第18回国試午後42問の類似問題

国試第14回午前:第53問

呼吸モニタについて正しいのはどれか。

a: 流量はローリングシール型流量計によって測定される。

b: 二酸化炭素濃度は赤外線分析計で測定される。

c: 圧力センサには静電容量変化を検出するものがある。

d: コンプライアンスは、体積と圧力とによって求めることができる。

e: 生理学的死腔率は呼吸モニタの一次情報である。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第25回午前:第71問

人工心肺の操作で誤っているのはどれか。

1: PaO2は吹送ガス濃度の増減で調整する。

2: 至適灌流量で体外循環を開始する。

3: 大動脈遮断時には一時的に送血流量を下げる。

4: 心腔内圧の減圧はベント吸引によって行う。

5: 離脱開始時には最初に脱血量を減少させる。

国試第20回午後:第40問

カプノグラムは正常であるが、PETCO2の上昇が認められるのはどれか。(人工呼吸療法)

a: 低換気

b: 二酸化炭素気腹

c: 死腔減少

d: 肺梗塞

e: 食道挿管

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第16回午後:第45問

血液ガス分析について誤っているのはどれか。

1: pH電極とCO2電極は同じ測定原理を利用している。

2: 酸素飽和度の連続測定に赤外光と赤色光を利用している。

3: 密封した採取サンプルを室温に放置するとP02が低下する。

4: pHは水素イオン濃度の逆数の対数である。

5: P02とヘモグロビン酸素飽和度は直線関係にある。

国試第10回午後:第40問

人工呼吸開始後のモニタリング項目で必要ないのはどれか。

1: 動脈血pH

2: 動脈血酸素分圧(PaO2)

3: 動脈血二酸化炭素分圧(PaCO2)

4: 気道内圧

5: 呼気酸素濃度

ME2第31回午後:第27問

麻酔器の使用前点検について誤っているのはどれか。

1: 亜酸化窒素の補助ボンベのバルブを開き圧力を確認した。

2: 二酸化炭素吸収剤が白色であることを確認した。

3: APL(ポップオフ)弁を開けて呼吸回路のリークテストをした。

4: 酸素濃度計の校正を室内空気と純酸素の2点で確認した。

5: 麻酔ガス排除装置の回路の接続を確認した。

国試第10回午前:第44問

誤っているのはどれか。

1: 成人の血中酸素蓄積総量は約1000mlである。

2: 筋肉内のミオグロビンは酸素を可逆的に結合する。

3: 酸素蓄積量は無呼吸時には約10分間で消費される。

4: 呼吸器系の主な機能は酸素摂取と二酸化炭素の排出である。

5: チトクロームは呼吸酵素である。

国試第16回午後:第68問

高気圧酸素治療について誤っているのはどれか。

1: 血液の溶解酸素を増加する治療である。

2: 第1種装置は酸素で加圧することができる。

3: 加圧は毎分0.16~0.24MPa(約1.6~2.4kgf/cm2の速度で行う。

4: 耳抜きは外耳道と中耳との圧力差をなくすために行う。

5: 第2種装置とは大型(多人数用)のものをいう。

国試第3回午前:第4問

正しいのはどれか。

a: 肺胞気のO2分圧(PAO2)は、約100mmHgである。

b: 大気のO2分圧(PO2)は、約120mmHgである。

c: 混合静脈血のO2分圧(P O2)は、約60mmHgである。

d: 肺胞気のCO2分圧(PACO2)は、約10mmHgである。

e: 動脈血のO2分圧(PaO2)は、約100mmHgである。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第32回午後:第22問

パルスオキシメータによるモニタリングについて正しいのはどれか。

a: 同じ酸素分圧でも高体温では酸素飽和度が低くなる。

b: 同じ酸素分圧でもアシドーシスでは酸素飽和度が低くなる。

c: インドシアニングリーン(色素)は測定値に影響しない。

d: 一酸化炭素ヘモグロビンは測定誤差の原因にはならない。

e: 末梢循環不全では測定値の信頼性が乏しい。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第23回午後:第66問

