誤っているのはどれか。
1: 脳下垂体から抗利尿ホルモン(ADH)が分泌される。
2: 甲状腺からアルドステロンが分泌される。
3: 上皮小体(副甲状腺)の機能は血中カルシウムと密接な関係がある。
4: 副腎皮質からコルチゾールが分泌される。
5: 副腎髄質からアドレナリン(エピネフリン)が分泌される。
正しい組合せはどれか。
1: コルチゾール ―――― ACTHの分泌促進
2: レニン―――――----- アンギオテンシンIIの血中濃度増加
3: アルドステロン ―――- エストロゲンの分泌促進
4: 甲状腺ホルモン――― 副甲状腺ホルモンの分泌抑制
5: テストステロン―――― エリスロポエチンの分泌抑制
ホルモンとその作用の組合せで誤っているのはどれか。
1: プロラクチン -- 乳汁分泌
2: バソプレッシン -- 尿量増加
3: インスリン -- 血糖低下
4: パラトルモン -- 血中カルシウム濃度上昇
5: アドレナリン -- 心筋収縮力増大
人工心肺による体外循環時に使用する薬剤と使用目的との組合せで誤っているのはどれか。
1: マンニトール浸透圧の調整
2: アドレナリン心収縮力の増強
3: ハプログロビン製剤出血の予防
4: 乳酸加リンゲル液細胞外液の補正
5: アルブミン製剤膠質浸透圧の調整
維持透析患者の病態生理で正しい組合せはどれか。
a: 低カルシウム ―――――---上皮小体(副甲状腺)機能亢進
b: 水分過剰 ―――――――- うっ血性心不全
c: レニン分泌過剰 ――――- 血圧低下
d: 酢酸不耐症 ―――――― 血圧上昇
e: アルミニウム ―――――-- 骨軟化症
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
a: プロラクチン ――――- 乳汁産生の促進
b: バソプレシン ―――― 尿量の減少
c: 甲状腺ホルモン ――― 血清リン値の増加
d: 成長ホルモン ―――― 血中カリウムの減少
e: グルカゴン ――――― グリコーゲン分解の促進
体液のNa+とK+との濃度を調節するホルモンはどれか。
1: 鉱質コルチコイド
2: カルシトニン
3: 上皮小体ホルモン
4: 成長ホルモン
5: サイロキシン
a: カルシトニン ------------- 骨形成促進
b: 副甲状腺ホルモン -------- 骨吸収促進
c: レニン ------------------ タンパク分解酵素
d: アルドステロン ----------- Na排泄促進
e: プロラクチン ------------- 乳汁分泌抑制
尿の生成について誤っているのはどれか。
a: アミノ酸は近位尿細管で再吸収される。
b: アルドステロンは尿細管でカリウムイオンの分泌を促進する。
c: 成人の1日当たりの尿量は1~1.5lである。
d: ブドウ糖は糸球体で再吸収される。
e: 抗利尿ホルモンの作用により水の再吸収量が減少する。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
透析液について正しいのはどれか。
a: 高ナトリウム透析は血圧上昇を起こしやすい。
b: 高カルシウム透析は上皮小体 (副甲状腺) 機能 進症を起こす。
c: 酢酸透析は血圧を上昇させる。
d: 重炭酸透析は血圧を低下させる。
e: 無糖透析は低血糖を起こしやすい。
腎臓について誤っているのはどれか。
1: 体液の浸透圧を調節する。
2: ビタミンDを活性化させる。
3: 糸球体で濾過が行われる。
4: 原尿の約60%は尿細管で再吸収される。
5: 原尿の再吸収には抗利尿ホルモンが関係する。
腎臓について正しいのはどれか。
1: 糸球体は髄質にある。
2: 近位尿細管は尿中にブドウ糖を分泌する。
3: ヘンレループは皮質の中で迂曲する。
4: 集合管の水透過性はバソプレッシンによる調節を受ける。
5: ボーマン嚢はリンパ液を含む。
人工心肺による体外循環で使用される薬剤について誤っている組合せはどれか。(生体機能代行装置学)
1: 乳酸加リンゲル 血液希釈
2: マニトール 浸透圧の調整
3: 重炭酸ナトリウム アルカローシスの補正
4: アルブミン 膠質浸透圧の保持
5: ヘパリン 血液凝固能の低下
a: 脳下垂体前葉・・・・・・抗利尿ホルモン
b: 甲状腺・・・・・・・・・・・・アルドステロン
c: 副腎皮質・・・・・・・・・・カルシトニン
d: 副腎髄質・・・・・・・・・・カテコールアミン
e: 膵 臓・・・・・・・・・・・・・グルカゴン
腎臓の働きで誤っているのはどれか。
a: 血中の老廃物を排泄する。
b: 血中のアルブミンとグロブリン濃度を調節する。
c: 血中の乳酸を尿中に排泄する。
d: 体液の水分量とイオン濃度を調節する。
e: 体液の浸透圧とpHをほぼ一定の範囲に保つ。
健常人の血液について正しいのはどれか。
a: 非ニュートン流体である。
b: 血漿はニュートン流体である。
c: ヘマトクリットが減少すると粘度は低下する。
d: 粘度は生理食塩液と等しい。
e: 粘度は温度に関わらず一定である。
血糖調節に関与するホルモンについて誤っているのはどれか。
1: インスリンは肝臓での糖新生を促進する。
2: インスリンは筋肉でのグルコース取り込みを促進する。
3: アドレナリンは筋肉でのグリコーゲン分解を促進する。
4: コルチゾールは末梢組織でのグルコース分解を抑制する。
5: グルカゴンは肝臓でのグリコーゲン合成を抑制する。
生体内における物質の移動に関わる現象で誤っている組合せはどれか。
1: 腎糸球体での物質移動 ----------------- 拡散
2: 腎における水分の再吸収 --------------- 浸透
3: 毛細血管壁から血管外への水分移動 ----- 濾過
4: 興奮性膜の脱分極 --------------------- イオン流
5: 細胞内から細胞外への Na+ の移動 ------- 能動輸送
体外循環中の血液について正しいのはどれか。
a: ローラポンプの圧閉度は溶血と関連が深い。
b: 赤血球は陰圧より陽圧に対して損傷を受けやすい。
c: 胸腔内血液吸引ラインでの空気混入は溶血を減少させる。
d: 血小板数は変化しない。
e: 血漿蛋白の変性が起こる。
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