第37回ME2午後2問の類似問題

国試第33回午前:第72問

混合静脈血酸素飽和度(SVO2)について正しいのはどれか。

a: パルスオキシメータで測定できる。

b: 過度の血液希釈によって低下する。

c: 人工心肺中の血液加温時には低下する。

d: 50 % では嫌気性代謝が進行する。

e: 80 % は低心拍出量状態を意味する。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第15回午前:第64問

動脈血ガス分析装置に用いられる測定電極はどれか。

a: pHガラス電極

b: クラーク電極

c: 液体膜電極

d: 重炭酸イオン電極

e: 銀-塩化銀電極

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第3回午前:第28問

手術中の患者の状態把握について正しいのはどれか。

a: 心音と呼吸音は食道聴診器で常時聴取できる。

b: 動脈血O2分圧は、パルスオキシメータで直接測定できる。

c: 麻酔中は、体温を測定しても意味がない。

d: 肺動脈楔入圧は左房圧を反映するものとされている。

e: 終末呼気CO2濃度は、換気量の適否の目安となる。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

ME2第38回午後:第45問

観血式血圧モニタの表示値が非観血式血圧計の測定値と異なる場合、点検する項目で適切ではないのはどれか。

1: 大気開放バルブの高さ

2: ゼロ点

3: カテーテルの振動による共振現象の有無

4: カテーテル内の凝血の有無

5: モニタの波形表示スケール

ME2第30回午後:第25問

連続性ドプラ法について誤っているのはどれか。

1: 送信と受信を別々の素子で行う。

2: 反射体の位置を測定できない。

3: 速い血流の測定が可能である。

4: 流速計測から狭窄前後の圧較差を算出できる。

5: Bモードと重ねてリアルタイム表示が可能である。

ME2第30回午後:第47問

観血式血圧計に使用する測定系(トランスデューサ、三方活栓、エクステンションチューブ、カテーテルなどで構成される)の点検に必要ないのはどれか。

1: 血圧キャリブレータ

2: 周波数カウンタ

3: 正弦波圧力発生装置

4: 記録計

5: 水銀柱血圧計

国試第22回午前:第29問

超音波ドプラ血流計について正しいのはどれか。

1: 血流がプローブに向かうと受信周波数は発信周波数より高くなる。

2: 連続波ドプラ法では特定部位の血流速を識別できる。

3: 周波数折り返し現象(エイリアシング)は血流速が小さいと起こる。

4: 最大計測深度はパルス繰り返し周波波数が高いほど深い。

5: パルスドプラ法では繰り返し周波数は5MHz以上である。

国試第28回午前:第30問

赤外線を利用した呼吸関連計測装置はどれか。

a: スパイロメータ

b: ニューモタコメータ

c: インピーダンスプレスチモグラフ

d: パルスオキシメータ

e: カプノメータ

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第17回午前:第53問

呼吸計測について誤っているのはどれか。

1: フライシュ呼吸流量計は差圧式流量計である。

2: 二酸化炭素濃度は紫外線で計測する。

3: 熱線型流量計では白金線が用いられている。

4: スパイロメータによって肺気量分画を測定する。

5: 機能的残気量はガス希釈法で測定する。

ME2第32回午後:第3問

観血式血圧計について誤っているのはどれか。

1: トランスデューサには半導体ストレインゲージが使用される。

2: 血圧アンプには低域遮断フィルタが使用される。

3: ダンピングデバイスは血圧波形の歪みを抑制する装置である。

4: 連続した血圧モニタリングが可能である。

5: トランスデューサを大気圧に開放し、ゼロ点を合わせる。

ME2第39回午前:第49問

観血式血圧測定法で、実際より収縮期血圧が高く、かつ拡張期血圧が低く計測されるのはどれか。

1: トランスデューサの位置が右房の位置より高い。

2: カテーテルに大きな気泡が混入している。

3: カテーテルの先端が血管壁に当たっている。

4: 長い延長チューブを使用している。

5: 系全体で共振が起きている。

国試第33回午後:第64問

経皮的ガス分析装置について誤っているのはどれか。

1: 酸素分圧測定は主に新生児領域で使用される。

2: 酸素分圧測定には加温が必要である。

3: 酸素電極はクラーク電極を応用したものである。

4: 二酸化炭素電極はセバリングハウス電極を応用したものである。

5: 二酸化炭素分圧測定には冷却が必要である。

国試第14回午前:第53問

呼吸モニタについて正しいのはどれか。

a: 流量はローリングシール型流量計によって測定される。

b: 二酸化炭素濃度は赤外線分析計で測定される。

c: 圧力センサには静電容量変化を検出するものがある。

d: コンプライアンスは、体積と圧力とによって求めることができる。

e: 生理学的死腔率は呼吸モニタの一次情報である。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第4回午前:第89問

検体計測に用いないのはどれか。

1: 赤外分光光度計

2: 電気泳動装置

3: 炎光光度計

4: ガスクロマトグラフ

5: パルスオキシメータ

国試第32回午前:第29問

トランジットタイム型超音波血流計について正しいのはどれか。

a: 複数チャネルの同時計側か可能である。

b: 電気的干渉を受けやすい。

c: 測定開始前にゼロ点補正が必要である。

d: 体外循環用のチューブで使用可能である。

e: 内胸動脈グラフトで使用可能である。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第18回午後:第42問

カプノメトリについて誤っているのはどれか。(人工呼吸療法)

a: 動脈血二酸化炭素分圧の近似値が得られる。

b: 二酸化炭素呼出曲線開始時点と呼気開始とが一致する。

c: サイドストリーム型のガスサンプル量は約1L/分である。

d: 二酸化炭素の赤外線吸収原理を利用している。

e: 呼気終末二酸化炭素分圧は肺胞換気量に反比例する。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第30回午後:第28問

熱希釈式心拍出量測定で正しいのはどれか。

1: 末梢動脈よりカテーテルを挿入する。

2: 注入液はできるだけゆっくり注入する。

3: 注入するブドウ糖液は体温に調整して使用する。

4: カテーテル係数は常に一定値に設定しておく。

5: 不整脈では測定回数を多くしてその平均値を使用する。

国試第34回午後:第29問

カプノメータについて正しいのはどれか。

a: サイドストリーム型では測定に時間的な遅れが生じる。

b: 脱酸素化ヘモグロビンの吸光特性を利用する。

c: 窒素ガス濃度は誤差の原因となる。

d: ゼロ点校正が不要である。

e: 二酸化炭素ガスは 4.3 nm に光吸収のピークをもつ。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第9回午前:第63問

適切な組合せはどれか。

a: ストレインゲージー -------― パルスオキシメーター

b: サーミスタ ―――――--―― 熱希釈式心拍出量計

c: 半導体赤外線検出器 ―---― サーモグラフィ

d: 圧電素子 ――――――---― 超音波診断装置

e: ホール素子 ―――---――― 電磁血流計

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第15回午前:第60問

ドップラー診断装置について正しいのはどれか。

a: 連続波ドップラーではカラードップラー断層像を作ることができない。

b: 連続波ドップラーでは測定できる血流速度に上限がある。

c: パルス波ドップラーではエイリアシングが出現しない。

d: 計測できる深度はパルス繰り返し周期によって制限される。

e: カラードップラーでは血流の相対速度の分布を色で表示する。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e