第33回国試午後30問の類似問題

国試第33回午後:第28問

脳磁図計測について正しいのはどれか。

a: 脳磁場検出にはホール素子を用いる。

b: 計測には静電シールドルームが必要である。

c: センサの冷却には液体へリウムが必要である。

d: 脳磁図の空間分解能は脳波より高い。

e: 頭皮に垂直な電流双極子による磁場を検出している。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第11回午前:第60問

正しいのはどれか。

a: 脳の機能を観察するにはエックス線CTがMRIより優れている。

b: MRIは組織の透磁率の差を画像化する。

c: エックス線CTはMRIより生体への侵襲度が大きい。

d: ヘリカルスキャンは連続して高速にCT像を得る走査方式である。

e: MRIでは地磁気の100倍程度の直流磁場が用いられる。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第31回午前:第32問

超音波を用いた画像計測について誤っているのはどれか。

1: 動画の撮影が可能である。

2: Mモードは弁の動きを描画できる。

3: Aモードでは断層像が得られる。

4: コンベックス走査はリニア走査より深部視野が広い。

5: 血流の画像が得られる。

国試第2回午前:第88問

画像診断法として解像度(空間分解能)の最もよいのはどれか。

1: 超音波エコー法

2: ディジタルラジオグラフィー

3: シンチグラフィー(γカメラ)

4: ポジトロンCT

5: 核磁気共鳴法

国試第7回午前:第83問

超音波断層法について正しいのはどれか。

a: 5MHzの超音波の筋組織中での波長は約1mmである。

b: 距離分解能は波長より小さくならない。

c: 多重反射が起こるとゴースト画像が現れる。

d: 軟組織中での空気の反射率は骨の反射率より大きい。

e: 断層像の構成には連続波を用いる。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第31回午前:第33問

ラジオアイソトープによる画像計測について誤っているのはどれか。

1: PETの空間分解能はX線CTと同程度である。

2: PETでは陽電子の対消滅によるγ線を検出する。

3: SPECTでは人体の3次元構造を画像化する。

4: 体内での放射線の散乱を考慮する必要がある。

5: 体内での放射線の吸収を考慮する必要がある。

国試第34回午前:第31問

超音波画像計測について正しいのはどれか。

a: 脂肪より肝臓の方が音響インピーダンスが大きい。

b: 高い周波数を用いることで深部臓器の観察が可能になる。

c: A モードでは断層像が得られる。

d: 連続波ドプラ計測では血流の速度分布が得られる。

e: 造影剤としてマイクロバブルが用いられている。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第37回午後:第19問

超音波診断装置について誤っているのはどれか。

1: 断層画像は組織中を伝搬する超音波の透過度で描出する。

2: 深さの情報は探触子から発信した信号の往復時間から算出する。

3: 骨に当たると音響陰影が現れる。

4: Bモードでは血液は黒い映像として現れる。

5: カラードプラ法では探触子に近づく血流と遠ざかる血流に異なる色をつけて観察する。

ME2第28回午前:第48問

水素原子の核磁気共鳴を利用して組織内の水分量の差などを画像化するのはどれか。

1: 超音波診断装置

2: X線CT

3: ガンマカメラ

4: MRI

5: PET

国試第36回午前:第32問

X線CT撮影について誤っているのはどれか。 

1: 装置から発生する音はMRIよりも大きい。 

2: 造影剤を使用して血管を強調する。 

3: 手術ナビゲーションに用いられる。 

4: 患者が動くと像が不鮮明になる。 

5: 放射線防護対策が必要である。 

国試第29回午後:第31問

X 線CTについて誤っているのはどれか。

1: 臓器の立体的な構造を画像化する。

2: 複数のX線検出器を使用する。

3: 動画を撮影することが可能である。

4: 空間分解能は1mm程度である。

5: 組織のX線吸収係数を画像化する。

国試第10回午前:第62問

正しいのはどれか。

a: 被検体とガンマカメラのコリメータとの距離が増すと分解能は向上する。

b: 単光子断層法(SPECT)にはサイクロ卜ロンを設置する必要がある。

c: ガンマカメラのシンチレーターは放射線を電気信号に変換する。

d: 陽電子断層法(PET)はコリメータを必要としない。

e: ガンマ線は電磁波である。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第11回午前:第59問

MRIで得られる情報について誤っているのはどれか。

1: 信号強度は観測原子核の質量に比例する。

2: 緩和は励起されたスピンが元の状態に戻ることである。

3: 緩和時間差によって組織の区別が可能となる。

4: 血流についての情報が得られる。

5: 水素原子核以外の原子核からも情報が得られる。

国試第35回午後:第32問

ラジオアイソトープを用いた画像撮影について誤っているのはどれか。 

1: X線CTに比べて空間分解能が低い。 

2: SPECTは心筋の血流を観察できる。 

3: FDG-PETはがん診断に有用である。 

4: SPECTは中性子線を検出する。 

5: PETは陽電子放出核種を用いる。 

ME2第30回午前:第43問

X線CTと比較したMRIの特徴で誤っているのはどれか。

1: 石炭化の検出能が優れている。

2: 骨の障害陰影(アーチファクト)のない画像が得られる。

3: 血管の描出能が優れている。

4: 軟部組織のコントラスト分解能が優れている。

5: 神経路を描出できる。

ME2第31回午後:第7問

画像診断装置で誤っている組合せはどれか。

1: 超音波診断装置 -- 組織境界からの超音波反射強度を計測

2: X線CT -- X線の吸収度の差を計測

3: MRI -- 炭素原子の分布を計測

4: PET -- 陽電子を放出する放射性同位元素の分布を計測

5: SPECT -- γ線を放出する放射性同位元素の分布を計測

国試第7回午前:第85問

サーモグラフィについて正しいのはどれか。

1: 外部から赤外線を照射してその反射率を画像化する。

2: 検出器には超伝導を利用したSQUIDが使われる。

3: 着衣のままで検査ができる。

4: レイノー病による手足の血流障害の診断に利用されている。

5: 腎臓などの深部臓器の診断に有用である。

国試第4回午前:第85問

画像計測法でないのはどれか。

1: ディジタルラジオグラフィ

2: 陽電子断層法

3: 単光子断層法

4: MRI

5: 原子吸光法

国試第33回午後:第31問

核医学検査について正しいのはどれか。

a: PET で糖代謝に関する情報が画像化できる。

b: 体外から放射線を照射することで画像化する。

c: b 線を測定して画像化している。

d: SPECT で脳血流に関する情報が画像化できる。

e: PET で 3 次元画像が得られる。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第28回午後:第31問

核医学における画像測定について正しいのはどれか。

a: PETで糖代謝の撮像が可能である。

b: 体外から放射線を照射することで画像化する。

c: β線が測定の対象である。

d: SPECTで脳の血流量に関する撮像が可能である。

e: PETで3次元画像が得られる。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e