第27回国試午後86問の類似問題

国試第11回午後:第78問

正しいのはどれか。

1: 熱伝導は固体にのみ認められる。

2: 体外循環における熱交換は主に熱対流による。

3: 熱対流は流体以外にも認められる。

4: 熱放射は電磁波の形で熱が伝わる。

5: 高温の物体ほど波長の長い電磁波を出す。

国試第12回午後:第77問

熱の移動について正しいのはどれか。

a: 熱は真空中を放射によって伝わる。

b: 空気は水より熱伝導率が大きい。

c: 液体中では対流による熱の移動はない。

d: 血流は体内で熱を移動させる。

e: 脂肪組織は筋組織より断熱効果が大きい。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第25回午前:第88問

誤っているのはどれか。

a: 紫外線は長い波長ほど皮膚深部に到達する。

b: 生体の高分子物質は紫外線をよく吸収する。

c: 可視領域では血液の光透過率はほぼ一定である。

d: ヘモグロビンは近赤外線をよく吸収する。

e: 遠赤外線の生体作用は熱的作用が主である。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第25回午後:第84問

熱の移動について正しいのはどれか。

a: 熱は真空中を放射によって伝わる。

b: 空気は水よりも熱伝導率が大きい。

c: 液体中では対流による熱の移動はない。

d: 血液は体内で熱を移動させる。

e: 脂肪組織は筋組織よりも断熱効果が大きい。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第12回午前:第77問

エネルギーの人体作用について正しいのはどれか。

a: 1.5Tの超電導MRI検査で頭部に熱傷を起こす。

b: 43°Cの温熱の長時間曝露で低温熱傷が生じる。

c: 15W/cm2の超音波で細胞が破壊される。

d: 2.45GHz、0.5W/cm2の電磁波の照射部位で温度上昇が生じる。

e: 波長193nmの光照射によって深部組織に熱傷が生じる。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第9回午前:第78問

