第22回国試午後37問の類似問題

国試第10回午前:第60問

超音波診断装置について正しいのはどれか。

a: 超音波探触子には圧電素子が用いられる。

b: 生体組織中の音速は空気中よりも遅い。

c: 超音波探触子の距離分解能は周波数が低いほど向上する。

d: 超音波探触子の方位分解能は口径が大きいほど向上する。

e: STC(SDC)のツマミは体表面からの距離に応じて部位ごとに輝度を調節する。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

ME2第30回午前:第52問

腹腔鏡下外科手術について正しいのはどれか。

1: 胃粘膜の除去にマイクロ波を用いる。

2: プローブ先端のフォトダイオードにより画像化する。

3: 気腹ガスに二酸化炭素を用いる。

4: 電気メスは使用できない。

5: 硬性鏡は使用しない。

国試第1回午前:第59問

超音波について誤っているのはどれか。

1: 振動数20kHz以上の音波のことである。

2: 波動の緩衝を起こしたり、吸収、反射、散乱されながら伝搬する。

3: 振動数が高いほど指向性が鋭い。

4: 2MHzの超音波の波長は生体中で約7mmである。

5: 強力な超音波を液体中に照射するとキャビテーションを起こす。

ME2第34回午前:第54問

超音波診断装置について誤っているのはどれか。

1: 距離分解能は送信パルス幅が短いほど向上する。

2: 周波数が高いと到達深度が浅くなる。

3: 距離(深さ)の換算には約331+0.6t[m/s]の音速が用いられる(t[℃])。

4: 周波数は3~12MHz程度が用いられる。

5: パルスドプラ法では1つの探触子で送受信をを行う。

国試第34回午前:第38問

ハイパーサーミアについて正しいのはどれか。

a: 腫瘍組織の血流量は温度に比例して増加する。

b: マイクロ波加温は深部加温に適する。

c: 超音波加温はガスの多い臓器に適する。

d: 誘電型加温は脂肪層の発熱が大きい。

e: 誘電型装置の電極パッドには冷却水を灌流する。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第33回午後:第17問

炭酸ガスレーザ手術装置について正しいのはどれか。

1: 光ファイバで導光する。

2: 凝固専用である。

3: 波長10.6μmの赤外光を使用する。

4: 組織深部に到達する。

5: 出力光はガラスを透過する。

国試第4回午後:第63問

電気メスについて正しいのはどれか。

1: 高周波電流を使用する。

2: 電流による放射(輻射)熱を利用する。

3: 切開にはバースト波を使用する。

4: 凝固には連続正弦波を使用する。

5: 対極板は能動電極ともいう。

国試第30回午前:第37問

ハイパーサーミアについて正しいのはどれか。

a: 容量結合型加温には数kHz-数十kHzの周波数を使用する。

b: 超音波加温は空気層を通して組織を加温する。

c: 皮膚表面の冷却にボーラス(水バッグ)を用いる。

d: マイクロ波加温では周波数の増加に対して加温できる深さが減少する。

e: 組織内加温では針電極を刺入する。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

ME2第28回午後:第19問

超音波ネブライザについて誤っているのはどれか。

1: 超音波の伝達には蒸留水が使用される。

2: 超音波の周波数は5~20MHz程度である。

3: ベンチュリー管の原理を利用している。

4: 噴霧粒子の径は数μm程度が主となる。

5: 噴霧粒子の発生量は超音波の強度で調節する。

国試第21回午前:第65問

治療機器と主作用との組合せで正しいのはどれか。

a: 低周波治療器 ---------- 神経・筋刺激

b: 電気メス ----------―--- ジュール熱

c: 赤外線コアギュレータ ―-- キャビテーション

d: レーザメス ―----------- 電離作用

e: マイクロ波手術装置 ―--- 誘電熱

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第2回午前:第58問

超音波について正しいのはどれか。

a: 振動数16kHz以上20kHz以下の音をいう。

b: 振動数の低い超音波は鋭い指向性を示す。

c: 超音波は液体、個体および気体中を伝搬する。

d: 超音波の波長は振動数と音速で定まる。

e: 超音波は、吸収、反射、散乱されながら伝搬する。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第14回午前:第61問

超音波診断について正しいのはどれか。

a: 肺表面では超音波の大部分が反射される。

b: 超音波造影剤は血管壁との音響インピーダンスの差によって造影効果を得る。

c: 音響インピーダンスは骨より筋肉の方が大きい。

d: 20~100kHzの超音波が用いられる。

e: 周波数が高いほど生体内での減衰が大きい。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

ME2第40回午前:第57問

CO2レーザ手術装置について正しいのはどれか。

1: 関節式マニピュレータは導光路に用いられる。

2: 発振波長は1.06μmである。

3: 組織表面でレーザ光の大部分が反射される。

4: ガイド光は不要である。

5: 液体レーザである。

ME2第33回午後:第4問

超音波診断装置について誤っているのはどれか。

1: 超音波プローブの振動子は超音波の送受信を交互に行う。

2: 連続波ドプラ法によって弁狭窄前後の圧較差が算出できる。

3: Bモードの輝度変調は反射強度が強いほど明るく表示される。

4: Mモード表示はプローブを動かさずに送受信を行う。

5: 画像のフレームレートを高くするには走査線数を増す必要がある。

国試第31回午前:第35問

電気メスで正しいのはどれか。

1: 300~500kHz帯の電流を用いる。

2: 切開モードでは断続波を用いる。

3: 導電接触形対極板は静電接触形対極板より接触インピーダンスが大きい。

4: 高周波漏れ電流の許容値は500mA以内である。

5: 負荷抵抗10Ωでキャリブレーションする。

ME2第31回午後:第16問

発熱を主作用としない手術装置はどれか。

1: 電気メス

2: CO2レーザメス

3: マイクロ波メス

4: 赤外線コアギュレータ

5: 超音波メス

国試第14回午前:第71問

Nd:YAGレーザ手術装置について正しいのはどれか。

a: 非接触照射で鋭利な切開ができる。

b: 半導体レーザを使用している。

c: 発振波長は近赤外領域にある。

d: 石英ガラス光ファイバで伝送できる。

e: 生体組織へ照射した場合の発熱深さは0.1mm以内である。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第35回午前:第53問

カテーテル・アブレーション治療について正しいのはどれか。

1: カテーテルは主に大腿動脈から挿入する。

2: カテーテル先端を100℃以上にして焼灼する。

3: 対極板は不要である。

4: 心房細動の治療に用いられる。

5: 2.45GHzの電磁波を用いる。

国試第28回午前:第39問

内視鏡外科手術で正しいのはどれか。

1: 気腹に空気を使用する。

2: 気腹圧は100mmHg程度に設定する。

3: 腹腔鏡手術では硬性鏡を使用する。

4: 電気メスは使用できない。

5: 自然気胸は適応外である。

国試第29回午後:第30問

超音波診断装置について正しいのはどれか。

a: 被曝に伴う侵襲性がある。

b: 全身撮影が可能である。

c: 心室の壁厚を測定できる。

d: 血管内の画像が得られる。

e: 実時間の撮影が可能である。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e