第7回国試午前31問の類似問題

ME2第31回午前:第8問

健康成人の動脈血血液ガス値で基準値でないのはどれか。

1: Pao2=95torr

2: Paco2=40torr

3: pH=7.40

4: BE(Base Excess)=0mEq/L

5: HCO3-=15mEq/L

国試第11回午前:第27問

代謝性アシドーシスについて正しいのはどれか。

a: 動脈血二酸化炭素分圧(PaCO2)は上昇する。

b: 幽門狭窄症で発生する。

c: 重炭酸濃度は低下する。

d: カリウムは細胞内から細胞外に出る。

e: カルシウムイオン濃度は低下する。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第26回午後:第72問

混合静脈血酸素飽和度について誤っているのはどれか。

1: 肺動脈カテーテルで測定できる。

2: 生体の酸素消費の状態によって変化する。

3: 50%では嫌気性代謝が亢進する。

4: 80%は低心拍出量状態を意味する。

5: 人工心肺中の加温時には低下する。

国試第8回午前:第64問

血液ガス分析について正しいのはどれか。

a: 酸素電極にはポリプロピレン膜が使用されている。

b: 炭酸ガス電極はクラーク電極とも呼ばれる。

c: pH電極には過酸化水素電極が用いられている。

d: ヘパリンを抗凝固剤として用いる。

e: 検体を氷水中につけて2~4°Cに保てば30分ぐらいはほぼ正確な測定値が得られる。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

ME2第38回午前:第5問

健康成人の動脈血血液ガス値で基準範囲にないのはどれか。

1: PaO2 -- 98Torr

2: PaCO2 -- 40Torr

3: pH -- -7.40

4: HCO3- -- 15mEq/L

5: BE(Base Excess) -- 0mEq/L

国試第12回午前:第21問

健常成人において正しいのはどれか。

a: 二酸化炭素産生量は2000ml/分

b: 解剖学的シャントは心拍出量の2~4%

c: 残気率は10%

d: 混合静脈血酸素分圧は46mmHg

e: 終末呼気二酸化炭素分圧は36mmHg

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第8回午後:第57問

人工呼吸中血液の酸素化が適切かどうかを判断する指標はどれか。

a: 動脈血酸素分圧

b: 動脈血酸素飽和度

c: 呼気終末二酸化炭素分圧

d: 動脈血二酸化炭素分圧

e: 一回換気量

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第13回午前:第89問

正しいのはどれか。

a: 二酸化炭素の空気に対する比重は0.97である。

b: 酸素には可燃性がある。

c: 窒素には支燃性がない。

d: 亜酸化窒素は血液によく溶ける。

e: 酸化エチレンには急性毒性がある。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第34回午前:第65問

カプノメータについて誤っているのはどれか。

1: 肺胞死腔があると呼気終末二酸化炭素分圧は上昇する。

2: 二酸化炭素の赤外線吸収を応用している。

3: 呼吸ガスの二酸化炭素分圧を測定する。

4: メインストリーム方式ではアダプタの死腔が大きい。

5: カプノグラムでの波形低下は回路のリークを示唆する。

国試第7回午前:第89問

血液ガス分析について正しいのはどれか。

a: 血液ガス分析用の採血には抗凝固薬としてクエン酸塩を使う。

b: 血液ガス分析装置の校正は通常、3点校正で行う。

c: pH電極にはナイロン膜が用いられる。

d: PO2電極にはポリプロピレン膜が用いられる。

e: PCO2電極にはテフロン膜が用いられる。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第23回午後:第66問

