第6回国試午前87問の類似問題

国試第13回午後:第79問

誤っているのはどれか。

1: 紫外線(波長250nm)照射でDNA損傷が生じる。

2: 緑色光はヘモグロビンによく吸収される。

3: 波長10μmより波長1μmの赤外線の方が生体での透過率が大きい。

4: 赤外線の生体吸収の波長依存性は分子構造を反映する。

5: 体表から放射される赤外線のピーク波長は100μmである。

国試第10回午前:第49問

パルスオキシメトリーについて正しいのはどれか。

a: 正常値は70~80%である。

b: 動脈拍動による吸光度の変化を検出する。

c: 動脈血酸素飽和度の測定法である。

d: 酸素吸入により110%以上の値となる。

e: 観血的検査法である。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第31回午前:第88問

太陽光線の生体への作用で正しいのはどれか。

a: UVAは真皮まで達する'。

b: DNAは紫外域での吸収が大きい。

c: 血液の散乱はヘマトクリット値により変化する。

d: 水での吸収は赤外光よりも可視光の方が大きい。

e: ピリルビンは可視光領域での吸収が小さい。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第36回午後:第63問

パルスオキシメータについて正しいのはどれか。 

a: 動脈血の酸素分圧を計測している。 

b: 2種類の赤色光によって計測している。 

c: 発光ダイオードとフォトダイオードが用いられる。 

d: マニュキュアは誤差の要因となる。 

e: 強い外光は誤差の要因となる。 

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第26回午前:第22問

動脈血酸素飽和度について正しいのはどれか。

a: 動脈血中の酸素の濃度を示す。

b: 動脈血中の酸素の分圧を示す。

c: 酸素と結合しているヘモグロビンの割合を示す。

d: パルスオキシメトリーは近赤外光を利用している。

e: 酸素分圧が200 mmHgでは酸素飽和度は100%を超える。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第34回午前:第43問

可視光領域で吸収係数が最も大きいのはどれか。

1: 酸素化ヘモグロビン

2: メラニン

3: メトヘモグロビン

4: H2O

5: アミノ酸

国試第35回午後:第87問

生体の光特性で正しいのはどれか。

1: UVAはUVCよりDNAの損傷を引き起こしやすい

2: 遠赤外線の生体作用は電離作用である

3: 水は赤外光より可視光の吸収が大きい

4: メラニンは可視光より紫外線の吸収が大きい

5: デオキシヘモグロビンは可視光より近赤外線の吸収が大きい

ME2第33回午後:第28問

パルスオキシメータについて正しいのはどれか。

1: 測定にはポーラログラフィを用いる。

2: 厳密な測定には二酸化炭素分圧による補正が必要となる。

3: プローブは生体の測定部位に強く密着させる。

4: 測定時はセンサ周辺の皮膚を冷やす。

5: センサ装着部位の振動は測定誤差の要因となる。

国試第32回午後:第22問

パルスオキシメータによるモニタリングについて正しいのはどれか。

a: 同じ酸素分圧でも高体温では酸素飽和度が低くなる。

b: 同じ酸素分圧でもアシドーシスでは酸素飽和度が低くなる。

c: インドシアニングリーン(色素)は測定値に影響しない。

d: 一酸化炭素ヘモグロビンは測定誤差の原因にはならない。

e: 末梢循環不全では測定値の信頼性が乏しい。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第1回午前:第82問

動脈血の酸素飽和度を連続測定するパルスオキシメータはどの方法を用いているか。

1: 特定周波数の電流に対する電気インピーダンスを利用

2: 磁場を加え、核磁気共鳴を利用

3: 微弱なエックス線の吸収率を利用

4: 超音波に対する音響インピーダンスを利用

5: 特定波長の光の吸収率を利用

ME2第39回午前:第48問

酸素化ヘモグロビンと脱酸素化ヘモグロビンの吸光度がほぼ等しくなる波長[nm]はどれか。

1: 660

2: 700

3: 750

4: 810

5: 910

国試第14回午前:第63問

吸光分析について正しいのはどれか。

a: 紫外・可視および近赤外領域の光を利用して分析する。

b: 可視光の検出には光電子増倍管が用いられる。

c: 紫外領域では光源としてタングステンランプが用いられる。

d: 光電比色計ではグレーティング・モノクロメータによって単色光波長を選択する。

e: ランバート・べール(Lambert-Beer)の法則によって溶液の濃度を算出できる。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

ME2第40回午後:第25問

パルスオキシメータによる酸素飽和度測定について正しいのはどれか。

1: センサ部の体動で測定不能となるのは稀である。

2: 測定部の血流が低下しても測定値に影響しない。

3: 心拍数が増加しても測定値に影響しない。

4: 透明なマニキュアは測定誤差の原因にならない。

5: 手術灯の光が受光部に当たっても測定誤差の原因にならない。

国試第19回午前:第41問

パルスオキシメトリについて正しいのはどれか。(麻酔・集中治療医学)

a: 非侵襲的である。

b: 吸光度を利用する。

c: 酸素分圧を測定する。

d: 拍動が無くても測定できる。

e: 日本人の発明である。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第6回午前:第89問

検体計測について正しい組合せはどれか。

a: 呼気ガス・・・・・・・・原子吸光光度計

b: Na,K・・・・・・・・・・・・ガスクロマトグラフ

c: 糖・・・・・・・・・・・・・・炎光分析計

d: ヘモグロビン・・・・・光電比色計

e: 酵素活性・・・・・・・・紫外線光度計

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第27回午前:第88問

生体組織の光学特性について誤っているのはどれか。

1: 可視光は皮膚での散乱が大きい。

2: 血液の光散乱は大きい。

3: UVAは真皮まで到達する。

4: 水の赤外光の吸収は小さい。

5: 眼球内の可視光の吸収は小さい。

国試第24回午後:第29問

カプノメトリで誤っているのはどれか。(生体計測装置学)

1: 長時間の呼吸管理に用いる。

2: 光源には中心波長940nmのLEDを用いる。

3: サーモパイルは検出素子に使える。

4: 動脈血二酸化炭素分圧と相関する。

5: サイドストリーム方式では測定の遅れが生じる。

国試第7回午前:第85問

サーモグラフィについて正しいのはどれか。

1: 外部から赤外線を照射してその反射率を画像化する。

2: 検出器には超伝導を利用したSQUIDが使われる。

3: 着衣のままで検査ができる。

4: レイノー病による手足の血流障害の診断に利用されている。

5: 腎臓などの深部臓器の診断に有用である。

国試第2回午前:第87問

正しいのはどれか。

a: 超音波診断は原子の種類により異なる反射波を利用する。

b: エックス線の吸収は原子の密度で定まり、その種類には依存しない。

c: 生体内で可視光線を主に吸収するのは脂肪である。

d: RIは代謝の機能や特定の臓器の形態を知るのに利用される。

e: 電磁波の吸収は筋肉層の方が脂肪層より大きい。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第28回午前:第50問

治療用レーザについて誤っているのはどれか。

1: Arレーザはヘモグロビンの吸収を受けない。

2: Nd:YAGレーザの止血効果はタンパク質の熱変性による。

3: CO2レーザは急激な組織の温度上昇で組織を蒸散する。

4: レーザ光は波長が短いほど光量子エネルギーが大きい。

5: スポット径が小さいほど、組織の単位体積当たりに供給されるエネルギーは大きい。