心電図テレメータの電波が適切に受信されなかった原因として考えられないのはどれか。
1: 送信機の電池の電圧低下
2: 院内ポケットベルの使用
3: 同じチャネルの複数の送信機使用
4: 携帯電話の使用
5: 中性電極コードの断線
心電計の点検について正しいのはどれか。
1: 記録器の紙送り速度を30mm/sで確認した。
2: 感度を5倍にして校正波形の振幅を確認した。
3: 低域遮断周波数が0.05Hz以下であることを確認した。
4: 高域遮断周波数が40Hzであることを確認した。
5: 標準感度が20mm/1mVであることを確認した。
医用テレメータで正しいのはどれか。(生体計測装置学)
1: 入力部の正電極の色は赤色である。
2: 低減遮断のための時定数は3.2秒以上である。
3: 心電図のサンプリング周波数は50Hz程度である。
4: 使用周波数帯域に5つのバンドが割り当てられている。
5: ゾーン配置した区域内では同一色ラベルの送信機が使われる。
周波数変調について正しいのはどれか。
a: 搬送波の振幅が変化する。
b: 振幅変調に比べ伝送路を占有する周波数帯域が狭い。
c: 情報を符号によって表す。
d: 振幅変調に比べ雑音に強い。
e: 医療用テレメータに使われている。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
正しいのはどれか。
a: 2.4GHzの電磁波は非電離放射線である。
b: 携帯電話で使用される周波数は約500kHzである。
c: 小電力医用テレメータは出力が10mW以下であれば任意の周波数を用いてよい。
d: 心電計に対する電磁障害は患者測定電流の増加である。
e: 電気メスの影響を抑えるために心臓ベースメーカを固定レートとする。
脳波測定器について誤っているのはどれか。
a: 周波数帯域は0.5~70Hzの範囲である。
b: 標準記録紙送り速度は30cm/sである。
c: 電極には分極電極が用いられる。
d: 増幅器には100dB以上の増幅度が必要である。
e: ペン書き記録方式がよく用いられる。
心電計の紙送り速さの確認で適切でないのはどれか。
1: 商用交流雑音(ハム)を入力した。
2: 1周期400msの矩形波を入力した。
3: 120ppmに設定した体外式ペースメーカの信号を入力した。
4: 点検者自身の心電図を入力した。
5: 低周波発振器から10Hzの正弦波を入力した。
無線通信について正しいのはどれか。
a: 搬送周波数が同一のAM信号とFM信号は混信する。
b: 周波数が高いほど建物の陰に電波が届きにくくなる。
c: AMもFMも信号を送るには周波数の幅(帯域)が必要である。
d: マイクロ波帯では電離層の反射がある。
e: アンテナは長いほど受信の効率がよい。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
心電図テレメータで心電図波形のモニタリングができなくなり、電波異常の表示が出た。原因として考えられないのはどれか。
1: 送信機を装着した患者が病棟から出て行った。
2: 送信機の電池が消耗していた。
3: 受信チャネルの設定を間違えた。
4: 心電図波形の感度設定が低すぎた。
5: 受信アンテナケーブルのコネクタが外れかかっていた。
電気メスについて正しいのはどれか。
1: 500MHzの高周波が用いられる。
2: 出力電力と必要な対極板面積は反比例する。
3: 純切開にはバースト波が用いられる。
4: 出力回路にはコンデンサが直列に挿入される。
5: 高周波接地は対極板側回路を抵抗により接地する。
電気メスについて正しいのはどれか。(医用治療機器学)
a: 300kHz~5MHzの高周波を使用する。
b: モノポーラ出力では対極板が必要である。
c: 小児の場合は対極板を半分に切って使用する。
d: バイポーラ電極を使用すればモニタ障害が起こらない。
e: 対極板接地形では高周波分流が起こりやすい。
心電計の時定数について正しいのはどれか。(生体計測装置学)
a: 心電図の波形取り込み速度を表している。
b: 入力インピーダンスに比例する。
c: 入力電圧に対する過渡応答の特性を表している。
d: 増幅器の低域遮断周波数に反比例する。
e: 大きくすると高い周波数成分は減衰する。
JIS T 1453「電気手術器(電気メス)」の規定で誤っているのはどれか。
1: 主要搬送波周波数は2450MHzを用いる。
2: 定格最大出力はいかなる作動モードでも400Wを超えてはならない。
3: メス先電極からの高周波漏れ電流は150mAを超えてはならない。
4: 対極板コードの断線警報表示は赤色である。
5: 切開モード作動時の表示光は黄色である。
心電計について正しいのはどれか。(生体計測装置学)
1: 心電計の周波数帯域の上限は100kHzである。
2: 分極電圧を大きくするためにAg-AgC1電極が用いられる。
3: 差動増幅器はドリフトの影響を抑える効果がある。
4: 校正電圧は標準感度で1mm/mVである。
5: 標準の誘導方式として国際10/20法が用いられる。
脳波計について誤っているのはどれか。
1: 標準紙送り速さは3cm/sである。
2: 校正電圧には50μVの方形波を用いる。
3: 増幅器の同相弁別比は60db以上である。
4: 単極導出の基準電極装着部は耳垂(耳朶)である。
5: 高域通過フィルタの標準的な時定数は1.5sである。
心電図テレメータで心電図波形の振幅が非常に小さく表示された。原因として考えられないのはどれか。
1: 送信機の電池が消耗している。
2: 感度設定が低すぎる。
3: 誘導位置が不適切である。
4: 電極が外れかかっている。
5: 電極のゲルが乾燥している。
医療用テレメータに割り当てられている周波数の帯域はどれか。(情報処理工学)
1: HF
2: VHF
3: UHF
4: SHF
5: EHF
a: 10cm2の対極板を使用すれば500Wの出力まで許容できる。
b: 一人の患者に同時に2台使用することもできる。
c: 高周波電流の周波数は0.3~5.0MHzである。
d: バースト波とは連続した正弦波である。
e: バイポーラ方式はモノポーラ方式より切開に適している。
1: 連続波搬送周波数:500MHz
2: 切開出力波形:バースト波
3: アクティブ電極:アーク放電
4: 成人用対極板面積:50cm2
5: 標準負荷抵抗:5kΩ
心電図テレメータについて誤っているのはどれか。
1: 単極胸部誘導を用いる。
2: ST変化をモニタする場合には時定数を長くする。
3: 呼吸数をモニタできる機種がある。
4: ディスポーザブル電極を使用する。
5: 送信機の電池は1週間程度で交換する。
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