第7回国試午前31問の類似問題

国試第18回午前:第41問

血液ガスについて誤っているのはどれか。(麻酔・集中治療医学)

a: 二酸化炭素の大部分はヘモグロビンと結合している。

b: 肺動脈血酸素分圧の基準値は90mmHgである。

c: 窒素はすべて物理的に溶解している。

d: 酸素分圧はポーラログラフ法で測定できる。

e: 二酸化炭素分圧はpHガラス電極法を応用して測定できる。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第18回午後:第44問

血液ガス・酸塩基平衡について正しいのはどれか。(人工呼吸療法)

a: 血液の酸素分圧とヘモグロビンの酸素飽和度は比例する。

b: 健常人の室内気吸入時の肺胞気酸素分圧は約100mmHgである。

c: 二酸化炭素は主に炭酸水素イオンとして運搬される。

d: 安静時の動脈血二酸化炭素分圧は約40mmHgである。

e: pHは水素イオン濃度に比例する。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第14回午後:第40問

空気呼吸時の血液ガス基準値について正しい組合せはどれか。

a: 動脈血酸素分圧 ―――――――― 100mmHg

b: 混合静脈血二酸化炭素分圧 ――― 90mmHg

c: 動脈血酸素飽和度 ――――――― 90%

d: 混合静脈血酸素分圧 ―――――― 60mmHg

e: 動脈血二酸化炭素分圧 ――――― 40mmHg

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第8回午後:第52問

二酸化炭素について正しいのはどれか。

a: 主として腎臓で排泄される。

b: 動脈血二酸化炭素分圧(PaCO2)は換気量の指標である。

c: 血液中では炭酸水素イオン(重炭酸イオン)になるものが多い。

d: ヘモグロビンと結合する。

e: 炭酸は強酸である。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第19回午後:第44問

血液ガス分析について正しいのはどれか。(人工呼吸療法)

a: 液体のガス分圧は同じ分圧の気相と平衡に達した状態と定義される。

b: pH電極とPO2電極の測定原理は同じである。

c: pHは水素イオン濃度に比例する。

d: 密封採取サンプルを室温で放置するとPO2は低下する。

e: 血漿中の二酸化炭素は主として重炭酸イオン(HCO3-)として存在する。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第35回午前:第30問

血液ガスの計測について誤っている組合せはどれか。 

1: pH  ガラス電極 

2: 酸素分圧  クラーク電極 

3: 二酸化炭素分圧 セバリングハウス電極 

4: 酸素飽和度(SpO2)  赤色光および赤外光の吸光度 

5: 経皮的二酸化炭素分圧 赤外光の吸光度

国試第9回午後:第45問

血液ガス測定について誤っているのはどれか。

a: 重炭酸イオン濃度を直接測定している。

b: 酸素分圧は酸素によって生じる電流の変化を利用して測定する。

c: 二酸化炭素分圧はCO2によるpHの変化を利用して測定する。

d: 酸素電極にはポリプロピレン膜が用いられる。

e: CO2電極は直接、血液サンプルと接する構造になっている。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第35回午後:第64問

動脈血液ガスについて正しいのはどれか。 

a: ベースエクセス(BE)は酸塩基平衡の目安となる。 

b: pHの基準値は7.00である。 

c: HCO3の基準値は20±2mEq/Lである。 

d: CO2分圧の基準値は35~45mmHgである。 

e: 酸素分圧の基準値は年齢により異なる。 

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e

国試第5回午前:第19問

正常範囲内のものはどれか。

a: 動脈血酸素分圧・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・100mmHg

b: 混合静脈血二酸化炭素(炭酸ガス)分圧・・・・・・・85mmHg

c: 肺胞気酸素分圧・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・70mmHg

d: 混合静脈血酸素分圧・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・55mmHg

e: 動脈血二酸化炭素分圧・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・40mmHg

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第27回午後:第24問

動脈血液ガス分析データを示す。pH=7. 23、PaO2=52mmHg、PaCO2=68mmHg、HCO3-=28mEq/L考えられるのはどれか。

1: 代謝性アシドーシス

2: 代謝性アルカローシス

3: 呼吸性アシドーシス

4: 呼吸性アルカローシス

5: 正常血液ガス値

国試第18回午後:第42問

カプノメトリについて誤っているのはどれか。(人工呼吸療法)

