第1回国試午前57問の類似問題

国試第23回午前:第69問

動脈血の酸素運搬量に直接影響する因子はどれか。

a: 心拍出量

b: ヘモグロビン値

c: 酸素飽和度

d: 酸素消費量

e: 混合静脈血酸素分圧

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

ME2第32回午前:第28問

血圧は通常mmHgの単位で示される。圧力をmmHgと異なる単位で表現したとき、最高血圧として正常な範囲にないのはどれか。

1: 120torr

2: 160hPa

3: 0.150kgf/cm2

4: 15.8cmH2O

5: 0.015MPa

国試第34回午前:第71問

低体温体外循環に伴う生体の変化で誤っているのはどれか。

1: 出血傾向を来しやすい。

2: 動脈圧が低下する。

3: 心房細動になりやすい。

4: 脳血流を維持する autoregulation が働く。

5: 高カリウム血症になりやすい。

ME2第40回午後:第24問

観血式血圧測定法について誤っているのはどれか。

1: トランスデューサのゼロ点調整は大気開放状態で行う。

2: ヘパリン加生理食塩液を持続注入する。

3: 延長チューブを使用するときはなるべく柔らかいものを使用する。

4: トランスデューサのゼロ点調整は右心房の高さで行う。

5: 共振現像の軽減にダンピングデバイスが有効である。

ME2第35回午前:第52問

IABPについて誤っているのはどれか。

1: 冠動脈の血流が増加する。

2: 左室の圧仕事が軽減される。

3: 収縮期にバルーンを拡張させる。

4: トリガ信号には体表心電図を用いる。

5: 体格に合わせてバルーンのサイズを選択する。

国試第17回午後:第73問

血液の粘性率について正しいのはどれか。

a: せん断速度に依存しない。

b: ヘマトクリット値に依存する。

c: キャッソンの式によって定義される。

d: トリチェリの定理に従う。

e: 正常な血漿の粘性率は約10cPである。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第10回午前:第56問

超音波ドップラー血流計について正しいのはどれか。

a: 無侵襲的な測定法である。

b: 血液によって散乱される超音波を利用している。

c: 血流によって生じる血管壁の運動を利用している。

d: 肺組織の血流測定は容易である。

e: 血流の順・逆方向がわかる。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

ME2第32回午後:第27問

心臓カテーテル検査において、カテーテルの先端を左心室から大動脈へ引き抜いたとき、収縮期の圧較差が認められた。原因として考えられるのはどれか。

1: 僧帽弁狭窄

2: 僧帽弁閉鎖不全

3: 大動脈弁狭窄

4: 大動脈弁閉鎖不全

5: 心筋梗塞

国試第31回午前:第7問

心血管の構造について誤っているのはどれか。

1: 洞結節は右心房の近傍に存在する。

2: 左冠動脈は二本に分岐する。

3: 僧帽弁は三尖よりなる。

4: 右総頸動脈は腕頭動脈から分岐する。

5: 大動脈壁は三層構造よりなる。

国試第31回午前:第79問

血液透析施行中に静脈圧下限警報が鳴った。原因として考えられないのはどれか。

1: 脱血不良

2: ダイアライザ内の血液凝固

3: 静脈側ドリップチャンバ内の血液凝固

4: 動脈側回路の折れ曲がり

5: 静脈側回路の穿刺針からの脱落

国試第25回午後:第71問

人工心肺時の血液希釈で正しいのはどれか。

a: 溶血量が軽減する。

b: 酸素運搬能が増加する。

c: 血液粘稠度が増加する。

d: 膠質浸透圧が増加する。

e: 組織血液を良好にする。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第17回午前:第17問

局所の循環障害について正しい組合せはどれか。

a: 局所に流入する動脈血の著しい不足 虚 血

b: 局所における血漿成分のうっ滞 うっ血

c: 血球成分の血管外への流出 浮腫

d: 遊離異物による血管内腔の閉塞 血栓症

e: 動脈の閉塞による局所の壊死 梗塞

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第11回午前:第27問

代謝性アシドーシスについて正しいのはどれか。

a: 動脈血二酸化炭素分圧(PaCO2)は上昇する。

b: 幽門狭窄症で発生する。

c: 重炭酸濃度は低下する。

d: カリウムは細胞内から細胞外に出る。

e: カルシウムイオン濃度は低下する。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第32回午後:第3問

観血式血圧計について誤っているのはどれか。

1: トランスデューサには半導体ストレインゲージが使用される。

2: 血圧アンプには低域遮断フィルタが使用される。

3: ダンピングデバイスは血圧波形の歪みを抑制する装置である。

4: 連続した血圧モニタリングが可能である。

5: トランスデューサを大気圧に開放し、ゼロ点を合わせる。

国試第15回午後:第51問

体外循環中の生体監視について誤っているのはどれか。

1: 動脈圧は臓器の灌流状態の指標となる。

2: 中心静脈圧は循環血液量を反映する。

3: 直腸温は深部体温を反映する。

4: 尿量は毎時20ml/kg以上に保つ。

5: 血液ガス分析値は人工肺機能の指標となる。

国試第21回午後:第42問

動脈血の酸素運搬量を左右する因子はどれか。

a: 心拍出量

b: ヘモグロビン値

c: 酸素飽和度

d: 体温

e: 混合静脈血酸素分圧

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第13回午後:第70問

観血的動脈圧測定において、血圧トランスデューサの高さを変えずにベッドの位置を20cm上昇させた。上昇前、90mmHgであった血圧は約何mmHgを表示するか。ただし、水銀の密度は13.6g/cm3とする。

1: 75

2: 88

3: 92

4: 105

5: 110

ME2第36回午前:第1問

静脈血が流れている血管はどれか。

1: 肺動脈

2: 冠動脈

3: 腕頭動脈

4: 鎖骨下動脈

5: 上行大動脈

国試第32回午後:第4問

循環障害について誤っているのはどれか。

1: 動脈硬化粥腫病変の破綻による血栓性閉塞を塞栓症と呼ぶ。

2: 虚血により細胞組織が壊死に陥った状態を梗塞と呼ぶ。

3: 側副血行は動脈閉塞時の組織壊死範囲を軽減する。

4: 肺塞栓の原因として深部静脈血栓が挙げられる。

5: 粥状硬化は動脈狭窄の原因の一つである。

国試第22回午後:第5問

正しいのはどれか。

a: チアノーゼは局所の充血で生じる。

b: 浮腫は局所の充血が続くことで生じる。

c: 包帯などの圧迫でうっ血が生じる。

d: 慢性心不全では全身性のうっ血が生じる。

e: 動脈を圧迫すると末梢側に充血が生じる。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e