第3回国試午前72問の類似問題

国試第1回午前:第71問

生体における情報処理や制御のための基本システムはどれか。

a: 高分子の分子構造に組み込まれた情報

b: 神経細胞の興奮インパルスによる信号伝送系

c: 生体内電気インピーダンス分布特性

d: 生体内の物理現象の非線形性

e: ホルモンなどの内分泌物質による信号伝送系

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第4回午前:第66問

生体における情報処理や制御のための基本システムはどれか。

a: 高分子の分子構造に含まれた情報系

b: 神経細胞の興奮インパルスによる信号伝送系

c: 生体内電気インピーダンス分布系

d: 生体内の物理現象の異方特性情報系

e: 内分泌物質による信号伝送系

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第5回午前:第67問

生体の制御機構について誤っているのはどれか。

1: 神経系はパルス周波数変調の形で信号を伝える。

2: 自律神経系は内臓器官の機能の調節に関与している。

3: 内分泌系は速やかな活動変化の調節に関与している。

4: フィードバックは生体制御において重要な役割を演じている。

5: 生体における定常状態の維持をホメオスタシスという。

国試第25回午前:第85問

神経細胞で誤っているのはどれか。

1: 樹状突起は情報伝達の入力部分である。

2: 軸索は情報伝達の出力部分である。

3: 不応期がある。

4: 膜が露出している部分を髄鞘という。

5: ランヴィエの絞輪があることで興奮伝搬速度が向上する。

国試第27回午前:第85問

生体の電気特性で誤っているのはどれか。

a: 神経細胞の活動電位の持続時間は約1秒である。

b: 静止電位は細胞内外のイオン濃度差に起因する。

c: 脱分極では細胞内の電位が正方向に変化する。

d: β分散は組織の構造に起因する。

e: γ分散はイオンの集散に起因する。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第2回午前:第12問

神経系の構造と機能について誤っているのはどれか。

1: 神経系の基本単位はニューロンである。

2: 神経と神経の接合はシナプスと呼ばれ、伝達物質の放出により情報が伝達される。

3: 大脳皮質では、運動、感覚、聴覚、視覚などの機能別に局在がある。

4: 小脳は身体の平衡や筋肉の緊張を保持する中枢である。

5: 脊髄神経は31対、脳神経は8対である。

ME2第31回午前:第2問

誤っているのはどれか。

1: 神経細胞の活動電位発生にはナトリウムの細胞内流入が関与する。

2: 四肢の運動神経は脊髄の前角から出る。

3: インパルスの伝導速度は有髄線維のほうが無髄線維よりも速い。

4: 正常成人では腱反射が認められない。

5: 興奮性のシナプス小胞からはアセチルコリンが遊離される。

国試第6回午前:第10問

神経について正しいのはどれか。

a: ニューロンとは神経細胞体の総称である。

b: 軸索突起と細胞体の接合部をシナプスという。

c: シナプスにおける情報伝送を伝達という。

d: インパルスの振幅は1V程度である。

e: 自律神経は中枢神経系の一部である。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第35回午前:第63問

生体をシステムとしてみたときの特徴について誤っているのはどれか。 

1: フィードバック制御系を持つ。 

2: 広い範囲で入力と出力が比例する。 

3: 機能不全の一部を補完する能力がある。 

4: 環境からの外乱に適応する能力がある。 

5: 学習により性能を向上させることができる。 

国試第19回午後:第80問

生体組織の受動的な電気特性で誤っているのはどれか。(生体物性材料工学)

1: 細胞内外液中のイオンが関係している。

2: 組織によって異なった値を示す。

3: 分散特性がある。

4: 薄い細胞膜は細胞が大きな静電容量をもつ主因である。

5: 周波数の増加に従い導電率は減少する。

国試第5回午前:第77問

生体が発する情報の信号振幅として誤っているのはどれか。

a: 脳 波:0.05~0.1mV

b: 眼振図:0.1~0.5mV

c: 筋電図:1~5mV

d: 心電図:10~20mV

e: 心磁図:0.05~0.5T

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第6回午前:第11問

誤っているのはどれか。

1: 脳神経には12対の神経がある。

2: 内臓は自律神経により支配される。

3: 運動神経を構成する神経線維は遠心性である。

4: 感覚神経は外界や体内の情報を中枢神経系に伝える。

5: 副交感神経は交感神経の作用を増強する。

国試第34回午後:第85問

神経細胞の興奮について誤っている組合せはどれか。

1: 跳躍伝導        有髄神経の興奮伝搬

2: 静止電位        細胞内外のイオン濃度差

3: 脱分極         Na イオンの細胞内流入

4: 再分極         静止膜電位への復帰

5: 興奮持続時間      1 秒程度

国試第33回午前:第85問

生体の電気特性で誤っているのはどれか。

1: 血液の導電率は温度依存性がある。

2: 皮下脂肪の導電率は肝臓の導電率より高い。

3: b 分散は細胞の組織構造に依存する。

4: c 分散は水分子の緩和現象に起因する。

5: 静止電位は細胞内外のイオン濃度差による。

国試第31回午後:第85問

生体の電気特性について誤っているのはどれか。

1: 骨格筋は大きな電気的異方性を示す。

2: 血液の導電率は肝臓の導電率よりも高い。

3: 周波数の増加とともに導電率は低下する。

4: 細胞膜の電気容量は1cm2あたり1μF程度である。

5: 周波数が高い電流ほど電気的感受性が低下する。

国試第26回午後:第5問

神経組織について誤っているのはどれか。

1: 末梢神経の軸索はシュワン細胞に取り囲まれている。

2: 髄鞘の切れ目をランビエの絞輪という。

3: 細胞内液のNa+濃度は細胞外液よりも高い。

4: 脱分極は静止膜電位が負からゼロに向かうことをいう。

5: 強い刺激を加えても活動電位の発生が起こらない期間を絶対不応期という。

ME2第30回午前:第18問

ヒトの細胞について誤っているのはどれか。

1: 細胞膜は細胞質を包み込む。

2: ミトコンドリアでエネルギーが産生される。

3: 小胞体はATP合成の場である。

4: ライソゾームは不要物質の消化分解を行う。

5: 細胞核の中には遺伝情報であるDNAが格納されている。

国試第30回午前:第88問

生体内における物質の移動に関わる現象で誤っている組合せはどれか。

1: 腎糸球体での物質移動 ----------------- 拡散

2: 腎における水分の再吸収 --------------- 浸透

3: 毛細血管壁から血管外への水分移動 ----- 濾過

4: 興奮性膜の脱分極 --------------------- イオン流

5: 細胞内から細胞外への Na+ の移動 ------- 能動輸送

国試第6回午前:第64問

生体物性について誤っているのはどれか。

1: 電気インピーダンスが生体内の部位によって異なる値を示すことは異方性である。

2: 刺激強度と反応とが比例関係にないことは非線形性である。

3: 導電率や誘電率が周波数によって変化することは周波数依存性である。

4: 人間の全身の骨格筋が60~150Wの熱を産生することは産熱である。

5: 神経細胞において、あるレベル以上の電気刺激で膜電位が跳躍的に変化してインパルスを発生することは細胞膜の興奮性である。

国試第32回午前:第85問

生体の電気特性について誤っている組合せはどれか。

1: α分散 ――――― イオンの移動

2: β分散 ――――― 水分子の緩和現象

3: 能動性 ――――― 細胞の電気的興奮

4: 異方性 ――――― 組織の配列方向

5: 静止電位 ―――― 細胞内外のイオン濃度差