体外循環用血液回路について正しいのはどれか。(体外循環装置)
a: 回路用チューブには透明な材質を用いる。
b: 回路接続用コネクタには親水性材料を用いる。
c: ヘパリンコーティングは耐熱性向上のためである。
d: 血液適合性材料で構成する。
e: ローラポンプチューブは磨耗粉を生じない材質を用いる。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
生体組織と強く結合して一体化する性質をもつ医用材料はどれか。
1: 酸化チタン
2: ハイドロキシアパタイト
3: 親水性ポリマー
4: ニッケルーチタン合金
5: セルローストリアセテート
誤っている組合せはどれか。
1: 熱交換器 ― ステンレス管
2: 人工肺 ― 多孔質中空糸膜
3: 遠心ポンプ ― マグネット
4: 血液回路 ― ポリ塩化ビニルチューブ
5: バブルトラップ ― シリコーン中空糸膜
膜型人工肺に用いられている高分子材料はどれか。
a: シリコーンゴム
b: ポリプロピレン
c: ナイロン
d: エチレンビニルアルコール
e: ポリメチルメタクリレート
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
人工材料表面に固定して血液凝固を防ぐのはどれか。
a: ウロキナーゼ
b: ケラチン
c: キチン
d: コラーゲン
e: へパリン
血漿吸着療法および血液吸着療法の適応と使用吸着剤との組合せで正しいのはどれか。(血液浄化装置)
a: 透析アミロイドーシス 活性炭
b: 重症敗血症 ポリミキシンB固定化線維
c: 巣状糸球体硬化症 キストラン硫酸固定化セルロースビーズ
d: 潰瘍性大腸炎 ポリエチレンテレフタレート
e: 薬物中毒 ヘキサデシル基固定化セルロースビーズ
医用セラミックスの用途として適切なのはどれか。
a: 人工骨頭
b: 人工歯根
c: 人工肺
d: ソフトコンタクトレンズ
e: 尿道カテーテル
材料とその性質との組合せで誤っているのはどれか。
1: ハイドロキシアパタイト ----------- 骨親和性
2: シリコーンゴム ------------ 酸素透過性
3: ポリテトラフルオロエチレン ------- 親水性
4: セグメント化ポリウレタン --------- 抗血栓性
5: チタン合金 ------------ 力学強度
抗血栓性高分子材料として大動脈内バルーンカテーテル及び中心静脈カテーテルのいずれにも使用されているのはどれか。
1: 塩化ビニル
2: ポリメチルシロキサン(シリコン)
3: ポリテトラフルオロエチレン(テフロン)
4: ポリウレタン
5: ポリエチレンテレフタレート(ダクロン)
血液浄化法に用いられる透析膜で誤っているのはどれか。
1: 酢酸セルロース膜は合成高分子膜に比べて蛋白が吸着しにくい。
2: ポリアクリロニトリル膜は、ACE 阻害薬を投与されている患者には禁忌である。
3: ポリメチルメタクリレート膜は非対称構造を有する。
4: ポリスルホン膜はポリビニルピロリドンを含む。
5: エチレンビニルアルコール膜は親水性である。
膜型人工肺で正しいのはどれか。
1: シリコーンゴムは多孔質膜に用いる高分子材料である。
2: 多孔質膜では血液は酸素と直接接触する。
3: 中空糸膜型では内部灌流型の方が外部灌流型より圧力損失が低い。
4: 気泡型人工肺よりタンパク変性が生じやすい。
5: 均質膜では長時間使用すると血漿漏出が起こる。
アクリル系材料の医療における用途で正しいのはどれか。
a: コンタクトレンズ
b: 透析膜
c: 歯科充填剤
d: 膜型人工肺
e: バルーンカテーテル
人工心肺による体外循環時に使用する薬剤と使用目的との組合せで誤っているのはどれか。
1: マンニトール浸透圧の調整
2: アドレナリン心収縮力の増強
3: ハプログロビン製剤出血の予防
4: 乳酸加リンゲル液細胞外液の補正
5: アルブミン製剤膠質浸透圧の調整
膜型人工肺について正しいのはどれか。
1: シリコーンの気体透過係数はポリプロピレンより大きい。
2: シリコーンを用いた多孔質膜が用いられている。
3: 親水性の膜が用いられている。
4: 内部灌流型が多数を占める。
5: ウェットラングは微小孔からの血漿漏出により生じる。
親水化剤としてポリビニルピロリドン(PVP)を含有し、非対称構造をもつ透析膜はどれか。
a: セルローストリアセテート(CTA)
b: ポリスルフォン(PS)
c: ポリエーテルスルフォン(PES)
d: ポリエステル系ポリマーアロイ(PEPA)
e: ポリメチルメタクリレート(PMMA)
人工心肺による体外循環で使用される薬剤について誤っている組合せはどれか。(生体機能代行装置学)
1: 乳酸加リンゲル 血液希釈
2: マニトール 浸透圧の調整
3: 重炭酸ナトリウム アルカローシスの補正
4: アルブミン 膠質浸透圧の保持
5: ヘパリン 血液凝固能の低下
人工肺に利用されている気体透過膜材料はどれか。
1: ポリスルフォン
2: ポリプロピレン
3: 酢酸セルロース
4: ポリアクリロニトリル
5: ポリメチルメタクリレート
ポリヒドロキシエチルメタクリレートの用途として適切なのはどれか。
a: 尿道カテーテル
b: ソフトコンタクトレンズ
d: 人工歯根
e: 人工骨頭
膜型人工肺で正しいのはどれか。(生体機能代行装置学)
1: 親水性のある膜素材が使用される。
2: シリコン膜はニ酸化炭素よりも酸素のガス透過性が高い。
3: 多孔質膜は長時間使用しても血漿成分の漏出がない。
4: 複合膜では血液が酸素と直接接触する。
5: 中空糸型の外部灌流型では血液の流れに乱流が形成される。
誤っている組合せはどれか。(生体物性材料工学)
1: エチレンオキサイド ポリアクリロニトリル
2: ポビドンヨード 手術野
3: 高圧蒸気 リネン類
4: ガンマ線 テフロン
5: 乾 熱 ガラス器具
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