超音波診断装置の探触子について誤っているのはどれか。
a: 超音波振動子の厚さは共振周波数に対応する波長の2倍である。
b: 圧電振動子の材料としてポリフッ化ビニリデンが用いられる。
c: 時間的に短い超音波パルスを用いると距離分解能は向上する。
d: シリコーンレンズ中の音速は1500m/sより遅い。
e: 整合層の音響インピーダンスは圧電振動子のそれより大きい。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
生体脂肪組織の音響インピーダンスはどれか。ただし、脂肪組織の密度を$0.97×10^3kg・m^{-3}$、超音波伝搬速度を$1.44×10^3m・s^{-1}$とする。
1: 約$1.48×10^6kg・m^{-2}・s^{-1}$
2: 約$1.40×10^6kg・m^{-2}・s^{-1}$
3: 約$0.67×10^6kg・m^{-2}・s^{-1}$
4: 約$1.48×10^0kg^{-1}・m^4・s$
5: 約$0.67×10^0kg^{-1}・m^4・s$
超音波検査で誤っているのはどれか。
a: ドップラは運動している物体から反射される超音波の周波数が入射超音波周波数と異なることを利用する。
b: Mモードは反射波を生じる界面の時間的動きを二次元的に表示する。
c: Bモードは反射波を基線上のスパイクとして表示する。
d: 音響インピーダンスは密度と音の吸収率の積で表される。
e: 超音波エコー断層法に使用される超音波の波長は0.15~1.5mmである。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e