血液ガス分析について正しいのはどれか。
a: 酸素電極にはポリプロピレン膜が使用されている。
b: 炭酸ガス電極はクラーク電極とも呼ばれる。
c: pH電極には過酸化水素電極が用いられている。
d: ヘパリンを抗凝固剤として用いる。
e: 検体を氷水中につけて2~4°Cに保てば30分ぐらいはほぼ正確な測定値が得られる。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
人工呼吸中血液の酸素化が適切かどうかを判断する指標はどれか。
a: 動脈血酸素分圧
b: 動脈血酸素飽和度
c: 呼気終末二酸化炭素分圧
d: 動脈血二酸化炭素分圧
e: 一回換気量
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
カプノメータについて誤っているのはどれか。
1: 肺胞死腔があると呼気終末二酸化炭素分圧は上昇する。
2: 二酸化炭素の赤外線吸収を応用している。
3: 呼吸ガスの二酸化炭素分圧を測定する。
4: メインストリーム方式ではアダプタの死腔が大きい。
5: カプノグラムでの波形低下は回路のリークを示唆する。
血液ガス分析について正しいのはどれか。
a: 血液ガス分析用の採血には抗凝固薬としてクエン酸塩を使う。
b: 血液ガス分析装置の校正は通常、3点校正で行う。
c: pH電極にはナイロン膜が用いられる。
d: PO2電極にはポリプロピレン膜が用いられる。
e: PCO2電極にはテフロン膜が用いられる。
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
人工呼吸中血液の酸素化が適切かどうかを判断する指標はどれか。
a: 動脈血酸素分圧(PaO2)
b: 動脈血酸素飽和度(SaO2)
c: 呼気終末二酸化炭素分圧(PETCO2)
d: 動脈血二酸化炭素分圧(PaCO2)
e: 1回換気量
1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e
正しいのはどれか。
a: 健常人のPaCO2とPETCO2との差は2mmHg以下である。
b: 空気塞栓が発生するとPETCO2は減少する。
c: 経皮的酸素分圧の測定は新生児において有用である。
d: 高気道抵抗例では最高気道内圧とEIP(吸気終末休止)圧との差が拡大する。
e: 拍動がなくてもSPo2は測定できる。
1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e
経皮的ガス分圧測定について正しいのはどれか。
1: 酸素センサはpH電極の応用型である。
2: 二酸化炭素センサはクラーク電極を用いる。
3: センサ装着部位は容積脈波の確認ができる部位とする。
4: 測定時のセンサ周辺温度を34~36℃に保つ。
5: センサ膜面と装着部位との間にコンタクト液を介在させる。
動脈血ガス分析検査について正しいのはどれか。
1: 注射筒へのヘパリン注入は採血後に行う。
2: 採血後は注射器内の血液を攪拌してはいけない。
3: 測定値は採血時の室温で補正する。
4: 測定前の一時保管は37℃の恒温槽に入れる。
5: 注射筒内に混入した気泡は直ちに除去する。