第32回ME2午前16問の類似問題

国試第16回午後:第51問

誤っているのはどれか。

a: 溶血とは赤血球膜が破断しヘモグロビンが溶出する現象である。

b: 損傷した赤血球は変形能が低下する。

c: 血液中のヘモグロビン濃度の基準値は12~18g/dlである。

d: 溶血が多量に生じても血液の酸素運搬能は維持される。

e: 血漿遊離ヘモグロビン濃度の基準値は200~500mg/dlである。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第18回午前:第10問

アレルギーで血液中に特徴的に増加するのはどれか。(人の構造および機能)

1: 好中球

2: 単球

3: リンパ球

4: 好塩基球

5: 好酸球

国試第30回午後:第25問

輸血製剤について正しいのはどれか。

1: 血小板製剤は2~6°Cで保存する。

2: 洗浄赤血球製剤は血漿分画製剤である。

3: 赤血球液の有効期間は21日間である。

4: 輸血製剤1単位は全血400mL由来である。

5: 血漿分画製剤は献血者1人から分離・製造される。

国試第10回午前:第30問

正しいのはどれか。

a: 特発性血小板減少性紫斑病では骨髄中の巨核球数が減少する。

b: 血小板無力症では血小板の凝集能に異常を認める。

c: 血友病Aでは凝固時間が延長する。

d: 播種性血管内凝固症侯群(DIC)では二次線溶が亢進する。

e: 肝障害が高度になってもビタミンK依存性凝固因子は正常である。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

ME2第38回午前:第9問

抗体を産生するのはどれか。

1: 赤血球

2: 好中球

3: T細胞

4: B細胞

5: 血小板

国試第16回午前:第9問

血液について正しいのはどれか。

1: 血液から血球成分を除いた上清を血清という。

2: 血液中で血球がしめる重量百分率をヘマトクリット値という。

3: 単球は白血球の約20%を占める大型細胞である。

4: 好中球は抹消血中で最も多く認められる顆粒球である。

5: 赤血球はTCA回路によって好気的にエネルギー(A7P)を得る。

国試第7回午前:第28問

健常成人で正しいのはどれか。

a: 血漿たんぱく量は血漿100ml中約3gである。

b: 赤血球の平均寿命は約120日である。

c: 赤血球沈降速度は2~6mm/時間である。

d: 循環血液量は体重の約8%である。

e: 血液ヘモグロビン量は30~35g/dlである。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第25回午後:第7問

誤っているのはどれか。

1: 細胞外液で最も多い陽イオンはNa+である。

2: 血清はフィブリノーゲンを含む。

3: ABO血液型でA型の血清中には抗B抗体が存在する。

4: 好酸球は顆粒白血球である。

5: 血小板は血液凝固に関係する。

国試第27回午前:第8問

誤っているのはどれか。

1: 細胞外液で最も多い陽イオンはNa+である。

2: 血清はフィブリノーゲンを含む。

3: ABO血液型でA型の血清中には抗B抗体が存在する。

4: 好酸球は顆粒白血球である。

5: 血小板は血液凝固に関係する。

国試第9回午前:第44問

鉄欠乏性貧血について誤っているのはどれか。

a: 思春期に好発する。

b: 小血球性貧血である。

c: 低色素性貧血である。

d: 血清フェリチン値は正常である。

e: 骨髄では網状赤血球が増加している。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第20回午前:第39問

血小板について正しいのはどれか。(血液学)

a: 巨核球から産生される。

b: 有核である。

c: 大きさは8~10μmである。

d: 寿命は約10日である。

e: 血中の数は10~40万/μlである。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第16回午前:第34問

血小板について正しいのはどれか。

a: 巨核球から産生される。

b: 有核である。

c: 大きさは8~10μmである。

d: 寿命は約10日である。

e: 血中の数は10~40万/μlである。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第1回午前:第3問

正常成人男性の血液について誤っているのはどれか。

1: 全血に対し血球成分が占める体積は約45%である。

2: 赤血球は全血1cm3中に約500万個存在する。

3: pHは7.35~7.45の範囲にある。

4: 全白血球中において好中球の占める割合は60~70%である。

5: 血漿には7~8%の濃度で蛋白質が含まれる。

国試第26回午後:第7問

採血直後の血液に添加しても凝固を阻止できないのはどれか。

1: EDTA

2: ヘパリン

3: シュウ酸ナトリウム

4: クエン酸ナトリウム

5: ワルファリン

国試第8回午前:第43問

出血傾向の原因について正しい組み合わせはどれか。

a: アレルギー性紫斑病 ――――――---- 血管の異常

b: 再生不良性貧血 ――――――------- 血小板数の減少

c: 白血病 ――――――――――------- 血小板数の増加

d: 血友病A ――――――――――――- 線溶亢進

e: 播種性血管内凝固症候群(DIC)――― 凝血因子の消費

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第24回午後:第76問

血液凝固で正しいのはどれか。(生体機能代行装置学)

1: 血液が異物と接触すると血液凝固III因子が活性化する。

2: メシル酸ナファモスタットは陽性荷電膜に吸着される。

3: 活性化部分トロンボプラスチン時間はヘパリン量の調節に用いられている。

4: ヘパリンはXII因子に直接作用し、血液の凝固を阻止する。

5: クエン酸ナトリウムは血中のリンイオンを低下させる。

ME2第32回午前:第19問

ホルモンとその生理作用の組合せで誤っているのはどれか。

1: バソプレッシン -- 体液量や浸透圧の調節

2: エリスロポエチン -- 赤血球産生の促進

3: パラソルモン -- 血中カルシウムイオン濃度の調節

4: プロラクチン -- 乳汁分泌の調節

5: ノルアドレナリン -- 血圧の低下

国試第31回午後:第24問

血液製剤の有効期間として正しいのはどれか。

a: 赤血球濃厚液(2~6°C) ―――――― 21日間

b: 洗浄赤血球(2~6°C) ――――――― 洗浄後7日間

c: 血小板(20~24°C) ―――――――― 6時間(振盪保存)

d: 新鮮凍結血漿(-21°C以下) ―――― 10日間

e: グロブリン製剤(10°C以下) ――――― 2年間

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第6回午後:第30問

人工心肺の血液に及ぼす影響について正しいのはどれか。

a: 赤血球の損傷

b: 血漿遊離ヘモグロビン濃度の上昇

c: 血漿たんぱくの変性

d: ヘマトクリット値の上昇

e: 血液粘度の低下

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第25回午前:第25問

輸血に関して正しい組合せはどれか。

a: 移植片対宿主病(GVHD)予防 -------- 放射線照射

b: 赤血球濃厚液 -------------------- 有効期間60日間

c: 感染症スクリーニング検査 ---------- インフルエンザウィルス

d: 抗A抗体 ------------------------ 輸血による感作

e: アルブミン ----------------------- 血漿分画製剤

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e