第12回国試午前20問の類似問題

国試第16回午前:第13問

1回換気量550ml、死腔150ml、肺活量3000ml、呼吸数10回/分のとき、肺胞換気量はいくらか。

1: 1500 ml/分

2: 4000 ml/分

3: 5500 ml/分

4: 7000 ml/分

5: 30000 ml/分

国試第18回午前:第9問

正常肺胞におけるガスの移動について正しいのはどれか。(人の構造および機能)

1: 肺胞気から血液への酸素の移動は濾過による。

2: 血液から肺胞気への二酸化炭素の移動は能動輸送による。

3: 二酸化炭素は酸素より移動速度が大きい。

4: 血液が1回肺を通過すると約50%のヘモグロビンが酸素で飽和される。

5: 血液が1回肺を通過すると二酸化炭素分圧は0mmHgとなる。

国試第23回午後:第67問

人工呼吸管理の目的について誤っているのはどれか。

1: 肺胞換気量の維持

2: 呼吸仕事量の軽減

3: ガス交換能の改善

4: 閉塞肺胞の開通

5: 機能的残気量の減少

国試第8回午前:第45問

人工呼吸器について正しいのはどれか。

a: トリガ感度の点検にはテスト肺が有用である。

b: 人工鼻で吸気湿度を80%程度に保つことができる。

c: 従圧式人工呼吸器では設定圧を高くすると一回換気量は増加する。

d: 従圧式人工呼吸器で肺コンプライアンスが上昇すると換気量は減少する。

e: 小児には定常流(constant flow)方式を用いない。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第24回午後:第11問

慢性閉塞性肺疾患(COPD)で増加する指標はどれか。(臨床医学総論)

a: 1秒率

b: 努力性肺活量

c: 残気量

d: 気道抵抗

e: 最大換気量

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第22回午前:第30問

スパイロメータで測定できない指標はどれか。

1: 肺活量

2: 1秒量

3: 残気量

4: 最大換気量

5: 努力性肺活量

国試第21回午前:第12問

肺表面活性物質の機能として正しいのはどれか。

1: 酸素の拡散を速やかにする。

2: 肺コンプライアンスを低下させる。

3: 肺胞の表面張力を小さくする。

4: 細菌を除菌する。

5: リンパの流れをスムーズにする。

ME2第30回午前:第41問

肺気量は呼吸筋の働きで図のように変わるが、呼吸筋がリラックスし、肺が縮小しようとする力と胸郭が拡張しようとする力が等しくつり合った状態の肺気量レベルはどれか。

img11206-41-0

1: 1

2: 2

3: 3

4: 4

5: 5

国試第24回午前:第30問

呼吸機能の計測で正しいのはどれか。(生体計測装置学)

a: 流量は流速と断面積との積によって求められる。

b: フライシュ型流量計は細管を抵抗として圧力差を測定している。

c: 肺コンプライアンスは体積と流量との積によって求められる。

d: 圧力センサにはホール素子を用いる。

e: 熱線型呼吸流量計では白金線の抵抗変化を用いる。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第4回午後:第34問

安静時の自発呼吸について正しいのはどれか。

a: 呼気時肺内圧は陽圧または平圧である。

b: 呼気時胸腔内圧は陰圧である。

c: 吸気時肺内圧は陽圧である。

d: 吸気時横隔膜は上方に移動する。

e: 吸気時胸腔内圧は陽圧である。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第18回午前:第56問

呼吸機能検査について正しいのはどれか。(生体計測装置学)

a: 流量は流速と断面積との積によって求められる。

b: フライシュ型流量計は細管を抵抗として圧力差を測定している。

c: コンプライアンスは体積と流量との積によって求められる。

d: 圧カセンサにはホール素子を用いる。

e: 無線型呼吸流量計では白金線の抵抗変化を用いる。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第3回午後:第33問

人工呼吸の適用基準でないのはどれか。

1: 肺活量が予測値の1/6以下

2: 呼吸数が正常値の1.55倍

3: 吸気力が-25cmH2O以下

4: PaO2が50mmHg以下

5: PaCO2が55mmHg以上

国試第15回午後:第40問

空気呼吸時の基準値について正しい組合せはどれか。

a: 動脈血酸素分圧 ―――――――- 100mmHg

b: 混合静脈血二酸化炭素分圧 ――- 60mmHg

c: 肺胞気酸素分圧 ―――――――- 45mmHg

d: 混合静脈血酸素分圧 ―――――- 55mmHg

e: 動脈血二酸化炭素分圧 ――――- 40mmHg

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第8回午前:第29問

肺機能検査で1秒率の低下が認められるのはどれか。

a: 慢性気管支炎

b: び慢性汎細気管支炎

c: び慢性間質性肺炎

d: サルコイドーシス

e: 慢性肺気腫

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第19回午前:第22問

肺の構造について正しいのはどれか。(人の構造及び機能)

a: 気管は10回ほど分岐して肺胞になる。

b: 成人では左右の主気管支は気管に対して、ほぼ同じ角度で分岐する。

c: 右が3葉、左が2葉に分かれる。

d: 細気管支に軟骨はない。

e: 成人の解剖学的死腔は約150mlである。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第15回午前:第8問

健常人で正しいのはどれか。

1: 右気管支は左気管支より垂直に近い。

2: 右肺は2葉に分かれる。

3: 肺の表面は腹膜によって覆われる。

4: 気管の上皮は重層扁平上皮からなる。

5: 肺動脈の血流量は大動脈の血流量の50%以下である。

国試第28回午後:第11問

慢性閉塞性肺疾患 (COPD) について正しいのはどれか。

a: 1 秒率の低下

b: 残気量の減少

c: 気道抵抗の減少

d: 換気血流比不均等分布の増加

e: 最大換気量の減少

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第12回午前:第21問

健常成人において正しいのはどれか。

a: 二酸化炭素産生量は2000ml/分

b: 解剖学的シャントは心拍出量の2~4%

c: 残気率は10%

d: 混合静脈血酸素分圧は46mmHg

e: 終末呼気二酸化炭素分圧は36mmHg

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第14回午前:第40問

正常範囲内の値であるものはどれか。

a: 安静呼気位胸腔内圧 : +5cmH2O

b: 1秒率 : 75%

c: 残気率 : 25%

d: 動脈血酸素含量 : 21ml/dl

e: 平均肺動脈圧 : 65mmHg

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第12回午後:第39問

人工呼吸からのウィーニング開始基準で正しいのはどれか。

a: 動脈血酸素分圧(PaO2)≧80mmHg(吸気酸素濃度=40%)

b: 動脈血二酸化炭素分圧(PaCO2)≦50mmHg

c: 肺内シャント率≦25%

d: 最大吸気圧≦-10cmH2O

e: 1回換気量≧5ml/kg

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e