水中で波長が0.3mmの超音波のおおよその周波数はどれか。(医用機械工学)
1: 3MHz
2: 5MHz
3: 30MHz
4: 45MHz
5: 300MHz
超音波について正しいのはどれか。
a: 周波数領域が16Hz~20kHzの音波である。
b: 干渉性はない。
c: 音響インピーダンスの異なる物質の境界では一部が反射する。
d: 周波数が高いほど生体内到達深度が浅い。
e: 音波のエネルギーは周波数の二乗に比例する。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
超音波パルス法において、送信パルスから160μs後にエコー信号が得られたとき、対象物は探触子からおよそ何cmの距離にあるか。ただし、媒質中の音速は1500m/sとする。
1: 4
2: 8
3: 12
4: 16
5: 24
超音波診断装置で誤っているのはどれか。
1: 超音波ビーム軸方向の2ヵ所を弁別する能力を距離分解能とい う。
2: Bモードは生体の断面をリアルタイムで観察するのに適している。
3: リニア走査方式は心臓の画像診断に適している。
4: 胎児心拍数の測定にはドプラ法が用いられる。
5: 腹部超音波診断に用いる周波数は3~5MHzである。
超音波診断装置について誤っているのはどれか。
1: 超音波プローブの振動子は超音波の送受信を交互に行う。
2: 連続波ドプラ法によって弁狭窄前後の圧較差が算出できる。
3: Bモードの輝度変調は反射強度が強いほど明るく表示される。
4: Mモード表示はプローブを動かさずに送受信を行う。
5: 画像のフレームレートを高くするには走査線数を増す必要がある。
1: 反射波の強さを明るさで表示するのがBモードである。
2: Mモードは動きのある臓器の計測に使用される。
3: 成人の心臓検査にはセクタプローブを使う。
4: カラードプラ法は連続波を用いる。
5: 連続波ドプラ法は弁膜症の診断に有用である。
画像診断用超音波装置について正しいのはどれか。
1: 音響レンズにはガラスが使用される。
2: 距離分解能はパルス幅が短いほど向上する。
3: 方位分解能は振動子の口径が小さいほど向上する。
4: リニア電子スキャンプローブの振動子には水晶が用いられている。
5: 周波数が高いと到達深度が深くなる。
超音波画像計測法について正しいのはどれか。(生体計測装置学)
1: 音速が同じ2つの組織の境界面では超音波の反射は生じない。
2: 音速が遅い組織は実際より薄く表示される.
3: Bモードは超音波ビームを走査しない測定法である。
4: 電子スキャンは焦点距離を電子的に変えられる。
5: カラードプラ法では血流速度の角度依存性がない。
超音波計測について誤っているのはどれか。(生体計測装置学)
1: 超音波の屈折は音速の異なる生体組織の境界で生じる。
2: 超音波の反射は音響インピーダンスの異なる生体組織の境界で生じる。
3: 生体組織による超音波の減衰は周波数が高くなるほど大きい。
4: 筋肉での超音波の減衰は水と同程度である。
5: 筋肉での音速は水と同程度である。
超音波画像診断装置で誤っているのはどれか。
1: プローブの振動子は超音波の送受信を交互に行う。
2: パルスドプラ法では断層像とドプラ情報を交互に採取している。
3: プローブの中心周波数が高いと距離分解能は向上する。
4: セクタスキャンでは振動子を駆動させる時間差を替えてビーム方向を変える。
5: 画像のフレーム数を多くするには1画面当たりの走査線数を増やす。
a: 空気を含む組織をよく通過する。
b: 血流方向に散乱された超音波は入射波の周波数と異なる。
c: 生体組織での減衰定数は周波数にほぼ比例する。
d: 音響インピーダンスは密度と音速との積である。
e: 胎児に対する超音波検査は催奇形性がある。
正しいのはどれか。
a: 超音波とは周波数が20kHz以下の音のことである。
b: 超音波は特殊なため波動としての一般的性質は持たない。
c: 超音波は吸収、反射、散乱されながら生体中を伝搬する。
d: 超音波は周波数が高いほど指向性は鋭い。
e: 超音波によるキャビテーションは空気中で生じる。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
超音波診断について正しいのはどれか。
1: 心臓内腔の血流方向と速度は同時に表示できない。
2: 冠動脈の狭窄部位の断面は観察できない。
3: 弁口部の圧較差はパルスドプラ法で計測する。
4: 鮮明な画像を得るためにはできるだけ低い周波数の超音波を用いる。
5: 超音波造影剤としてマイクロバブルが使われる。
生体中の超音波の性質で正しいのはどれか。
a: 横波である。
b: 可聴音よりも指向性が低い。
c: 可聴音よりも反射しにくい。
d: 空気に比べて筋組織での音速が大きい。
e: 周波数が高いほど減衰しやすい。
超音波画像計測について正しいのはどれか。
a: 脂肪より肝臓の方が音響インピーダンスが大きい。
b: 高い周波数を用いることで深部臓器の観察が可能になる。
c: A モードでは断層像が得られる。
d: 連続波ドプラ計測では血流の速度分布が得られる。
e: 造影剤としてマイクロバブルが用いられている。
超音波診断装置について正しいのはどれか。
a: ドップラー血流計では超音波ビームを血流方向と直交させる。
b: 生体組織に発生したキャビテーションを画像化する。
c: ダイナミックフォーカスは機械的走査の一種である。
d: 空間分解能には距離分解能と方位分解能とがある。
e: 骨の背後にある組織は観測できない。
a: 狭窄部位の高血流速度の測定にはパルス波を用いる。
b: 心臓弁運動の定量にはMモードを用いる。
c: 組織性状の画像化には高調波が有用である。
d: 腹部の画像描出にはセクタ走査が適している。
e: Bモード画像描出には連続波を用いる。
図は超音波診断用探触子の走査方法を示し、矢印は超音波ビームを表す。心臓超音波検査に用いられるのはどれか。
a: 振動数16kHz以上20kHz以下の音をいう。
b: 振動数の低い超音波は鋭い指向性を示す。
c: 超音波は液体、個体および気体中を伝搬する。
d: 超音波の波長は振動数と音速で定まる。
e: 超音波は、吸収、反射、散乱されながら伝搬する。
b: 血流方向に散乱されると周波数が変化する。
d: キャビテーションによる生体組織の損傷はない。
e: 超音波検査は胎児の診断に用いない。
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