インダクタンス10mHに正弦波交流電流2√2sin(120πt)[A]が流れている。正しいのはどれか。
a: 電流の実効値は2Aである。
b: 電流の周波数は60 Hz である。
c: インダクタンスの両端に発生する電圧の実効値は20mVである。
d: インダクタンスの両端に発生する電圧は電流より位相がπ/2rad遅れる。
e: インダクタンスの消費電力は0Wである。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
電流に対する人体の反応について正しいのはどれか。
a: 直接心臓に電流が流れ込んで起こる電撃をマクロショックという。
b: 直流電流は交流電流に比べて生体組織に化学的変化を起こしにくい。
c: 直接心臓に10μAの商用交流電流が流れると心室細動が誘発される。
d: 体表面に0.1Aの商用交流電流が流れると心室細動か誘発される。
e: 最小感知電流閾値は1kHzを境に周波数に比例して上昇する。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
電撃について正しいのはどれか。
1: 人体の反応は流れる電流の周波数には無関係である。
2: His束心電図検査は心臓に直接電流が流れ込み、心室細動が発生しないよう注意して行われる。
3: 皮膚に0.01mAの商用交流電流が流れるとビリビリと感じる。
4: 体表から受ける電撃により起こる事故死の多くは心筋症によるものである。
5: ミクロショックの場合数μAの交流電流でも危険である。
低周波電流の生体影響の限界電流値として誤っている組合せはどれか。
a: 体内から心臓に流すと心室細動が起こる。・・・・・1μA
b: 体内から心臓に流すと心室細動が起こる。・・・・・100μA
c: 体外から流すと電流刺激を感じる。・・・・・・・・・・・1mA
d: 体外から流すと不随意運動を生ずる。・・・・・・・・10mA
e: 体外から流すと心室細動を生じる。・・・・・・・・・・10A
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
電流刺激に対する人体の反応について正しいのはどれか。
1: 体表面に電流が流れることによる電撃をミクロショックという。
2: 心臓に直接0.1μAの商用交流電流が流れると心室細動が起こる。
3: 流れる電流の電流密度が小さくなると熱傷の危険が生じる。
4: 周波数500kHzにおける最小感知電流は約2μAである。
5: 直流電流では電解質の電気分解により組織が損傷する危険がある。