第3回国試午後65問の類似問題

国試第18回午前:第59問

超音波計測について誤っているのはどれか。(生体計測装置学)

1: 超音波の屈折は音速の異なる生体組織の境界で生じる。

2: 超音波の反射は音響インピーダンスの異なる生体組織の境界で生じる。

3: 生体組織による超音波の減衰は周波数が高くなるほど大きい。

4: 筋肉での超音波の減衰は水と同程度である。

5: 筋肉での音速は水と同程度である。

国試第6回午後:第77問

熱傷による皮膚障害の恐れがない高周波電磁波エネルギーの上限として正しいのはどれか。

1: 0.01W/cm2

2: 0.1W/cm2

3: 1W/cm2

4: 10W/cm2

5: 100W/cm2

国試第9回午前:第65問

医用治療機器について正しいのはどれか。

a: 治療余裕度(致死限界と治療効果が生じるエネルギー密度の差)を最小にする。

b: 治療効果比(主作間/副作用)を最大にする。

c: 皮膚を通して生体内に伝達される物理的エネルギーの密度は100mW/cm2以下とする。

d: 状態によらず一定出カで使用する。

e: 治療に用いるすべての物理的エネルギーの安全限界は同一である。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第17回午前:第66問

電気メスについて誤っている組合せはどれか。

1: 凝固用波形 バースト波

2: 患者の対地インピーダンスの低下 高周波分流

3: バイポーラ方式 微細手術

4: ペースメーカ誤作動 デマンド機構

5: 熱傷 対極板面積過大

国試第7回午後:第60問

マイクロ波メスについて正しいのはどれか。

1: バイポーラ型手術電極が多く用いられる。

2: 対極板を必ず使用する。

3: 皮膚表面を過度に加温せずに筋肉組織を加温できる。

4: マグネトロン発振管が使用される。

5: 電図モニタには電磁的影響を与えない。

国試第3回午後:第75問

各種エネルギーの人体に対する影響について誤っているのはどれか。

1: 安全性は周囲条件によって異なることがある。

2: 磁界は1T(テスラ)程度になると人体に大きな影響を及ぼす。

3: 0.1W/cm2程度の高周波電磁波により眼障害を生じることがある。

4: 48°Cの湯に入ると熱傷を起こす危険性が強い。

5: 超音波によりキャビテーションが生じるエネルギーの限界値は、熱作用が生じるよりも大きい。

国試第16回午前:第72問

電気メスについて正しいのはどれか。

1: 約100Hzの交流電流が生体に流れる。

2: バースト波は切開に用いる。

3: 凝固時の最大出力は約10kWである。

4: グロー放電を利用している。

5: ジュール熱を利用している。

国試第27回午前:第34問

マイクロ波メスについて正しいのはどれか。

a: 2.45 GHz の周波数が使用される。

b: 対極板は不要である。

c: 出力エネルギーは組織の水分に吸収される。

d: 組織の比誘電率が大きいほど波長が長くなる。

e: 組織の凝固範囲は電極の形状で変化しない。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第25回午後:第37問

超音波切開凝固装置で誤っているのはどれか。

1: アクティブブレードは45~55kHzの周波数で振動する。

2: 70~100°Cで組織中のタンパク質を凝固させる。

3: 凝固しながら切開ができる。

4: 電気メスに比べて凝固操作が短時間で可能である。

5: 内視鏡下手術に用いられる。

国試第30回午前:第37問

ハイパーサーミアについて正しいのはどれか。

a: 容量結合型加温には数kHz-数十kHzの周波数を使用する。

b: 超音波加温は空気層を通して組織を加温する。

c: 皮膚表面の冷却にボーラス(水バッグ)を用いる。

d: マイクロ波加温では周波数の増加に対して加温できる深さが減少する。

e: 組織内加温では針電極を刺入する。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第11回午前:第69問

経皮的超音波結石破砕装置の常用周波数と振幅との組合せで正しいのはどれか。

1: 10kHz以下 ――――――― 3~10μm

2: 20~30kHz ―――――― 3~10μm

3: 20~30kHz ――――― 30~100μm

4: 200~300kHz ―――― 3~10μm

5: 200~300kHz ――― 30~100μm

国試第3回午前:第56問

誤っているのはどれか。

1: 空気中の音速は気温によって変わる。

2: 音の振動数を表す単位としてデシベルが使われる。

3: 観測者が音源に近づくとき周波数が高く聞こえる。

4: 超音波は可聴周波数より高い振動数の音波である。

5: 音波の振動数が高いほど鋭い指向性を示す。

国試第10回午前:第79問

各種エネルギーの人体に対する影響で正しいのはどれか。

a: レーザー光の作用は波長には関係しない。

b: 高周波電流では熱的作用が大きい。

c: 超音波によるキャビテーションは細胞の破壊につながる。

d: 体表面低周波電流密度が2Ma/cm2程度でも周辺の知覚神経は興奮しない。

e: 60~65°Cの加温を長時間行っても蛋白変性を生じない。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第4回午後:第63問

電気メスについて正しいのはどれか。

1: 高周波電流を使用する。

2: 電流による放射(輻射)熱を利用する。

3: 切開にはバースト波を使用する。

4: 凝固には連続正弦波を使用する。

5: 対極板は能動電極ともいう。

国試第31回午後:第32問

マイクロ波手術装置で正しいのはどれか。

a: ISM周波数を使用する。

b: 同軸ケープルを使用する。

c: 渦電流損で発熱する。

d: 対極板を使用する。

e: 組織を凝固する。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第30回午前:第36問

超音波凝固切開手術装置について正しいのはどれか。

a: 先端はl ~ 3mm の振幅で振動する。

b: 50kHz前後の周波数を用いる。

c: 凝固温度は電気メスよりも低温である。

d: 内視鏡外科手術で頻用される。

e: 骨切開に有効である。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

ME2第34回午前:第24問

電磁波について誤っているのはどれか。

1: 媒質によって伝搬速度が異なる。

2: 振動数が低いほど回折しやすい。

3: 波長が短いほど屈折率が小さい。

4: 速度は振動数に比例する。

5: 2つの異なる媒質界面では反射がおこる。

国試第4回午前:第76問

各種エネルギーを生体に与えたときの安全限界について正しいのはどれか。

a: 高周波電磁波による熱傷 :1W/cm2

b: 超音波によるキャビテーション :100W/cm2

c: 高周波電磁波による眼障害 :0.01W/cm2

d: 低周波電流によるミクロショック :10μA

e: 温度による熱傷 :45°C

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第5回午後:第76問

各種エネルギーの生体に対する安全限界としての誤っているのはどれか。

a: 温度による熱傷 ------------------- 55°C

b: 超音波による熱作用 --------------- 10W/cm2

c: 高周波電磁波による障害(睾丸)------- 0.01W/cm2

d: 低周波電流によるミクロショック ------- 0.1mA

e: 低周波電流による離脱限界 --------- 10mA

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第4回午後:第76問

各種エネルギーを生体に与えたときの安全限界について正しいのはどれか。 

a: 高周波電磁波による熱傷 : 1W/cm2

b: 超音波によるキャビテーション : 100W/cm2

c: 高周波電磁波による眼障害 : 0.01W/cm2

d: 低周波電流によるミクロショック : 10μA

e: 温度による熱傷 : 45°C

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e