生体組織の力学的性質について誤っているのはどれか。
1: 血液の粘性係数はヘマトクリット値に反比例する。
2: 血漿は非圧縮性の粘性流体である。
3: 肺の庄-容積関係はヒステリシスを示す。
4: 筋組織は力学的異方性を示す。
5: ヤング率は組織に加えた応力と歪みの比で表す。
1: 血漿は非圧縮性流体である。
2: 大血管内の血液の流れは層流である。
3: 軟部組織のポアソン比はおよそ0.5である。
4: 軟部組織は硬組織に比べヤング率が小さい。
5: 筋のヤング率は直行方向より走行方向で大きい。
正しいのはどれか。
1: 血漿はほぼニュートン流体と見なせる。
2: 水を多く含む生体軟組織のポアソン比はほぼ1である。
3: 組織のヤング率が大きいほど応力に対するひずみが大きい。
4: マックスウェルモデルは弾性要素と粘性要素が並列に接続されている。
5: 軟組織は膠原線維の割合が大きいほど伸展性が大きい。
生体軟組織について誤っているのはどれか。
1: 皮膚組織は粘弾性体である。
2: 弾性線維はコラーゲンからなる。
3: ポアソン比は 0.5 程度である。
4: 弾性要素と粘性要素の直並列モデルで表せる。
5: 外力を負荷すると時間とともにひずみが増加する。
1: 筋組織は骨よりもヤング率が大きい。
2: 筋組織のヤング率は直交方向よりも走行方向の方が大きい。
3: 生体軟組織のポアソン比はおよそ0.5 である。
4: 生体軟組織の体積弾性率はヤング率よりも小さい。
5: 動脈血管の円周方向の最大変形は10% 程度である。
2: 軟部組織は硬組織に比べヤング率が小さい。
4: 大静脈でのレイノルズ数は上腕動脈でのレイノルズ数より小さい。
5: ヤング率が同じであれば、太い血管ほど脈波伝播速度は小さい。
生体の力学的特性について誤っているのはどれか。
1: 大動脈内の流れは常に層流である。
2: 生体組織は粘性と弾性をあわせもつ。
3: 血管壁や筋肉の力学的特性には異方性がある。
4: 生体組織の伸びの弾性はヤング率で表される。
5: 生体内の音響振動としては横波より縦波の方が重要である。
1: 筋の力学的特性には異方性がある。
2: 血管の力学的特性は非線形である。
3: 軟部組織はダッシュポットとバネとの並列モデルで表現される。
4: 骨のヤング率は鉄材の値とほぼ同じである。
5: 筋では荷重と収縮速度との間にHillの式が成立する。
1: 粘性流体のずり速度のSI単位はm/sである。
2: 生体軟組織のポアソン比はおよそ1.0である。
3: 縦弾性率を表すヤング率の単位はPaである。
4: 腱より筋のヤング率は大きい。
5: 動脈血管の円周方向の最大変形は20%程度である。
生体の力学的特性を比較して誤っているのはどれか。
a: 動脈のヤング率は腱のそれより大きい。
b: 動脈の最大変形は腱のそれより大きい。
c: 動脈の最大荷重は腱のそれより小さい。
d: 筋肉内の音速は肺内のそれより小さい。
e: 筋肉の音響インピーダンスは肺のそれより小さい。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
誤っているのはどれか。
1: 生体での荷重、衝撃力、機械振動などの現象には力学特性が関係する。
2: 生体組織の伸びの弾性はコンダクタンスで表される。
3: 生体組織は赤外光を吸収する。
4: 血管壁や筋肉の力学特性には異方性がある。
5: 生体での機械振動、音響振動は変位速度と応力の関係で表される。
生体組織が示す一般的な物理的特性として誤っているのはどれか。
a: 力学的性質の異方性
b: 粘弾性
c: 電気的性質の周波数依存性
d: 電気的絶縁性
e: 強磁性
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
生体物性の一般的特徴とその例との組合せで誤っているのはどれか。
1: 異方性・・・・・・・・・・・・筋組織の力学的特性
2: 非線形性・・・・・・・・・・細胞膜の電気的特性
3: 周波数依存性・・・・・・組織の電気定数特性
4: 温度依存性・・・・・・・・生化学反応の特性
5: 粘弾性・・・・・・・・・・・・組織の塑性変形特性
1: 大動脈中の流れは常に層流である。
2: レイノルズ数が約2,000を超えると層流から乱流へ変わる。
3: パアズイユの流れでは、流量は管径、管長、両端での圧力差に依存する。
4: 生体組織は粘性と弾性をあわせもる。
5: 生体組織の伸びの弾性はヤング率で表される。
生体組織が示す一般的な物理特性として誤っているのはどれか。
1: 異方性
2: 非線形性
3: 周波数依存性
4: 強磁性
5: 粘弾性
図に示す円筒状の物体に力Fが作用したとき、誤っているのはどれか。
a: 応力は物体の断面積Aが大きいほど小さい。
b: 応力とひずみが比例する性質をポアソンの法則という。
c: 引っ張りひずみとは変形前後の物体の長さの比である。
d: 引っ張りひずみとヤング率との積は応力に等しい。
e: 弾性限度以上の応力を加えると力を取り除いた後も変形が残る。
a: ポアソン比は「縦ひずみ/横ひずみ」である。
b: 摩擦係数の単位はm/sである。
c: せん断ひずみとせん断応力は等しい。
d: 骨のヤング率は筋肉より大きい。
e: 粘性率の単位はPa'sである。
生体を構成する軟部組織のポアソン比のおおよその値はどれか。(生体物性材料工学)
1: 0.01
2: 0.05
3: 0.1
4: 0.5
5: 1
a: 外力により物体内部に生じる単位面積当たりの力を応力という。
b: 外力により生じた長さの変化量を変形前の長さで割った値をひずみという。
c: 太さが一様な丸棒にかかる応力をその結果生じるひずみで割った値をポアソン比という。
d: 弾性係数は単位の応力を与えるひずみである。
e: 切り欠けのある材料が外力に対して破壊しやすいのは応力集中を生じるためである。
生体組織について正しいのはどれか。
a: 心臓の収縮は平滑筋により起こる。
b: ニューロンは新しく再生した組織のことである。
c: ミオシンは筋肉の収縮に関係するたんぱくである。
d: グリア細胞は脳内に存在する。
e: 横紋筋は小腸のぜん動を起こす。
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