3絶対気圧で高気圧酸素治療を行ったとき、健常成人の動脈血で正しいのはどれか。

1: 溶解型酸素量が結合型酸素量より多くなる。

2: 酸素含量は大気圧下酸素呼吸の約3倍に増える。

3: 酸素含量は低下するが溶解型酸素量は増加する。

4: 酸素分圧は約2200 mmHg になる。

5: 結合型酸素量は約60vol%になる。

ME2第30回午後:第1問

医療ガスボンベについて誤っているのはどれか。

1: 空気の残量は圧からわかる。

2: 亜酸化窒素の残量は重さからわかる。

3: 窒素は気体の状態で充填されている。

4: 酸素は液体の状態で充填されている。

5: 二酸化炭素は液体の状態で充填されている。

ME2第36回午後:第46問

麻酔器の点検で以下の結果を得た。対処しなければならないのはどれか。

1: 酸素の流量が5L/minであった。

2: 酸素の供給を遮断すると亜酸化窒素も遮断された。

3: 酸素供給圧が他のガスより30kPa高かった。

4: 二酸化炭素吸収剤が紫色であった。

5: 呼吸回路内圧を上昇させたところAPL弁が作動した。

国試第3回午後:第30問

人工呼吸器装着時、目標とする動脈血酸素分圧(PaO2)はどれか。

1: 50 ~ 80mmHg

2: 80 ~ 150mmHg

3: 150~ 190mmHg

4: 190 ~ 250mmHg

5: 250~ 350mmHg

ME2第35回午後:第16問

人工呼吸器について誤っているのはどれか。

1: 呼気相の回路内圧は陽圧である。

2: NPPV(非侵襲的陽圧換気療法)では気管挿管は不要である。

3: CPAPは自発呼吸のある患者では使用できない。

4: 気管挿管時は加温加湿が必要である。

5: コンプレッサ内蔵の機種でも酸素の供給が必要である。

国試第8回午後:第48問

高気圧酸素治療について誤っているのはどれか。

1: 血液の溶解酸素を増加する治療である。

2: 第1種装置は酸素で加圧することができる。

3: 減圧は毎分1.0kg / cm2以上の速度で行う。

4: 耳抜きは外耳道と中耳との圧力差をなくするために行う。

5: 第2種装置とは大型(多人数用)のものをいう。

国試第5回午前:第44問

正しいのはどれか。

1: 硬膜外麻酔はバランス麻酔ともいう。

2: ソーダライムは酸素発生器である。

3: パルスオキシメータは脈拍数測定器である。

4: ライトレスピロメータで換気量測定ができる。

5: カプノグラフで動脈血酸素飽和度を測定する。

ME2第34回午前:第2問

正常酸素分圧[mmHg]について誤っているのはどれか。ただし、Fio2=0.21、1気圧=760mmHgとする。

1: 大 気:160

2: 肺胞気:130

3: 動脈血:95

4: 混合静脈血:40

5: 細胞内ミトコンドリア:2

ME2第37回午後:第25問

観血式血圧測定について誤っているのはどれか。

1: 大気開放の位置は右心房の高さにする。

2: 自動フラッシング装置を使用する。

3: カテーテル内に混入した気泡は血管内にフラッシングする。

4: カテーテルが共振すると脈圧が大きくなる。

5: カテーテル先端が凝血すると脈圧が小さくなる。

国試第12回午前:第22問

呼吸不全について正しいのはどれか。

a: 空気呼吸下で動脈血酸素分圧(PaO2)60mmHg以下である。

b: 高二酸化炭素血症を伴う低酸素血症は換気障害による。

c: 高二酸化炭素血症を伴わない低酸素血症は拡散障害による。

d: 呼吸不全は肺に基礎疾患がなければ起こらない。

e: シャント率が高い呼吸不全では酸素療法が有効である。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e