるべく離して配置する。
4:脳波計と同一の電源回線に大電力機器を接続しない。
5:記録中に患者周囲での人の動きがないようにする。

国試第38回午後:第63問

血液ガス測定装置が専用電極で計測しているのはどれか。

a:酸素分圧
b:動脈血酸素含量
c:重炭酸イオン
d:二酸化炭素分圧
e:pH
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

ME2第34回午後:第27問

経皮的血液ガス分圧測定装置について正しいのはどれか。

1:センサ付近の加温は体温以下にする。
2:センサの加温は装着後に行う。
3:センサの装着は血流のよい部位とする。
4:長期間の測定ではセンサ装着部位を変更しない。
5:低心拍出量患者での測定が可能である。

ME2第34回午後:第22問

聴診法による血圧測定で収縮期血圧値が低く測定された。その原因として考えられるのはどれか。

1:腕に対して狭い幅のカフを使用した。
2:カフの巻き方がゆるかった。
3:水銀柱が傾いていた。
4:水銀柱の空気フィルタがつまり気味であった。
5:脱気速度が速すぎた。

ME2第34回午後:第23問

心電図で心拍数60回/分の心電図を記録した。紙送りを標準の速さに設定すると記録紙500mm当たりに記録されるQRS波は何拍か。

1:10
2:20
3:40
4:50
5:100

ME2第34回午後:第21問

観血式血圧測定に使用しないのはどれか。

1:圧力トランスデューサ
2:カテーテル
3:聴診器
4:生理食塩液
5:加圧バッグ

ME2第34回午後:第20問

脳波計について誤っているのはどれか。

1:標準紙送り速さは3cm/sである。
2:校正電圧には50μVの方形波を用いる。
3:増幅器の同相弁別比は60db以上である。
4:単極導出の基準電極装着部は耳垂(耳朶)である。
5:高域通過フィルタの標準的な時定数は1.5sである。

ME2第34回午後:第14問

MRIに利用されるのはどれか。

1:X 線
2:γ 線
3:超音波
4:磁 界
5:赤外線

ME2第34回午後:第11問

酸素濃度計に用いるガルバニックセル(酸素電池)で空気を連続測定した際の寿命は約2×10^5時間であった。濃度100%の酸素ガスを連続測定するときに予測される寿命はおよそ何時間か。

1:2×10^3
2:4×10^4
3:2×10^5
4:1×10^6
5:2×10^7

ME2第34回午後:第8問

生体用増幅器で入力インピーダンスの大きな差動増幅器が用いられる主な理由はどれか。

1:患者漏れ電流を低減する。
2:増幅器の内部雑音を低減する。
3:増幅回路の消費電力を低減する。
4:筋電図の混入による雑音を低減する。
5:電極インピーダンスの影響を低減する。

ME2第34回午後:第2問

サーモグラフィについて誤っているのはどれか。

1:人体から放射する近赤外線を検出する。
2:ステファン・ボルツマンの法則が適用される。
3:温度分解能は0.1℃程度である。
4:直接測定できるのは体表面温度である。
5:皮膚の血流状態を評価できる。

国試第38回午後:第32問

光トポグラフィ装置について誤っているのはどれか。

1:近赤外光を用いて測定する。
2:大脳皮質を測定対象とする。
3:発声しながら測定できる。
4:空間分解能は1mm程度である。
5:時間分解能は0.1s程度である。

ME2第34回午前:第52問

体表面の物理量を計測するのはどれか。

1:サーモグラフ
2:X線CT
3:MRI
4:超音波診断装置
5:PET