各種エネルギーの人体への作用で正しいのはどれか。

1: 全身が30°C程の温度にさらされると白血球が死滅する。

2: 磁界の人体に及ぼす作用の一つとしてキャビテーションがある。

3: 超音波の加熱作用は10W/cm2以上の照射により初めて発現する。

4: 放射線の感受性は細胞分裂が盛んな細胞ほど高い傾向を示す。

5: 波長1400nm以上の光を長時間浴びると皮膚の色素の増加を来す。

国試第11回午前:第65問

治療用物理エネルギーの特性で誤っているのはどれか。

1: マイクロ波照射で生体組織の誘電加温ができる。

2: 高周波電流に対しては神経の感受性が低い。

3: レーザ光は収束性に優れている。

4: 衝撃波は凸面反射板で収束する。

5: 高周波電流の通電で生体組織にジュール熱が発生する。

国試第7回午後:第74問

誤っているのはどれか。

1: 生体内に皮膚を通して伝達される物理的エネルギーの密度が100mW/cm2以上になると不可逆的障害を引き起こす。

2: 神経・筋細胞を興奮させる低周波電流密度は約1mA/cm2以上である。

3: 電撃で人体に最も危険な周波数帯域は50~100Hzである。

4: 高周波電磁波は10W/cm2以上になって初めて熱傷を引き起こす。

5: 超音波によるキャビテーション(空洞化現象)は10W/cm2で起こる。

国試第3回午後:第75問

各種エネルギーの人体に対する影響について誤っているのはどれか。

1: 安全性は周囲条件によって異なることがある。

2: 磁界は1T(テスラ)程度になると人体に大きな影響を及ぼす。

3: 0.1W/cm2程度の高周波電磁波により眼障害を生じることがある。

4: 48°Cの湯に入ると熱傷を起こす危険性が強い。

5: 超音波によりキャビテーションが生じるエネルギーの限界値は、熱作用が生じるよりも大きい。

国試第31回午後:第87問

生体における熱作用で正しいのはどれか。

1: 体温が28°C以下になると体温調節機能が損なわれる。

2: 体温が40°Cを超えるとシバリングが生ずる。

3: 身体が寒冷環境下に置かれると皮膚血流が増加する。

4: 身体が温熱環境下に置かれると不感蒸泄が減少する。

5: 身体内部での熱移動は主に組織間の熱伝導による。

国試第13回午後:第79問

誤っているのはどれか。

1: 紫外線(波長250nm)照射でDNA損傷が生じる。

2: 緑色光はヘモグロビンによく吸収される。

3: 波長10μmより波長1μmの赤外線の方が生体での透過率が大きい。

4: 赤外線の生体吸収の波長依存性は分子構造を反映する。

5: 体表から放射される赤外線のピーク波長は100μmである。

国試第5回午後:第76問

各種エネルギーの生体に対する安全限界としての誤っているのはどれか。

a: 温度による熱傷 ------------------- 55°C

b: 超音波による熱作用 --------------- 10W/cm2

c: 高周波電磁波による障害(睾丸)------- 0.01W/cm2

d: 低周波電流によるミクロショック ------- 0.1mA

e: 低周波電流による離脱限界 --------- 10mA

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第4回午前:第65問

生体の超音波特性について誤っているのはどれか。

1: 音響インピーダンスは媒質の密度と音速との積で表される。

2: 減衰定数は周波数におおよそ比例する。

3: 肺の減衰定数は他の組織より小さい。

4: 横波より縦波の方が重要である。

5: 超音波エネルギーはハイパーサーミアにも利用できる。

ME2第29回午前:第18問

体温およびその調節について誤っているのはどれか。

1: 体温調節中枢は視床下部にある。

2: 体温調節のための産熱は主に骨格筋や肝臓でおこる。

3: 高体温が持続すると、脱水などにより循環不全を生じやすい。

4: 老人では青年期成人より体温が外気温の影響を受けにくい。

5: 皮膚表面からの輻射による放熱は、正座位より立位のほうが大きい。

国試第12回午後:第82問

光を生体組織に入射したときの現象で誤っているのはどれか。

1: 吸収によって光強度が減衰する。

2: 散乱によって光ビームが拡がる。

3: 反射によって透過光は減少する。

4: 屈折によって光の方向が変わる。

5: 光速は生体中の方が空気中より高い。

国試第22回午前:第86問

光が生体組織に入射したときの現象で誤っているのはどれか。

1: 吸収によって光強度が減衰する。

2: 散乱によって光ビームが拡がる。

3: 反射によって透過光は減少する。

4: 屈折によって光の方向が変わる。

5: 光速は生体中では空気中より大きい

国試第6回午後:第74問

各種エネルギーの安全限界について正しいのはどれか。

1: 皮膚に対する熱作用では高周波電磁波の方が超音波より低い。

2: 生殖細胞に障害を起こす超音波は0.01W/cm2である。

3: 熱傷を起こす温度は42°Cである。

4: 眼障害を起こす高周波電磁波は0.1W/cm2である。

5: ミクロショックを起こす低周波電流は10mAである。

国試第30回午前:第87問

生体組織の熱に対する性質で誤っているのはどれか。

1: 免疫に関係する細胞は体温が下がると機能が低下する。

2: 組織の温度が4を超えると細胞生存率が低下する。

3: 温溶血現象は60°C を超えた付近で現れる。

4: がん組織は正常組織に比べて温度感受性が高い。

5: 熱による組織の凝固は水分の沸騰に伴う細胞質の飛散で生じる。

ME2第35回午前:第59問

生体の光特性について誤っているのはどれか。

1: 紫外線は長い波長ほど皮膚深部に到達する。

2: タンパク質は紫外線を吸収しやすい。

3: 血液の光吸収率は可視領域でほぼ一定である。

4: メラニンは可視光線を吸収しやすい。

5: 生体の水分子は遠赤外線を吸収しやすい。

国試第6回午前:第67問

生体の超音波特性について誤っているのはどれか。

a: 心筋の減衰定数は肺より大きい。

b: 減衰定数は周波数に反比例する。

c: 音響インピーダンスは媒質の密度と音速の積で表される。

d: 横波より縦波の方が重要である。

e: 超音波エネルギーはハイパーサーミアに利用される。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e