第3回国試午前58問の類似問題

国試第5回午前:第59問

気体の圧力p、体積V、物質量n、気体定数R、温度Tとしたときに成り立つ法則pV=nRTについて正しいのはどれか。

a: この法則はボイル・シャルルの法則と呼ばれる。

b: 物質量nは単位体積あたりの気体の質量である。

c: 気体常数Rは気体の種類によって異なる。

d: 温度Tは絶対温度である。

e: この法則が成り立つ気体は理想気体または完全気体と呼ばれる。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第1回午前:第52問

圧力P、体積V、絶対温度T、気体定数Rとしたとき、ボイル・シャルルの法則PV=nRTの中のnの意味として正しいのはどれか。

1: 気体の分子量

2: 気体の物質量(モル数)

3: 気体分子の原子数

4: 標準状態の気体密度

5: アボガドロ数

国試第4回午前:第58問

気体の性質について正しいのはどれか。

a: 気体定数は気体の種類によって異なる。

b: 理想気体ではボイル・シャルルの法則が成り立つ。

c: 理想気体では圧力と体積の積は絶対温度に比例する。

d: 一定量の気体を一定体積に保つとき、温度を10°Cから100°Cに変化させれば圧力は10倍になる。

e: 理想気体では圧力と温度のみから体積が求められる。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第2回午前:第59問

気体の性質について正しいのはどれか。

a: 気体定数は、気体の種類によって異なる。

b: 理想気体ではボイル・シャルルの法則が成り立つ。

c: 理想気体では圧力と体積の積は絶対温度に比例する。

d: 一定量の理想気体を一定体積に保つとき、温度を10°Cから100°Cに変化させれば、圧力は10倍になる。

e: 理想気体では圧力と温度のみから体積が求められる。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第10回午後:第77問

誤っているのはどれか。

1: 気体の体積と圧力との積はエネルギーの次元を持つ。

2: 熱力学第一法則は熱エネルギーを含むエネルギーの保存則である。

3: 熱力学第二法則は熱を完全に仕事に変換できることを意味する。

4: 摩擦を伴う現象は不可逆変化となる。

5: 熱の一部を仕事にかえる装置を熱機関という。

国試第6回午前:第52問

正しいのはどれか。

a: 圧力は単位体積あたりに作用する力である。

b: パスカルの原理に従えば流体の圧力は体積に比例する。

c: 圧力が流体内部のあらゆる方向に作用する現象を連続の定理という。

d: 地表における大気圧は水銀柱で約760mmである。

e: 流れの様子が常に変化している流れを非定常流という。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第7回午前:第59問

正しいのはどれか。

a: 熱力学では熱を力として扱う。

b: 熱は低温体から高温体に自ら移動できる。

c: 気体の体積と圧力との積はエネルギーの次元をもつ。

d: 熱を完全に仕事に変換することはできない。

e: 熱機関とは蒸気機関のことである。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第36回午後:第83問

流れにおけるベルヌーイの定理を表す式について正しいのはどれか。 

a: 完全流体に適用される。 

b: 重力とは無関係である。 

c: 温度をパラメータとして含む。 

d: 連続の式を導くことができる。 

e: 力学的エネルギー保存則が適用される。 

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第2回午前:第53問

密度が一定の完全流体が、水平に置かれた管内を定常流で流れている。誤っているのはどれか。

a: ベルヌーイの定理が成り立つ。

b: 静圧と動圧の和を全圧という。

c: 静圧と動圧は常に等しい。

d: 静圧は流体の速度に比例する。

e: 動圧は流体の密度に比例し、速度の2乗に比例する。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第4回午前:第53問

流体の運動について正しいのはどれか。

a: 円管内の定常流では平均流速と円管断面積との積は場所によらず一定である。

b: 粘性率がずり速度によって変化する流体をニュートン流体という。

c: 臨界レイノルズ数を超えると粘性率はゼロとなる。

d: ベルヌーイの定理によれば動圧と静圧との和が流速に比例する。

e: 粘性率が零の完全流体では流体が流れても力学的エネルギーは消費されない。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第37回午前:第24問