3絶対気圧で高気圧酸素治療を行ったとき、健常成人の動脈血で正しいのはどれか。

1: 溶解型酸素量が結合型酸素量より多くなる。

2: 酸素含量は大気圧下酸素呼吸の約3倍に増える。

3: 酸素含量は低下するが溶解型酸素量は増加する。

4: 酸素分圧は約2200 mmHg になる。

5: 結合型酸素量は約60vol%になる。

国試第12回午後:第45問

人工呼吸中血液の酸素化が適切かどうかを判断する指標はどれか。

a: 動脈血酸素分圧(PaO2)

b: 動脈血酸素飽和度(SaO2)

c: 呼気終末二酸化炭素分圧(PETCO2)

d: 動脈血二酸化炭素分圧(PaCO2)

e: 1回換気量

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

ME2第37回午前:第12問

室内気下における肺胞気・動脈血酸素分圧較差を算出するのに必要ないのはどれか。

1: 大気中酸素分圧

2: 呼吸商

3: 動脈血二酸化炭素分圧

4: 動脈血酸素分圧

5: 混合静脈血酸素分圧

国試第13回午前:第42問

正しいのはどれか。

a: 健常人のPaCO2とPETCO2との差は2mmHg以下である。

b: 空気塞栓が発生するとPETCO2は減少する。

c: 経皮的酸素分圧の測定は新生児において有用である。

d: 高気道抵抗例では最高気道内圧とEIP(吸気終末休止)圧との差が拡大する。

e: 拍動がなくてもSPo2は測定できる。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

ME2第35回午後:第6問

経皮的ガス分圧測定について正しいのはどれか。

1: 酸素センサはpH電極の応用型である。

2: 二酸化炭素センサはクラーク電極を用いる。

3: センサ装着部位は容積脈波の確認ができる部位とする。

4: 測定時のセンサ周辺温度を34~36℃に保つ。

5: センサ膜面と装着部位との間にコンタクト液を介在させる。

ME2第40回午後:第49問

麻酔器の点検結果として正常なのはどれか。

1: 配管端末にて酸素と亜酸化窒素(笑気)の供給圧は同圧であった。

2: 酸素流量をゼロにしたら亜酸化窒素(笑気)の流量もゼロになった。

3: 酸素フラッシュの流量が毎分10Lであった。

4: 酸素濃度計を大気で校正したら指示値が30%であった。

5: 酸素の補助ボンベ内圧が0.5MPaであった。

国試第9回午前:第29問

正しいのはどれか。

1: 1気圧下で乾いた空気のPO2は149mmHgである。

2: 1気圧下で37°C、湿度100%の空気のPO2は159mmHgである。

3: 肺胞気酸素分圧(PAO2)はPaCO2を変える操作を加えても変化しない。

4: 肺内シャントは肺胞気動脈血酸素分圧較差(A-aDo2)を小さくする。

5: 肺胞気二酸化炭素分圧(PACO2)は肺胞換気量に逆比例する。

ME2第28回午後:第22問

動脈血ガス分析検査について正しいのはどれか。

1: 注射筒へのヘパリン注入は採血後に行う。

2: 採血後は注射器内の血液を攪拌してはいけない。

3: 測定値は採血時の室温で補正する。

4: 測定前の一時保管は37℃の恒温槽に入れる。

5: 注射筒内に混入した気泡は直ちに除去する。

国試第2回午前:第10問

正常成人について誤っているのはどれか。

1: 肺胞気の酸素分圧は約100mmHgである。

2: 安静時の心拍出量は1分間に約5Lである。

3: 機能的残気量は予備呼気量と残気量との和である。

4: 不整脈のない心電図では、1分間の心拍数は60をR-R間隔(秒)で除して求められる。

5: 左室の収縮期圧は右室の収縮期圧にほぼ等しい。

国試第12回午前:第22問

呼吸不全について正しいのはどれか。

a: 空気呼吸下で動脈血酸素分圧(PaO2)60mmHg以下である。

b: 高二酸化炭素血症を伴う低酸素血症は換気障害による。

c: 高二酸化炭素血症を伴わない低酸素血症は拡散障害による。

d: 呼吸不全は肺に基礎疾患がなければ起こらない。

e: シャント率が高い呼吸不全では酸素療法が有効である。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e