第29回ME2午前18問の類似問題

ME2第37回午前:第57問

生体における熱特性について誤っているのはどれか。

1: 脂肪組織の熱伝導率は水より小さい。

2: 生体内部の熱の移動は主に熱伝導による。

3: 体表面での空気の対流は熱の放散を促進する。

4: 運動時の熱産生は主に骨格筋に起因する。

5: 体表面からの熱放射エネルギーの波長分布は赤外領域にある。

国試第25回午前:第31問

体温測定で誤っているのはどれか。

1: 予測式電子体温計は水銀体温計に比べて短時間で測定できる。

2: 鼓膜温の測定には赤外線放射温度計が用いられる。

3: 電子体温計は温度上昇でサーミスタの抵抗が増大することを利用している。

4: 深部体温計は熱流補償法を用いて生体組織温を測定する。

5: サーモグラフィは体表面から放出される赤外線を利用している。

ME2第28回午後:第37問

体温計測の目的と使用機器の組合せで誤っているのはどれか。

1: 口腔温 -- 深部体温計

2: 鼓膜温 -- 赤外線放射温度計

3: 直腸温 -- サーミスタ温度計

4: 体表温度分布 -- サーモグラフ

5: 温熱療法中の組織温 -- 熱電対温度計

国試第32回午後:第86問

生体の熱特性について正しいのはどれか。

a: 脂肪組織は筋組織に比べて比熱が大きい。

b: 運動時に熱の産生が最も多い臓器は肝臓である。

c: 体表からの放射エネルギーのピーク波長は赤外領域にある。

d: 皮膚における末梢血管の拡張は体表からの熱の放散を促進させる。

e: 生体内部での熱の移動に最も寄与しているのは組織の熱伝導である。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第12回午後:第50問

体外循環について誤っているのはどれか。

a: 低体温は血管を拡張させる。

b: 低体温は組織の酸素消質量を低下させる。

c: 低体温は血液粘度を増加させる。

d: 血液希釈は血液粘度を低下させる。

e: 血液希釈は末梢血管抵抗を上昇させる。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第24回午前:第90問

生体の熱特性で誤っているのはどれか。(生体物性材料工学)

1: 活動時の熱の産生は主に骨格筋で起こる。

2: 脂肪組織の熱伝導率は筋組織よりも大きい。

3: 生命活動に必要なエネルギー源はATPである。

4: 成人は安静時に100W程度の熱を発生している。

5: 人体組織内の熱輸送のほとんどは血液の循環による。

国試第29回午後:第88問

生体での熱の伝わり方について正しいのはどれか。

a: 体表面での熱の放散には空気の対流が役立つ。

b: 皮膚組織内では対流はほとんど存在しない。

c: 体表面から熱放射する電磁波は近赤外光である。

d: 生体内の組織における熱伝導は温度差の4乗に比例する。

e: 生体内では血流による熱の移動の効果が大きい。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第33回午前:第86問

人体の熱特性について正しいのはどれか。

a: 熱の産生は 1 kW 程度である。

b: 人体の皮膚は黒体とみなせる。

c: 体表からの放射エネルギーのピーク波長は赤外領域にある。

d: 呼吸の増加は熱放出を増す。

e: 末梢血管の拡張は熱放出を抑制する。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第15回午後:第51問

体外循環中の生体監視について誤っているのはどれか。

1: 動脈圧は臓器の灌流状態の指標となる。

2: 中心静脈圧は循環血液量を反映する。

3: 直腸温は深部体温を反映する。

4: 尿量は毎時20ml/kg以上に保つ。

5: 血液ガス分析値は人工肺機能の指標となる。

ME2第29回午前:第57問

熱の伝わりについて誤っているのはどれか。

1: 体表面での空気の対流は熱の放散に役立つ。

2: 熱伝導は温度の勾配に比例する。

3: 皮膚組織内では対流はほとんどない。

4: 生体内での熱の移動は血流による影響が大きい。

5: 体表面からの熱放射は近赤外光による。

国試第20回午後:第82問

人体の熱特性について正しいのはどれか。(生体物性材料工学)

a: 熱の産生は1kW程度である。

b: 皮膚は黒体とみなせる。

c: 体表からの放射エネルギーのピーク波長は赤外領域にある。

d: 呼吸の増加は熱放散を増す。

e: 末梢血管の拡張は熱放散を抑制する。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第31回午後:第29問