表面張力について正しいのはどれか。

1: 表面積を大きくしようとする性質をもつ。

2: 単位はN・mである。

3: 温度が高くなると小さくなる。

4: 水よりも水銀のほうが小さい。

5: 固体には表面張力はない。

国試第3回午前:第76問

温度の単位について正しいのはどれか。

a: Kは熱力学的な絶対温度を表す。

b: °Cは真空中における水の凝固点と沸点から定められた定数である。

c: 1Kの温度差は(9/5)°Cの温度差に等しい。

d: °Cは物体の内部エネルギーを示すのに便利である。

e: 0°Cは約273Kである。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第8回午前:第52問

温度の単位について正しいのはどれか。

a: Kは熱力学的な絶対温度を表す。

b: °Cは真空中における水の凝固点と沸点とから定められる。

c: 1Kの温度差は(9/5)°Cの温度差に等しい。

d: °Cは物体の内部エネルギーを示すのに便利である。

e: 0°Cは約273Kである。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第14回午後:第73問

正しいのはどれか。

a: 流体のずり応力とずり速度との比を粘性率という。

b: 粘性率が流速によって変化する流体をニュートン流体という。

c: ハーゲン・ポアゼイユの公式では流量は流体の粘性率に比例する。

d: 粘性率が0の流体を完全流体という。

e: レイノルズ数が大きくなると層流から乱流に変わる。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第15回午後:第77問

図のようにシリンダ内の気体の圧力(P)、絶対温度(T)、容積(Ⅴ)が与えられている。シリンダ内をヒーターによって加熱して絶対温度が400K、圧力が20kPaになったときの容積はどれか。

15PM77-0

1: 0.05m3

2: 0.12m3

3: 0.20m3

4: 0.45m3

5: 0.80 m3

国試第1回午前:第54問

熱容量と比熱について誤っているのはどれか。

1: 1gの物体の温度を1°C上昇させるのに必要な熱量を比熱という。

2: 体積と比熱が等しく密度の異なる二つの物体では、密度の大きい物体の方が熱容量は大きい。

3: 熱容量が等しく温度の異なる二つの物体を接触させると、熱平衡に達したとき、この二物体はそれぞれの最初の温度の平均の温度となる。

4: 温度の等しい二つの物体を接触させると、比熱の大きい物体から比熱の小さい物体に熱が移動する。

5: 一定の質量の気体の熱容量は、圧力や体積によって異なる。

国試第34回午前:第84問

20℃で体積 1000 L の物体を 75℃まで温める。この物体の体膨張係数が 0.0036 K-1 であるとき、温まった物体の体積[L]に一番近いのはどれか。 ただし、圧力は一定とする。

1: 200

2: 270

3: 1200

4: 1270

5: 1340

国試第20回午後:第80問

正しいのはどれか。(生体物性材料工学)

a: レイノルズ数は流れの慣性力と粘性力の比を表す無次元数である。

b: 健常人の血液粘性率は水の3~5倍である。

c: 粘性が流速に関係なく一定の場合は非ニュートン流体とよばれる。

d: 圧差一定の層流では、単位時間に流れる流体の体積は管半径の2乗に比例する。

e: ずり速度が増加すると血液粘性率は減少する。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第4回午前:第57問

熱力学について正しいのはどれか。

a: 熱力学第一法則は熱エネルギーを含むエネルギーの保存則である。

b: 熱力学第二法則は熱を完全に仕事に変換できることを意味している。

c: 不可逆変化では外部からエネルギーを加えてもはじめの状態には戻れない。

d: 気体の体積と圧力の積はエネルギーの単位をもつ。

e: 熱を仕事に変換する装置を熱機関という。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第28回午後:第84問

図のようにシリンダ内の気体の圧力P、絶対温度T、容積Vが与えられている。シリンダ内をヒータによって加熱して絶対温度が 400K、圧力が 20kPa になったときの容積 [m3] はどれか。

28PM84-0

1: 0.05

2: 0.12

3: 0.2

4: 0.45

5: 0.8