第6回国試午前82問の類似問題

国試第5回午後:第67問

マイクロ波メスについて正しいのはどれか。

1: 微細な手術に適する。

2: 主に使用される電磁波は2,450MHzである。

3: 対極板を必要とする。

4: 出血性実質臓器の鋭利な切開に適する。

5: 心電図モニタや心臓ペースメーカに電磁的影響を与えない。

国試第24回午前:第34問

電気メスで正しいのはどれか。(医用治療機器学)

a: 数10~数100MHzの高周波電流が用いられる。

b: 標準的な負荷抵抗は5~50kΩである。

c: 切開にはバースト波が用いられる。

d: 対極板は高周波インピーダンスの低いものが望ましい。

e: 高周波漏れ電流は150 mA 以内である。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第32回午後:第24問

脳波計の時定数を0.3sから0.1sに切り替えたときの現象として正しいのはどれか。

1: α波の振幅が増加する。

2: δ波に比べθ波の振幅減少が大きくなる。

3: 混入していた心電図のR波の振幅が増加する。

4: ハム雑音の振幅が増加する。

5: 基線が動揺したときの戻りが速くなる。

ME2第36回午後:第36問

心音計測について誤っているのはどれか。

1: Ⅰ音の主な成分は僧帽弁の閉鎖する時相に生じる。

2: Ⅱ音の主な成分は大動脈弁が開放する時相に生じる。

3: 心電図と同時記録を行う。

4: 測定時に呼吸を停止させる。

5: 心音、心雑音の成分は20~800Hz程度である。

国試第8回午後:第79問

正弦波電流を10秒間心筋に通電した時、心室細動を起こす電流閾値と周波数との関係を図に示す。 矢印の部分の周波数帯域(Hz)として正しいのはどれか。

8PM79-0

1: 0.2~1.0

2: 2~10

3: 20~100

4: 200~1000

5: 2000~10000

国試第30回午後:第34問

除細動器について正しいのはどれか。

a: 通電時間は2~5 秒である。

b: 交流除細動方式が一般的である。

c: 5000 J 前後で体外通電する。

d: 成人の体外通電では50 cm2 程度の電極を使用する。

e: 体内通電時は体外通電よりも低い出力に設定する。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第21回午後:第21問

周波数変調について正しいのはどれか。

a: 搬送波の振幅が変化する。

b: 振幅変調に比べ伝送路を占有する周波数帯域が狭い。

c: 情報を符号によって表す。

d: 振幅変調に比べ雑音に強い。

e: 医療用テレメータに使われている。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第15回午前:第54問

脳波計について誤っているのはどれか。

a: 差動増幅器のCMRR(同相除去比)は60dB以上である。

b: バッファ増幅器は電極接触インピーダンスによる交流障害を軽減する。

c: アイソレータは脳波をディジタル信号に変換する。

d: CR結合による標準時定数は0.03秒である。

e: 高域減衰用のフィルタは60Hzにおいて3dBの減衰特性を持つ。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第2回午後:第62問

除細動器について誤っているのはどれか。

1: 出力がフローティング型のものは本体の接地はとらなくてよい。

2: 電極にはペーストを十分に塗る。

3: 体外通電では、電極は約5kgの力で押し付けられる。

4: 心房細動の除細動にはR波同期出力装置を用いる。

5: 心室細動の除細動には体外通電と体内直接通電の二つがある。

ME2第32回午後:第44問

生体情報モニタの心電図に基線の動揺が見られた。原因として考えられるのはどれか。

1: 低域遮断周波数を高く設定していた。

2: CMRRの高い増幅器を使用していた。

3: 銀-塩化銀電極を使用していた。

4: 医療スタッフの往来で静電気の影響を受けた。

5: ハムフィルタを使用していた。

ME2第34回午後:第41問

心電図検査室における雑音対策として有効でないのはどれか。

1: 心電計を接地する。

2: ベッドを接地する。

3: 誘導コードをまとめる。

4: ベッドを壁から離す。

5: 電極表面をピカピカに磨く。

国試第11回午前:第67問

心臓ペースメーカについて正しいのはどれか。

a: VVIペースメーカはディマンド型である。

b: 除細動通電に対する保護機構がある。

c: 整備点検には500Ωの負荷抵抗を用いる。

d: 同期および抑制の感度は50mVである。

e: 装着患者にMRI検査を行うことができる。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第7回午後:第73問

人体への電撃について誤っているのはどれか。

a: 障害程度は電流の流出入部位によって異なる。

b: 低周波電流の生体作用は主に熱作用である。

c: His束心電計を使用する場合主にマクロショック対策が必要である。

d: 心内圧測定で、漏れ電流が0.1mA流れた場合は心室細動が誘発される危険がある。

e: 体表誘導心電計と体内機器を併用した場合ミクロショック対策が必要である。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第21回午前:第67問

電気メスについて正しいのはどれか。

a: 心臓ペースメーカのデマンド機能誤作動を誘発する。

b: 切開には連続波を使用する。

c: 高酸素環境下ではバイポーラ方式を使用する。

d: 対極板はできるだけ血流の少ない部位に装着する。

e: 負荷抵抗は20kΩで設計されている。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e