体温計測について誤っているのはどれか。

1: 電子体温計は測温体としてサーミスタを用いる。

2: 予測式電子体温計は温度上昇曲線で体温を推定している。

3: 深部体温計は熱流補償法を用いて核心温を測定する。

4: 耳用赤外線体温計には量子型検出器が使われる。

5: サーモグラフは体表面の赤外線放射分布を画像化したものである。

ME2第35回午後:第23問

体温の測定について正しいのはどれか。

1: 予測式電子体温計は長時間測定部に入れておくと表示が不安定になる。

2: 電子体温計は体温の変動をリアルタイムで表示する。

3: 手術中の体温モニタは測定部の最高温を表示する。

4: 耳式赤外線体温計は核心温度に近い値を表示する。

5: 深部体温計は針電極を用いる。

国試第22回午後:第69問

低体温について正しいのはどれか。

a: 血液粘度が低下する。

b: 人工心肺の安全限界が狭まる。

c: 組織への酸素移行が減少する。

d: 混合静脈血酸素飽和度が増加する。

e: アルファスタット法による管理ではpHが上昇する。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第24回午前:第71問

人工心肺による体外循環で正しいのはどれか。(生体機能代行装置学)

a: 体温が低下するほど至適灌流量は増加する。

b: 血中インスリン濃度は上昇する。

c: 血液希釈によって酸素解離曲線は右方に偏位する。

d: 血中遊離ヘモグロビンが増加する。

e: 体温の低下によって血液粘ちょう度は上昇する。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第30回午後:第8問

体温計測について誤っている組合せはどれか。

1: 放射温度計 -- 赤外線検出

2: 水銀温度計 -- 熱膨張

3: 深部体温計 -- ペルチェ効果

4: 電子体温計 -- 電気抵抗変化

5: サーモグラフィ -- ステファン・ボルツマンの法則

国試第10回午後:第53問

人工心肺灌流時の低体温について正しいのはどれか。

a: 20°C以下の体温を超低体温という。

b: 体温を30°Cに保つと臓器の酸素需要は37°Cの約半分となる。

c: 体温を15°Cに保つと臓器の酸素需要は37°Cの1%以下となる。

d: 低体温中は酸素解離曲線が右方に移動する。

e: 低体温中は血液の粘度は増大する。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第5回午前:第58問

誤っているのはどれか。

1: 熱の伝わり方には熱伝導の他に熱対流と熱放射とがある。

2: 熱対流は固体だけに起きる現象である。

3: 熱放射では真空中でも熱が伝わる。

4: 熱放射では電磁波の形で熱が伝わる。

5: ヒトも熱放射の形で体温にみあった遠赤外線を出している。

国試第33回午前:第31問

耳式赤外線体温計について正しいのはどれか。

a: 鼓膜から放射される赤外線を検出している。

b: 核心温に近い体温が計測できる。

c: 量子型赤外線検出器が用いられている。

d: 体温の連続測定に適している。

e: 外耳道に炎症があると測定値に影響を与える。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第20回午後:第51問

体外循環中の熱交換について正しいのはどれか。(体外循環装置)

a: 体温の低下とともに酸素消費量は増加する。

b: 臓器によって温度変化の程度が異なる。

c: 熱交換器にはステンレス管が用いられる。

d: 熱交換器はガス交換器より上流側に設置する。

e: 復温時の血液と温水との温度差は10°C以上とする。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e