気体の圧力p、体積V、物質量n、気体定数R、温度Tとしたときに成り立つ法則pV=nRTについて正しいのはどれか。
a: この法則はボイル・シャルルの法則と呼ばれる。
b: 物質量nは単位体積あたりの気体の質量である。
c: 気体常数Rは気体の種類によって異なる。
d: 温度Tは絶対温度である。
e: この法則が成り立つ気体は理想気体または完全気体と呼ばれる。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
圧力P、体積V、絶対温度T、気体定数Rとしたとき、ボイル・シャルルの法則PV=nRTの中のnの意味として正しいのはどれか。
1: 気体の分子量
2: 気体の物質量(モル数)
3: 気体分子の原子数
4: 標準状態の気体密度
5: アボガドロ数
熱容量と比熱について誤っているのはどれか。
1: 1gの物体の温度を1°C上昇させるのに必要な熱量を比熱という。
2: 体積と比熱が等しく密度の異なる二つの物体では、密度の大きい物体の方が熱容量は大きい。
3: 熱容量が等しく温度の異なる二つの物体を接触させると、熱平衡に達したとき、この二物体はそれぞれの最初の温度の平均の温度となる。
4: 温度の等しい二つの物体を接触させると、比熱の大きい物体から比熱の小さい物体に熱が移動する。
5: 一定の質量の気体の熱容量は、圧力や体積によって異なる。
温度の単位について正しいのはどれか。
a: Kは熱力学的な絶対温度を表す。
b: °Cは真空中における水の凝固点と沸点から定められた定数である。
c: 1Kの温度差は(9/5)°Cの温度差に等しい。
d: °Cは物体の内部エネルギーを示すのに便利である。
e: 0°Cは約273Kである。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
温度の単位について正しいのはどれか。
a: Kは熱力学的な絶対温度を表す。
b: °Cは真空中における水の凝固点と沸点とから定められる。
c: 1Kの温度差は(9/5)°Cの温度差に等しい。
d: °Cは物体の内部エネルギーを示すのに便利である。
e: 0°Cは約273Kである。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
一定量の理想気体の状態が、図のようにA→B→C→Dの順に変化してAにもどった。このとき気体が外部にした仕事はいくらか。
1: ゼ ロ
2: P1V1
3: P2V2
4: P2V2-P1V1
5: (P2-P1)(V2-V1)
流体の運動について正しいのはどれか。
a: 円管内の定常流では平均流速と円管断面積との積は場所によらず一定である。
b: 粘性率がずり速度によって変化する流体をニュートン流体という。
c: 臨界レイノルズ数を超えると粘性率はゼロとなる。
d: ベルヌーイの定理によれば動圧と静圧との和が流速に比例する。
e: 粘性率が零の完全流体では流体が流れても力学的エネルギーは消費されない。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e