第34回国試午後63問の類似問題

国試第14回午後:第67問

高気圧酸素治療の適応について正しいのはどれか。

a: 一酸化炭素中毒

b: 出血性十二指腸潰瘍

c: 本態性高血圧症

d: 糖尿病

e: 空気塞栓症

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第29回午前:第44問

医療ガスについて誤っているのはどれか。

1: 合成空気の成分は酸素と窒素である。

2: 医療ガス配管設備には吸引も含まれる。

3: ボンベ内の亜酸化窒素の残量はボンベ内圧から求める。

4: 酸素の比重は空気より大きい。

5: 窒素は外科用手術機器の動力源として用いられる。

国試第25回午前:第67問

大気圧下酸素治療と比較したときの 3 絶対気圧高気圧酸素治療の動脈血酸素について正しいのはどれか。ただし、健常肺でヘモグロビン濃度は正常とする。

1: 動脈血酸素分圧は変わらない。

2: 溶解型酸素量は変わらない。

3: 結合型酸素量は3倍に増加する。

4: 動脈血酸素含量は3倍に増加する。

5: 溶解型酸素量は結合型酸素量を上回ることはない。

国試第18回午後:第38問

酸素療法について正しいのはどれか。(人工呼吸療法)

a: 酸素は高圧低温下で空気を液化分離して製造される。

b: 未使用酸素ボンベ内の圧力は約15MPaである。

c: 鼻カニューレ法で60%以上の吸気酸素濃度を得ることができる。

d: 在宅では液化酸素を利用することができない。

e: 副作用として酸素中毒に注意する。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第8回午後:第52問

二酸化炭素について正しいのはどれか。

a: 主として腎臓で排泄される。

b: 動脈血二酸化炭素分圧(PaCO2)は換気量の指標である。

c: 血液中では炭酸水素イオン(重炭酸イオン)になるものが多い。

d: ヘモグロビンと結合する。

e: 炭酸は強酸である。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第34回午前:第68問

酸素療法の安全対策として正しいのはどれか。

a: 慢性閉塞性肺疾患(COPD)の急性増悪時には CO2 ナルコーシスの危険がある。

b: 90%の酸素濃度で酸素中毒をきたす危険はない。

c: 酸素は可燃性ガスである。

d: 酸素ボンベは高温・直射日光を避けた場所に保管する。

e: 液体酸素が漏れた場合、凍傷などを起こす危険性がある。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第16回午前:第90問

医療ガスについて誤っているのはどれか。 

1: 亜酸化窒素(笑気)はボンベに気体で充填されている。

2: 窒素ガスは外科用手術装置の駆動源として用いられている。

3: 亜酸化窒素(笑気)には支燃性がある。

4: 合成空気の組成は酸素22%、窒素78%である。

5: 二酸化炭素のボンベの色は緑である。

国試第11回午前:第27問

代謝性アシドーシスについて正しいのはどれか。

a: 動脈血二酸化炭素分圧(PaCO2)は上昇する。

b: 幽門狭窄症で発生する。

c: 重炭酸濃度は低下する。

d: カリウムは細胞内から細胞外に出る。

e: カルシウムイオン濃度は低下する。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第23回午前:第65問

酸素療法の副作用はどれか。

a: 吸収性無気肺

b: 空気塞栓症

c: 皮下気腫

d: 酸素中毒

e: 呼吸抑制

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第14回午前:第89問

医療ガスについて誤っているのはどれか。

1: 合成空気の成分は酸素と窒素である。

2: 医療ガスには吸引も含まれる。

3: ボンベ内の亜酸化窒素(笑気)の残量はボンベ内圧から求める。

4: 酸素の比重は空気より大きい。

5: 窒素は外科用手術機器の動力源として用いられる。

国試第13回午前:第89問

正しいのはどれか。

a: 二酸化炭素の空気に対する比重は0.97である。

b: 酸素には可燃性がある。

c: 窒素には支燃性がない。

d: 亜酸化窒素は血液によく溶ける。

e: 酸化エチレンには急性毒性がある。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第18回午前:第41問

血液ガスについて誤っているのはどれか。(麻酔・集中治療医学)

a: 二酸化炭素の大部分はヘモグロビンと結合している。

b: 肺動脈血酸素分圧の基準値は90mmHgである。

c: 窒素はすべて物理的に溶解している。

d: 酸素分圧はポーラログラフ法で測定できる。

e: 二酸化炭素分圧はpHガラス電極法を応用して測定できる。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第28回午後:第64問

高気圧酸素治療について正しいのはどれか。

1: 結合型酸素量は酸素分圧に比例して増大する。

2: 0 ATA、100%酸素における肺抱酸素分圧は 1.0 ATA の 1.7倍 となる。

3: 溶解型酸素量よりも結合型酸素量の増大による効果が大きい。

4: 2.8 ATA、100%酸素における溶解型酸素量は安静時分時酸素需要量を上回る。

5: 減圧症への有効性は示されていない。

国試第27回午後:第78問

透折中の空気誤入時の対処法で正しいのはどれか。

a: 酸素吸入を行う。

b: 透析液流量を下げる。

c: 抗凝固薬の量を増やす。

d: 血管拡張薬を投与する。

e: 頭を低くして左側臥位をとらせる。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第21回午後:第44問

酸素療法の合併症で正しいのはどれか。

a: CO2ナルコーシス

b: 吸収性無気肺

c: 空気塞栓症

d: 皮下気腫

e: 酸素中毒

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第11回午後:第45問

カプノグラフィについて正しいのはどれか。

a: 赤外線吸収を利用しているものが多い。

b: 健常人では呼気終末二酸化炭素分圧(PETCO2)は動脈血二酸化炭素分圧(PaCO2)に近似する。

c: 呼吸器の吸気弁の故障は測定値に影響しない。

d: 呼気開始後、二酸化炭素分圧(PCO2)は直ちに上昇する。

e: 亜酸化窒素(笑気)に対する補正が必要である。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第10回午前:第46問

酸素療法について正しいのはどれか。

a: 病態により動脈血酸素分圧(PaO2)の目標値は異なる。

b: ベンチュリーマスクは吸気酸素濃度を調節できる。

c: ベンチュリーマスク使用時には酸素の流量を少なくする。

d: 吸気酸素濃度は機器によらず50%以上にできる。

e: 動脈血二酸化炭素分圧(PaCO2)が高い場合は低い酸素濃度から換気を開始する。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第18回午後:第67問

高気圧酸素治療の適応でないのはどれか。(高気圧療法)

1: 胃潰瘍

2: 一酸化炭素中毒

3: 移植後の虚血皮弁

4: ガス壊疸

5: 空気塞栓症

国試第21回午後:第36問

酸素療法で吸入酸素濃度が患者の呼吸様式に影響されないのはどれか。

1: 鼻カニューレ

2: 経鼻カテーテル

3: 気管切開マスク

4: ベンチュリマスク

5: 部分再呼吸式リザーバ付マスク

国試第19回午後:第67問

高気圧酸素治療について誤っているのはどれか。(高気圧療法)

1: 血液に溶解する酸素量はダルトンの法則に従う。

2: 減圧症の再発治療の基本原理はボイルの法則である。

3: 治療前に耳抜き訓練として唾液を嚥下させる。

4: 第2種装置では複数の患者を治療できる。

5: 酸素中毒の発生に注意する。