インスリン依存型糖尿病について正しいのはどれか。
a: インスリン注射の絶対的適応となる。
b: ケトアシドーシス昏睡をおこしやすい。
c: 中年以後に発症することが多い。
d: 食事療法は必要でない。
e: わが国では欧米に比較して少ない。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
糖尿病について正しいのはどれか。
a: インスリン依存型と非依存型とがある。
b: HbA1Cは血糖コントロールの指標である。
c: 糖尿病性腎症が腎不全に移行するのは1%以下である。
d: 高血糖時は低浸透圧血症を示す。
e: 硝子体出血を合併することがある。
a: インスリン非依存型は先天的にインスリン産生不全がある。
b: 糖化ヘモグロビン(HbA1C)値には採血時の病態が最もよく反映される。
c: 腎合併症の早期発見には尿中アルブミン測定が有用である。
d: 間欠性跛行は進行した動脈硬化症を疑わせる。
e: 食事の糖質制限が最も重要である。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
糖代謝について正しいのはどれか(代謝・内分泌学)
a: 1型糖尿病ではインスリン分泌が枯渇する。
b: 2型糖尿病ではインスリン抵抗性である。
c: 糖尿病性昏睡ではアルカローシスを呈する。
d: ブドウ糖はアミノ酸からは合成されない。
e: 絶食中はグリコーゲンが分解される。
糖尿病性ケトアシドーシスで正しいのはどれか。(腎臓・泌尿器学)
a: 尿ケトン体が陽性となる。
b: 動脈血pHは7.4である。
c: 血漿浸透圧が低下する。
d: 高齢者に高い。
e: インスリンの欠乏が誘因となる。
糖尿病が原因となる病態はどれか。(代謝・内分泌学)
a: 非ケトン性高浸透圧性昏睡
b: 乳酸アシドーシス
c: ケトアシドーシス
d: ヘモクロマトーシス
e: アミロイドーシス
正しいのはどれか。
a: インスリンの分泌不足は糖尿病の原因となる。
b: 糖尿病の診断には血糖値の測定が大切である。
c: 糖尿病の三大合併症は網膜症、腎症、神経障害である。
d: 高血糖になると血液の浸透圧は低下する。
e: 糖尿病に特徴的な臨床症状の一つに乏尿がある。
糖尿病発症の原因で正しいのはどれか。
a: 遺伝的背景
b: インスリン欠乏
c: 高コレステロール血症
d: ビタミン欠乏症
e: 高血糖の持続
インスリンについて正しいのはどれか。
a: 1型糖尿病では分泌が低下する。
b: 膵島α細胞から分泌される。
c: 肝臓で脂肪分解を促進する。
d: 筋細胞で糖の取り込みを促進する。
e: 肥満ではインスリン感受性が低下する。
糖尿病の晩期(慢性期)合併症はどれか。
a: 網膜症
c: 非ケトン性高浸透圧性昏睡
d: 末梢神経障害
e: 腎症
高血糖性糖尿病性昏睡のうち高浸透圧性昏睡の症状として適切なのはどれか。
a: 口 渇
b: アセトン臭
c: クスマール呼吸
d: 振 戦
e: 痙 攣
糖尿病性腎症について正しいのはどれか。
a: 発症リスクは糖尿病の罹病期間と相関しない。
b: 微量アルブミン尿の測定が早期診断に有用である。
c: 網膜症、神経障害の合併頻度が高い。
d: 血液透析などの腎代替療法が必要になることはまれである。
e: 治療に副腎皮質ステロイドを用いる。
糖尿病の三代合併症はどれか。
a: 高血圧
b: 心筋梗塞
c: 網膜症
d: 腎症
e: 神経障害
アニオンギャップが増加しない代謝性アシドーシスはどれか。
a: 飢餓によるケトアシドーシス
b: 乳酸性アシドーシス
c: 下痢によるアシドーシス
d: 近位尿細管性アシドーシス
e: 糖尿病性ケトアシドーシス
熱中症で誤っているのはどれか。
1: Na欠乏性脱水を呈する。
2: 日射病の予後は不良である。
3: 熱射病では意識障害をきたす。
4: 十分な水分電解質補給は予防に有用である。
5: 診断には脳血管障害との鑑別が必要である。
ホルモンと疾病の組合せで誤っているのはどれか。
1: インスリン -- 糖尿病
2: バゾプレッシン -- 尿崩症
3: 甲状腺ホルモン -- Cushing症候群
4: プロラクチン -- 乳汁漏出症
5: アルドステロン -- 高血圧症