輸液ポンプについて正しいのはどれか。
1: フィンガポンプはチューブをローラでしごく。
2: ドロップセンサの原理は光透過計測である。
3: ドロップセンサは薬液の成分を分析する。
4: 成人用点滴セットは10滴で1mlである。
5: 小児用点滴セットは20滴で1mlである。
ローラポンプの回転軸において応力集中が発生する部位はどこか。
a: 軸の両端
b: 軸の直径が大きく変化する部位
c: 軸に沿って溝が刻まれている部位
d: 軸の回転中心
e: 軸の外周表面
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
輸液に用いる機器について正しいのはどれか。
a: 予圧注入方式は携帯型に用いられる。
b: ローラポンプ方式では流れの方向は弁機構で制御される。
c: 自然滴下方式では滴下センサは用いない。
d: フィンガポンプ方式は高流量投与に適する。
e: シリンジポンプ方式は低流量でも精度が高い。
シリンジポンプについて誤っているのはどれか。
1: 内臓バッテリーにより駆動できる。
2: ピストンシリンダ方式である。
3: 流量精度は±1%以下と規定されている。
4: フィンガポンプに比べて低流量の注入が可能である。
5: 輸液流量表示は1時間当たりの流量で表される。
人工心肺送血ポンプで使用するローラポンプと遠心ポンプとの比較で正しいのはどれか。
a: 遠心ポンプの方が血液損傷が起こりやすい。
b: 遠心ポンプでは流量計は不要である。
c: 遠心ポンプは長期補助循環に適している。
d: ローラポンプは回転数による流量制御が容易である。
e: ローラポンプは回路閉塞時の回路破裂の危険が少ない。
滴下制御方式の輸液ポンプで誤っているのはどれか。
1: 薬液の表面張力によって一滴の量が異なる。
2: 点滴筒が傾かないように滴下センサを取付ける。
3: チューブを強く引っ張って取付けると流量誤差が大きくなる。
4: 輸液ポンプに付着した汚れはぬるま湯で拭き取る。
5: 保管中は商用電源に接続しておく。
輸液ポンプと輸液セットチューブについて誤っているのはどれか。
1: 容積制御型は専用輸液セットチューブを用いる。
2: 滴下制御型は点滴筒があれば輸液セットチューブを選ばない。
3: 滴下制御型は薬液の密度によって輸液量誤差を生じる。
4: 容積制御型は長時間使用によるチューブの変形が流量誤差を生じる。
5: フィンガポンプはチューブをランダムに押しつぶし輸液を可能とする。
低流量(例1ml/h)で、もっとも精度よく輸液できるポンプはどれか。
1: フィンガポンプ
2: ローラポンプ
3: シリンジポンプ
4: ボルメトリックポンプ
5: バネ式インフューザ
1: フィンガポンプはチューブをローラーでしごく。
4: 成人用点滴セットは20滴で1mlである。
5: 5. 小児用点滴セットは80滴で1mlである。
正しいのはどれか。
a: シリンジポンプは大量急速注入に適する。
b: シリンジポンプには気泡アラームがついている。
c: 輸液ポンプの滴下センサは赤外線を用いている。
d: 流量制御型輸液ポンプでは専用の輸液セットを用いる。
e: 携帯型ポンプには与圧注入方式がある。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
輸液ポンプで誤っているのはどれか。
1: シリンジポンプは微量注入に適する。
2: 滴下センサには赤外線が用いられる。
3: ペリスタルティック方式には気泡アラームがある。
4: 流量制御型では汎用輸液セットが使える。
5: 与圧注入方式は小型軽量である。
人工心肺に用いる遠心ポンプについて正しいのはどれか。
1: 流量計は不要である。
2: 血圧が上昇すると流量が増加する。
3: ポンプを停止させると逆流が生じる。
4: ポンプの回転子は8000rpm程度で回転している。
5: 心筋保護液ポンプとして使用されている。
2: 滴下センサは赤外線を用いる。
人工心肺に用いる遠心ポンプについて誤っているのはどれか。
1: 内部の回転体は磁気結合によってモーター駆動部と結合されている。
2: 多量の空気がポンプ内に流入すると血液の吐出が停止する。
3: ポンプが停止すると逆流を生じる。
4: 患者の血圧によらず一定の流量が得られる。
5: 血液の粘性が高くなると吐出量は低下する。
輸液ポンプについて誤っているのはどれか。
a: シリンジポンプ方式の送液精度は±3%以内である。
b: フィンガポンプ方式は輸液チューブをしごくことによって送液する。
c: フィンガポンプ方式の送液精度は±30%である。
d: ドロップセンサは気泡を検出する。
e: バッテリーの充電状態を定期的に点検する。
輪液ポンプについて正しいのはどれか。
a: 輪液量の正確なコントロールのために必要である。
b: 警報機構は不必要である。
c: 感電防止のため動力源として二酸化炭素を使用する。
d: 乳児や新生児の輪液に適する。
e: 手術室用としては大量輪液もできるものが望しい。
人工心肺用ローラポンプチューブの圧閉度調整について誤っているのはどれか。
1: 落差1mで調整する。
2: 滴下速度は毎分30~50滴とする。
3: 過度の圧閉は溶血を増大する。
4: 不十分な圧閉は逆流を発生する。
5: 不十分な圧閉は溶血を増大する。
人工心肺用ローラポンプチューブの圧閉度調整で誤っているのはどれか。
2: 滴下速度は30~50滴/分とする。
3: 過度の圧閉は溶血を増大させる。
4: 不十分な圧閉は溶血を増大させる。
5: 不十分な圧閉は逆流を発生させる。
a: ずり応力がずり速度に比例する流れをハーゲン・ポアズイユ流れという。
b: 剛体管内の層流の単位時間の流量は粘性率が大きいほど多い。
c: レイノズル数は流れの速度に比例する。
d: 長い剛体管内では臨界レイノルズ数以下の流れは層流である。
e: レイノルズ数は速度と同じ次元をもつ。
体外循環中の血液について正しいのはどれか。
a: ローラポンプの圧閉度は溶血と関連が深い。
b: 赤血球は陰圧より陽圧に対して損傷を受けやすい。
c: 胸腔内血液吸引ラインでの空気混入は溶血を減少させる。
d: 血小板数は変化しない。
e: 血漿蛋白の変性が起こる。
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