X線CT撮影について誤っているのはどれか。
1: 装置から発生する音はMRIよりも大きい。
2: 造影剤を使用して血管を強調する。
3: 手術ナビゲーションに用いられる。
4: 患者が動くと像が不鮮明になる。
5: 放射線防護対策が必要である。
経皮的血液ガス分析について正しいのはどれか。
1: 皮下の血流増加のために加温する。
2: 計測には脈波信号が必要である。
3: 赤外線の吸収を計測している。
4: 新生児には使用できない。
5: 侵襲的な計測方法である。
パルスオキシメータの測定誤差の要因とならないのはどれか。
1: 患者の体動
2: 大気圧の低下
3: 末梢循環不全
4: 異常ヘモグロビン
5: 診断用色素の投与
計測機器と用いられるトランスデューサとの組合せで誤っているのはどれか。
1: 超音波診断装置圧電素子
2: 熱希釈式心拍出量計サーミスタ
3: パルスオキシメータホール素子
4: カプノメータ赤外線検出素子
5: 観血式血圧計ストレインゲージ
ラジオアイソトープを用いた画像撮影について誤っているのはどれか。
1: X線CTに比べて空間分解能が低い。
2: SPECTは心筋の血流を観察できる。
3: FDG-PETはがん診断に有用である。
4: SPECTは中性子線を検出する。
5: PETは陽電子放出核種を用いる。
X線画像計測について正しいのはどれか。
1: CT値は骨のX線吸収係数を基準に算出される。
2: X線CTのスライス厚は50μm程度である。
3: X線CTの空間分解能は5mm程度である。
4: 時間差分法は造影剤投与前後の画像を差分している。
5: ヨード系造影剤はX線吸収量が小さい。
家庭用電子体温計について正しいのはどれか。
1: 深部体温の計測に適している。
2: 婦人用は一般用よりも精度が高い。
3: 温度センサにCdSeを用いる。
4: 予測式より実測式の方が測定時間が短い。
5: ヒータを内蔵している。
差圧方式の呼吸計測装置はどれか。
1: ベネディクトロス型スパイロメータ
2: フライシュ型ニューモタコグラフ
3: 熱線式流量計
4: 超音波流量計
5: タービン型流量計
観血式血圧測定で、実際よりも最高血圧が低く、最低血圧が高く表示される原因となるのはどれか。
1: トランスデューサの位置が右心房よりも高い。
2: 加圧バッグの内圧が標準よりも高い。
3: 血液凝固によってカテーテル内腔が狭窄する。
4: ゼロ点調整が不良である。
5: 導管系が共振する。
スパイロメトリーで測定できる項目はどれか。
a: 全肺気量
b: 最大吸気量
c: 予備呼気量
d: 1 秒率
e: 機能的残気量
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
経皮的血液ガス分圧測定装置について正しいのはどれか。
a: 計測皮膚面を42~44°Cに加温する。
b: 皮膚表面に拡散する酸素と二酸化炭素を装着したセンサで計測する。
c: センサ装着から計測値が安定するまで3分程度を要する。
d: 経皮的に測定したPtcCO2はPaCOと同等または低値となる。
e: 経皮的に測定したPtcO2はPaO2と同等または低値となる。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
内視鏡画像計測について誤っているのはどれか。
1: ファイバスコープ先端には光源が装着されている。
2: 電子内視鏡の面順次方式ではRGB回転フィルタを用いる。
3: 超音波内視鏡ではラジアル走査が用いられる。
4: カプセル内視鏡にはイメージセンサが内蔵されている。
5: 赤外光観察は内腔の粘膜深部を可視化できる。