第14回国試午後62問の類似問題

国試第6回午後:第29問

体外循環について正しいのはどれか。

1: 送血用カニューレは通常、鎖骨下動脈に挿入する。

2: 送血用カニューレ部分の血流速度は遅い。

3: 脱血用カニューレは通常、右心房から挿入する。

4: 脱血には常にポンプを使用する。

5: 成人用脱血カニューレのサイズは直径約5mmである。

ME2第37回午後:第26問

人工心肺に用いる遠心ポンプについて正しいのはどれか。

1: 流量計は不要である。

2: 気泡を除くためにポンプを丹念にたたく。

3: ポンプを回してから送血側の鉗子を開く。

4: 気泡を誤送しない。

5: 吸引ポンプとして利用できる。

ME2第38回午後:第26問

大動脈弁閉鎖不全症の逆流を確認したい。造影剤カテーテルの先端留置位置で正しいのはどれか。

1: 右心房

2: 右心室

3: 左心室

4: 大動脈弓

5: 大動脈基部

国試第2回午前:第72問

高圧蒸気滅菌法を用いることのできるのはどれか。

1: 大動脈内バルーンカテーテル

2: ペースメーカ

3: 膜型人工肺

4: 鋼性持針器

5: 体外循環回路

国試第8回午後:第44問

人工心肺により体外循環を開始したところ脱血が不能であった。 行うべき処置として正しいのはどれか。

a: 落差が適切かどうか確認する。

b: 脱血回路が鉗子で遮断されていないか確認する。

c: 脱血カニューレ挿入部位の点検を術者に依頼する。

d: 思者の頭部を低位にする。

e: 逆行性に脱血カニューレから送血する。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第8回午後:第40問

体外循環に用いられる血液ポンプについて誤っているのはどれか。

a: 遠心ポンプでは末梢血管抵抗により流量が変化する。

b: 遠心ポンプは拍動流型ポンプである。

c: ローラポンプには逆止弁が必要である。

d: ローラポンプではローラ回転速度により送血量を調節できる。

e: 大動脈バルーンパンピング(IABP)併用により定常流型ポンプで拍動流が得られる。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第38回午後:第22問

人工心肺用遠心ポンプについて正しいのはどれか。

1: ポンプヘッドの外周側から血液を流入させる。

2: 流量計は不要である。

3: ベントポンプとして使用できる。

4: ポンプ出口を閉鎖してからポンプを停止させる。

5: 気泡を取り除くために回転体の軸周辺を強く叩く。

国試第31回午後:第72問

慢性腎不全による維持透析患者における人工心肺管理で正しいのはどれか。

1: 無輸血体外循環が容易で ある。

2: 血清カリウム値は高めになるよう補正する。

3: 灌流圧は高めになる場合が多い。

4: 利尿薬を大量に用い自尿の確保に努める。

5: 術中透析施行中はその流量分だけ灌流量を増やす。

国試第21回午前:第25問

心房細動の治療について正しいのはどれか。

a: ジギタリスは有効である。

b: 外科治療は心室内リエントリ回路を接続することである。

c: 心房細動はオーバードライブペーシングで停止する。

d: 抗凝固療法の目的は血栓症の予防である。

e: 徐脈性心房細動はペースメーカ植込みの適応である。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e