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第9回国試午後80問の類似問題

国試第23回午後:第47問

長さ1km、半径1mm、抵抗率2×10-8Ωmの金属線がある。この金属線の電気抵抗[Ω]に最も近いのはどれか。

1:1.6
2:3.2
3:6.4
4:13
5:25

ME2第38回午前:第22問

フルスケール1mA、内部抵抗4.9Ωの電流計を使って50mAまでの電流を測定できるようにしたい。正しいのはどれか。

1:1.00Ωの抵抗を電流計に直列に接続する。
2:0.49Ωの抵抗を電流計に並列に接続する。
3:0.10Ωの抵抗を電流計に直列に接続する。
4:1.00Ωの抵抗を電流計に並列に接続する。
5:0.10Ωの抵抗を電流計に並列に接続する。

国試第33回午前:第85問

生体の電気特性で誤っているのはどれか。

1:血液の導電率は温度依存性がある。
2:皮下脂肪の導電率は肝臓の導電率より高い。
3:b 分散は細胞の組織構造に依存する。
4:c 分散は水分子の緩和現象に起因する。
5:静止電位は細胞内外のイオン濃度差による。

国試第22回午後:第85問

生体磁気計測について正しいのはどれか。

a:心臓から発生する磁界の強さは10-11~10-10Tである。
b:脳から発生する磁界の強さは10-13T程度である。
c:肺内に蓄積された磁性微粉体による磁界の強さは10-8~10-7Tである。
d:ホール素子の磁気センシング感度は10-20T程度である。
e:SQUIDの磁気センシング感度は10-14T程度である。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第13回午前:第54問

脳波計測について正しいのはどれか。

1:脳波計の入力インピーダンスは約1kΩである。
2:シールドルームの目的は地磁気の遮断である。
3:針電極は皿電極より電極インピーダンスが高い。
4:電極のインピーダンスが高いと雑音を誘導しやすい。
5:電極の頭皮上の配置を誤ると感電事故につながる。

国試第4回午前:第67問

生体機構のモデル表現について誤っているのはどれか。

1:細胞の電気的モデルでは、細胞膜は静電容量で、細胞内外液はインダクタンスと抵抗との並列結合で表されている。
2:生体の電気現象において筋や神経細胞の活動電位は電源によって表される。
3:生体組織の機械的特性は弾性要素と粘性要素との組合せで表される。
4:循環系の機械的モデルでは、大動脈は主に弾性素子で、全末梢血管抵抗は抵抗素子で表される。
5:生体の熱現象のモデルは産熱、熱輸送、体表からの熱放散の各機構で表される。

国試第4回午前:第80問

脳波測定に対して正しいのはどれか。

a:周波数帯域は0.5~70Hzの範囲である。
b:電極の分極電圧の大小は計測に影響しない。
c:脳波計の入力換算雑音は3mV以下であればよい。
d:平均加算法によってS/N比を改善できる。
e:増幅器には100dB以上の増幅度が必要である。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第3回午後:第89問

正しいのはどれか。

1:手に感じられない電流値でもミクロショックは起きる。
2:手に30mAの商用交流が流れても行動の自由は失われない。
3:人体は50~100Hzの交流に最も感じにくい。
4:心室細動を誘発するマクロショックとミクロショックの電流値の比は10,000:1である。
5:0.3mA程度の商用交流ではミクロショックを起こさない。

国試第23回午後:第45問

正しいのはどれか。

a:2.4GHzの電磁波は非電離放射線である。
b:携帯電話で使用される周波数は約500kHzである。
c:小電力医用テレメータは出力が10mW以下であれば任意の周波数を用いてよい。
d:心電計に対する電磁障害は患者測定電流の増加である。
e:電気メスの影響を抑えるために心臓ベースメーカを固定レートとする。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第6回午前:第64問

生体物性について誤っているのはどれか。

1:電気インピーダンスが生体内の部位によって異なる値を示すことは異方性である。
2:刺激強度と反応とが比例関係にないことは非線形性である。
3:導電率や誘電率が周波数によって変化することは周波数依存性である。
4:人間の全身の骨格筋が60~150Wの熱を産生することは産熱である。
5:神経細胞において、あるレベル以上の電気刺激で膜電位が跳躍的に変化してインパルスを発生することは細胞膜の興奮性である。

