誤っているのはどれか。
1: 脳磁図は脳の神経細胞の電気的活動を示す。
2: 脳波計は100dB以上の増幅度が必要である。
3: 誘発脳波は外界からの刺激に対して脳波中に現れる反応である。
4: 脳波計の低域遮断の時定数は通常3秒以上である。
5: 脳磁図はSQID磁束計で測定する。
核磁気共鳴画像法について正しいのはどれか。
a: 放射線被曝はない。
b: 磁力線の透過性を画像化している。
c: 臓器の画像再構成は一断面に限られる。
d: 空間分解能は 5 mm 程度である。
e: 撮影手法として T2 強調がある。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
シールド(遮蔽)について正しいのはどれか。
1: ある領域を誘電体で囲めば、磁力線は内部に入り込まない。
2: 真空は磁力線を遮断する。
3: 透磁率が大きい材料は磁気をシールドするのに適している。
4: 超電導体は磁力線を無減衰で通過させる。
5: 抵抗率が大きい材料は電磁波をシールドするのに適している。
電気メスが高周波電流を用いている理由として正しいのはどれか。
1: エネルギーの伝送ロスが少ない。
2: 熱傷の危険が少ない。
3: 漏れ電流が少ない。
4: 電磁障害が少ない。
5: 心室細動電流閾値が高い。
生体中の超音波の性質で正しいのはどれか。
a: 横波である。
b: 可聴音よりも指向性が低い。
c: 可聴音よりも反射しにくい。
d: 空気に比べて筋組織での音速が大きい。
e: 周波数が高いほど減衰しやすい。
一様な電界に置かれた導体について正しいのはどれか。ただし、真空中とする。
a: 導体表面に電荷が現れる。
b: 導体内の電界の大きさは0となる。
c: 導体内の自由電子は電界の方向へ移動する。
d: 導体内では誘電分極が起こる。
e: 電界の方向は導体表面との接線方向となる。
1: 生体内に皮膚を通して伝達される物理的エネルギーの密度が100mW/cm2以上になると不可逆的障害を引き起こす。
2: 神経・筋細胞を興奮させる低周波電流密度は約1mA/cm2以上である。
3: 電撃で人体に最も危険な周波数帯域は50~100Hzである。
4: 高周波電磁波は10W/cm2以上になって初めて熱傷を引き起こす。
5: 超音波によるキャビテーション(空洞化現象)は10W/cm2で起こる。
人体の熱特性について正しいのはどれか。
a: 熱の産生は 1 kW 程度である。
b: 人体の皮膚は黒体とみなせる。
c: 体表からの放射エネルギーのピーク波長は赤外領域にある。
d: 呼吸の増加は熱放出を増す。
e: 末梢血管の拡張は熱放出を抑制する。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
生体用電極で正しいのはどれか。
1: 複数の電極を使用する場合には異種の金属電極を使用する。
2: 電極の面積が大きいほど電極インピーダンスは小さくなる。
3: 電極インピーダンスは周波数に比例して増加する。
4: 電極インピーダンスは電気化学反応とは無関係である。
5: 生体との接触面は金属でなければならない。
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