浸透圧による物質移動はどれか。
1: 血液から肺胞への二酸化炭素の移動
2: 毛細血管から細胞間質への酸素の移動
3: 組織から静脈毛細血管への間質液の移動
4: 細胞内から細胞外へのナトリウムイオンの移動
5: 尿細管におけるグルコースの再吸収
薬物について正しいのはどれか。
a: 脳には全身循環から薬物が移行しやすい。
b: 直腸内投与の方が経口投与よりも効果発現は早い。
c: 血衆蛋白と結合したものは薬理作用をもたない。
d: 生体内利用率とは経口投与薬物のうち全身を循環する薬物の割合を示す。
e: 生物学的半減期は投与薬物が血中から消失するまでの時間の 1/2 の時間である。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
希釈法による血流量計測法について正しいのはどれか。
a: Fickの方法では肺から摂取される酸素を利用する。
b: 熱希釈法では加熱した生理食塩液が用いられる。
c: 血流量が変動しても平均血流量を正確に計測できる。
d: 指示薬が計測部位に到る途中で、一部消失しても計測精度に大きく影響しない。
e: 血流量を正確に計測するには指示薬が完全に撹絆される必要がある。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
血液浄化に用いるブラッドアクセスについて正しいのはどれか。
a: すべて血流のシャントによるものである。
b: 標準的内シャントは橈骨静脈、橈骨皮静脈間につくられる。
c: E-PTEEはブラッドアクセス用人工血管として最も広く用いられている。
d: 動脈表在化によるものは動静脈シャントによるものより心負荷が大きい。
e: 人工血管を用いる内シャントは穿刺部の動脈瘤の発生頻度が低い。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e