超音波凝固切開装置について正しいのはどれか。
1: 超音波集束による衝撃波を利用する。
2: 非接触的に凝固切開する。
3: 血管の凝固切開が可能である。
4: 鋭利な切開能力を特徴とする。
5: 電気メスとの併用は禁忌である。
超音波吸引器について誤っているのはどれか。
a: 超音波による振動で除去したい組織を乳化する。
b: 超音波による振動で除去したい組織を凝固する。
c: 振動による摩擦熱で血管はすべて凝固できる。
d: 主に肝臓の手術に用いられる。
e: 除去したい組織は生理食塩水とともに吸引される。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
超音波吸引装置(超音波メス)について誤っているのはどれか。
1: 磁歪形ではニッケルが磁界内で伸縮する性質を利用している。
2: プローブから発せられた高周波電流が組織を破砕する。
3: 乳化・細分化された組織は吸引除去される。
4: 微小血管は熱凝固され、太い血管は浮き出て残る。
5: 肝腫瘍手術に用いられる。
電気メスについて正しいのはどれか。(医用治療機器学)
a: 300kHz~5MHzの高周波を使用する。
b: モノポーラ出力では対極板が必要である。
c: 小児の場合は対極板を半分に切って使用する。
d: バイポーラ電極を使用すればモニタ障害が起こらない。
e: 対極板接地形では高周波分流が起こりやすい。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
マイクロ波手術装置で正しいのはどれか。
a: ISM周波数を使用する。
b: 同軸ケープルを使用する。
c: 渦電流損で発熱する。
d: 対極板を使用する。
e: 組織を凝固する。
超音波診断について正しいのはどれか。
1: 電子セクタ法は単一の振動子で実現できる。
2: 超音波ゼリーの音響インピーダンスは空気と同程度である。
3: エコー断層法の分解能は用いる波長の程度である。
4: ドップラー法では50MHz以上の振動数を用いる。
5: 超音波ビームを肋間から入射することによって心臓を観察できる。
超音波手術吸引器(CUSA)について誤っているのはどれか。
a: 超音波エネルギーで組織を乳化する。
d: 主に肝臓の手術に使用される。
e: 除去したい組織は生理食塩液とともに吸引される。
超音波凝固切開装置について誤っているのはどれか。
a: 摩擦熱を利用する。
b: 切開部の組織温度は300°C程度になる。
c: 動脈よりも静脈の止血に適する。
d: 切開と凝固が同時にできる。
e: 電気メスと比べて凝固に時間がかかる。
1: 組織の炭化に伴い煙が発生する。
2: 機械的振動によって組織を断裂させ切開する。
3: 凝固では組織温が300℃前後に達する。
4: ジュール熱により血管壁を収縮させ止血する。
5: 鋭利な切開に適している。
次の組合せで誤っているのはどれか。
1: 電気メスの搬送周波数 -- 400kHz
2: マイクロ波メスの周波数 -- 300MHz
3: 低温常圧型冷凍手術装置の冷却最低温度 -- -196℃
4: 超音波吸引手術装置の先端チップ振動振幅 -- 150μm
5: CO2レーザメスの発振波長 -- 10.6μm
電気メスについて正しいのはどれか。
a: 10cm2の対極板を使用すれば500Wの出力まで許容できる。
b: 一人の患者に同時に2台使用することもできる。
c: 高周波電流の周波数は0.3~5.0MHzである。
d: バースト波とは連続した正弦波である。
e: バイポーラ方式はモノポーラ方式より切開に適している。
超音波吸引手術器の構成要素でないのはどれか。
1: 超音波振動子制御装置
2: 洗浄液注入部
3: 吸引ポンプ
4: ハンドピース
5: 切除用スネア
マイクロ波手術装置で誤っているのはどれか。(医用治療機器学)
a: 電子レンジと同じ周波数のマイクロ波が用いられる。
b: マイクロ波の発生にはマグネトロンが用いられる。
c: 手術電極に付着した組織を解離させるために直流電流を流す。
d: 大きな面積の対極板が必要である。
e: 鋭利な切開に適している。
経皮的超音波結石破砕装置の常用周波数と振幅との組合せで正しいのはどれか。
1: 10kHz以下 ――――――― 3~10μm
2: 20~30kHz ―――――― 3~10μm
3: 20~30kHz ――――― 30~100μm
4: 200~300kHz ―――― 3~10μm
5: 200~300kHz ――― 30~100μm
電気メスで正しいのはどれか。(医用治療機器学)
a: 数10~数100MHzの高周波電流が用いられる。
b: 標準的な負荷抵抗は5~50kΩである。
c: 切開にはバースト波が用いられる。
d: 対極板は高周波インピーダンスの低いものが望ましい。
e: 高周波漏れ電流は150 mA 以内である。
画像診断用超音波装置について正しいのはどれか。
1: 音響レンズにはガラスが使用される。
2: 距離分解能はパルス幅が短いほど向上する。
3: 方位分解能は振動子の口径が小さいほど向上する。
4: リニア電子スキャンプローブの振動子には水晶が用いられている。
5: 周波数が高いと到達深度が深くなる。
a: 切開の原理はジュール・トンプソン効果である。
b: 切開には連続正弦波の高周波電流が用いられる。
c: 凝固にはバースト波が用いられる。
d: 患者にマクロショックを起こす危険性はない。
e: 植込みペースメーカ使用の患者にはミクロショックを起こす危険性はない。
a: 切開作用の原理はジュール・トムソン効果である。
b: 凝固には連続正弦波電流が適している。
c: 300kHz~5MHz程度の高周波電流が用いられる。
d: バイポーラ方式では対極板が不要である。
e: フローティング型は高周波分流に対して無効である。
超音波断層法について正しいのはどれか。
a: 5MHzの超音波の筋組織中での波長は約1mmである。
b: 距離分解能は波長より小さくならない。
c: 多重反射が起こるとゴースト画像が現れる。
d: 軟組織中での空気の反射率は骨の反射率より大きい。
e: 断層像の構成には連続波を用いる。
治療機器とその物理的作用の組合せで正しいのはどれか。
1: 電気メス -- 誘電加熱
2: マイクロ波手術装置 -- 電 離
3: CO2レーザメス -- ジュール熱
4: ESWL -- 衝撃波
5: 超音波ネブライザ -- 放射熱
Showing 41 to 60 of 103 results