国試第2回午前:第61問

生体物性について誤っているのはどれか。

1:異方性とは、例えば電気インピーダンスが生体内の部位によって異なる値を示すことをいう。
2:非線形とは、例えば刺激強度と反応とが比例関係にないことをいう。
3:周波数依存性とは、例えば導電率や誘電率が周波数によって変化することをいう。
4:粘弾性とは、例えば筋組織が粘性と弾性の両方の性質をあわせ持つことをいう。
5:細胞膜の興奮性とは、例えば神経細胞において、あるレベル以上の電気刺激で膜電位が跳躍的に変化してインパルスを発生することをいう。

国試第24回午前:第49問

図の回路で電圧計は1.0V、電流計は20mAを示した。抵抗値R[Ω]はどれか。ただし、電流計の内部抵抗は2.0Ωとする。(医用電気電子工学)

24AM49-0
1:45
2:48
3:50
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国試第15回午前:第77問

健常成人男性の電撃に対する生体反応で正しいのはどれか。

a:ミクロショックで心室細動を起こす電流値はマクロショックの最小感知電流の1/1000である。
b:マクロショックで心室細動を起こす電流値はミクロショックの1万倍である。
c:離脱限界電流は5mA程度である。
d:商用交流の周波数付近で最も反応しやすい。
e:心電波形の受攻期に電気的刺激が加わると心室細動に移行しやすくなる。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第2回午前:第63問

神経細胞や筋細胞などの興奮膜の特性を表す用語はどれか。

a:能動輸送
b:粘性係数
c:線形特性
d:活動電位
e:興奮の伝導
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

ME2第30回午後:第24問

誘発筋電図の電気刺激について誤っているのはどれか。

1:パルス幅が0.1~1msの短形のパルスを用いる。
2:定電圧刺激と定電流刺激がある。
3:針電極を使用する。
4:皮下脂肪の多い人には強い刺激が必要である。
5:感覚神経伝達時間の測定は刺激に同期して加算平均を行う。

国試第4回午後:第75問

電気の生体に与える影響について正しいのはどれか。

a:最少感知電流は離脱限界電流より小さい。
b:生体に離脱限界以上の電流が流れると行動の自由を失う。
c:ミクロショック心室細動電流はマクロショック心室細動電流の1/100である。
d:手に20mAの商用交流が流れても行動の自由は失われない。
e:高周波電流は生体に熱作用をもたらす。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

ME2第36回午後:第50問

電流刺激に対する人体の反応について正しいのはどれか。

1:体表面に電流が流れることによる電撃をミクロショックという。
2:心臓に直接0.1μAの商用交流電流が流れると心室細動が起こる。
3:流れる電流の電流密度が小さくなると熱傷の危険が生じる。
4:周波数500kHzにおける最小感知電流は約2μAである。
5:直流電流では電解質の電気分解により組織が損傷する危険がある。

国試第22回午後:第27問

筋電計の性能について正しい組合せはどれか。

a:入力インピーダンス --------- 1MΩ以上
b:時定数 ------------------- 0.3秒以上
c:標準感度 ----------------- 10mV/div
d:総合周波数特性 ----------- 5~10000Hz(-3dB)
e:同相除去比(CMRR) --------- 60dB以上
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第27回午前:第28問

筋電計について適切な組合せはどれか。

1:周波数特性 5Hz~kHz
2:時定数 0.3s
3:最大感度 mV/DIV
4:CMRR 20dB
5:入力インピーダンス 1MΩ

国試第1回午後:第74問

電撃について正しいのはどれか。

1:人体の反応は流れる電流の周波数には無関係である。
2:His束心電図検査は心臓に直接電流が流れ込み、心室細動が発生しないよう注意して行われる。
3:皮膚に0.01mAの商用交流電流が流れるとビリビリと感じる。
4:体表から受ける電撃により起こる事故死の多くは心筋症によるものである。
5:ミクロショックの場合数μAの交流電流でも危険である。