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第2回国試午前10問の類似問題

国試第4回午前:第81問

正しいのはどれか。

a:心音、心雑音の周波数は20Hz~1kHz程度である。
b:心音計では、低域、高域、中域、聴覚疑似の心音フィルタが用いられる。
c:脈波伝搬速度は動脈硬化などの影響を受ける。
d:指尖容積脈波計は少なくとも心音計の周波数特性以上のものが必要である。
e:頸動脈波は心拍出量を計測するために用いられる。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

ME2第33回午後:第38問

熱希釈式心拍出量測定について誤っているのはどれか。

1:カテーテル先端を肺動脈に留置する。
2:右心房の位置にあるカテーテル側孔から注入液を注入する。
3:注入液には約0℃の5%ブドウ糖液を使用する。
4:注入液は心臓を刺激しないようにゆっくり注入する。
5:注入液量を変えるときはカテーテル係数を変更する。

国試第30回午後:第68問

人工呼吸中にPEEP を増加させると、増加または上昇するのはどれか。

a:吸入気酸素濃度
b:平均気道内圧
c:機能的残気量
d:頭蓋内圧
e:心拍出量
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第35回午後:第7問

心周期について正しいのはどれか。 

a:I音と共に収縮期が始まる。 
b:拡張期は収縮期より長い。 
c:QRS波と共にII音が聴取される。 
d:拡張期には左心房圧は左心室圧より低い。 
e:拡張期には大動脈圧は左心室圧より高い。 
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第27回午前:第72問

人工心肺の適正濯流について誤っているものはどれか。

a:平均動脈圧を60~80mmHgに維持する。
b:側副血行路の多い右左短絡疾患では濯流量を少なめにする。
c:低体温体外循環では常温体外循環よりも潅流量を多くする。
d:混合静脈血酸素飽和度(SvO2)70%以上を目標に潅流量を調節する。
e:体重あたりの濯流量は成人に比べて小児の方が多い。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第32回午後:第69問

人工心肺における遠心ポンプについて正しいのはどれか。

a:流量計は不要である。
b:吸引ポンプに用いることができる。
c:ローラポンプに比べて血液損傷が少ない。
d:回路閉塞時に回路破裂の心配がない。
e:空気を送り込む心配がない。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第10回午前:第8問

血圧について正しいのはどれか。

a:最高血圧は心臓の弛緩期の血圧である。
b:交感神経の緊張は最低血圧を低下させる。
c:コロトコフ音を聴取することによって血圧が測定できる。
d:眼底血圧は正常人では上腕血圧の約1/2の値を示す。
e:高血圧が続くと心臓が肥大する。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第35回午前:第72問

人工心肺を用いた成人体外循環における完全体外循環中の至適灌流量、至適灌流圧について正しいのはどれか。 

1:正常生体血液循環量の3.0L/min/m2と同量を維持する必要がある。 
2:常温体外循環では灌流量を高めに設定する必要がある。 
3:腎機能低下例では灌流量を低めに設定する必要がある。 
4:体表面積当たりの至適灌流量は乳幼児より大きくなる。 
5:灌流圧は平均大動脈圧で100mmHgを下回らないことが重要である。 

ME2第39回午前:第5問

血圧について誤っているのはどれか。

1:測定部位は心臓の高さに一致させる。
2:一般に寒冷で血圧は上昇する。
3:収縮期血圧と拡張期血圧の差を脈圧という。
4:収縮期血圧は上腕よりも下腿のほうが低い。
5:吸気時に収縮期血圧は低下する。

国試第32回午前:第72問

乳児の人工心肺について正しいのはどれか。

1:チアノーゼ性心疾患では非チアノーゼ性より灌流量を多く設定する。
2:体表面積当たりの灌流量は成人例より少なく設定する。
3:遠心ポンプの使用率は成人例より高い。
4:無輸血手術は成人例より容易である。
5:目標灌流圧は成人例より高く設定する。

国試第17回午前:第35問

健常成人の体重当たりの循環血液量はおおよそいくらか。

1:35ml/kg
2:55ml/kg
3:75ml/kg
4:95ml/kg
5:115ml/kg

国試第1回午前:第3問

正常成人男性の血液について誤っているのはどれか。

1:全血に対し血球成分が占める体積は約45%である。
2:赤血球は全血1cm3中に約500万個存在する。
3:pHは7.35~7.45の範囲にある。
4:全白血球中において好中球の占める割合は60~70%である。
5:血漿には7~8%の濃度で蛋白質が含まれる。

国試第14回午前:第34問

健常成人の体重当たりの循環血液量はおおよそいくらか。

1:35ml/kg
2:55ml/kg
3:75ml/kg
4:95ml/kg
5:105ml/kg

国試第4回午後:第34問

安静時の自発呼吸について正しいのはどれか。

a:呼気時肺内圧は陽圧または平圧である。
b:呼気時胸腔内圧は陰圧である。
c:吸気時肺内圧は陽圧である。
d:吸気時横隔膜は上方に移動する。
e:吸気時胸腔内圧は陽圧である。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第28回午後:第23問

肺血栓塞栓症の診断で正しいのはどれか。

a:心電図変化は認められない。
b:PETCO2は上昇する。
c:心エコー検査では左心室負荷所見を認める。
d:胸部造影CT所見が診断に役立つ。
e:肺血流シンチグラムで血流欠損像を認める。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第11回午後:第36問

成人の急性呼吸不全例で人工呼吸の適応となるのはどれか。

a:動脈血二酸化炭素分圧(PaCO2)=70mmHg
b:自発呼吸はあるが努力呼吸
c:1回換気量= 6ml / kg
d:動脈血酸素分圧(PaO2)=60mmHg(空気呼吸時)
e:呼吸数=25回/min
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第29回午前:第12問

心拍出量、平均血圧、総末梢血管抵抗の関係で正しいのはどれか。

1:平均血圧 = 心拍出量 × 総末梢血管抵抗
2:心拍出量 = 平均血圧× 総末梢血管抵抗
3:総末梢血管抵抗 = 平均血圧× 心拍出量
4:平均血圧 = 総末梢血管抵抗 / 心拍出量
5:心拍出量 = 総末梢血管抵抗 / 平均血圧

ME2第28回午後:第31問

心臓カテーテル検査において、カテーテルの先端を左心室から大動脈へ引き抜いたとき、収縮期の圧較差が認められた。どのようなことが考えられるか。

1:僧帽弁狭窄
2:僧帽弁閉鎖不全
3:大動脈弁狭窄
4:大動脈弁閉鎖不全
5:心室中隔欠損

ME2第39回午後:第28問

心臓ペースメーカについて誤っているのはどれか。

1:ジェネレータの交換後はペーシング閾値が上昇する。
2:慢性心房細動の患者はVVIモードでペーシングする。
3:VVIモードでは電磁干渉によりペーシングが抑制される。
4:センシング感度はR波高の1/2~1/3程度とする。
5:心室電極は右心室に留置される。

国試第11回午前:第56問

正しいのはどれか。

1:ディジタル式の心電計に用いるサンプリング周波数は200Hzである。
2:心電図は心臓の拍動による血流の変化によって生じる電位変動である。
3:正常心電図のST部分は基線と概ね一致する。
4:QRSは心房の興奮の開始に対応している。
5:心音図は心電図を可聴周波数に変換して音として出力する。