a: 動脈血二酸化炭素分圧の近似値が得られる。

b: 二酸化炭素呼出曲線開始時点と呼気開始とが一致する。

c: サイドストリーム型のガスサンプル量は約1L/分である。

d: 二酸化炭素の赤外線吸収原理を利用している。

e: 呼気終末二酸化炭素分圧は肺胞換気量に反比例する。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第9回午前:第89問

医療ガスについて誤っているのはどれか。

1: 窒素の大気中での重量比は約78%である。

2: ヘリウムの血液に対する溶解度は窒素の溶解度よりも低い。

3: 窒素は通常の圧力と温度の下では化学的に不活性な気体である。

4: 供給ガス中の酸素分圧の低下は酸素欠乏症の原因となる。

5: 酸素のヘモグロビンとの結合力は一酸化炭素の結合力よりも弱い。

国試第1回午前:第21問

呼吸不全について正しいのはどれか。

a: 酸素療法によっても動脈血酸素分圧(PaO2)は60mmHg以下を示す。

b: 大多数の患者は高血圧を合併する。

c: 常に呼吸困難を自覚している。

d: 動脈血酸素分圧(PaO2)および動脈血炭酸ガス分圧(PaCO2)の測定は診断上重要である。

e: 人工呼吸器の使用が必要になることがある。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第29回午後:第29問

血液ガス計測について誤っている組合せはどれか。

1: pH ガラス電極

2: 酸素分圧 クラーク電極

3: 二酸化炭素分圧 セバリングハウス電極

4: 酸素飽和度 赤色光および赤外線の吸光度

5: 経皮的二酸化炭素分圧 赤外線の吸光度

ME2第30回午前:第12問

成人の動脈血液ガスのPaco2(二酸化炭素ガス分圧)、Pao2(酸素ガス分圧)の値がともに標準値内のものはどれか。

1: Paco2=20mmHg, Pao2=50mmHg

2: Paco2=30mmHg, Pao2=70mmHg

3: Paco2=40mmHg, Pao2=90mmHg

4: Paco2=60mmHg, Pao2=100mmHg

5: Paco2=80mmHg, Pao2=120mmHg

国試第15回午後:第40問

空気呼吸時の基準値について正しい組合せはどれか。

a: 動脈血酸素分圧 ―――――――- 100mmHg

b: 混合静脈血二酸化炭素分圧 ――- 60mmHg

c: 肺胞気酸素分圧 ―――――――- 45mmHg

d: 混合静脈血酸素分圧 ―――――- 55mmHg

e: 動脈血二酸化炭素分圧 ――――- 40mmHg

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第13回午後:第37問

血液ガス分析について誤っているのはどれか。

1: 採取サンプルを室温で放置するとPaO2が低下する。

2: 重炭酸イオン濃度は計算によって求める。

3: pH電極とPCO2電極は同じ測定原理を利用している。

4: PaCO2値は換気の状態を知る上で有用である。

5: 水素イオン濃度が増加するとpH値は大きくなる。

ME2第34回午前:第2問

正常酸素分圧[mmHg]について誤っているのはどれか。ただし、Fio2=0.21、1気圧=760mmHgとする。

1: 大 気:160

2: 肺胞気:130

3: 動脈血:95

4: 混合静脈血:40

5: 細胞内ミトコンドリア:2

国試第3回午前:第4問

正しいのはどれか。

a: 肺胞気のO2分圧(PAO2)は、約100mmHgである。

b: 大気のO2分圧(PO2)は、約120mmHgである。

c: 混合静脈血のO2分圧(P O2)は、約60mmHgである。

d: 肺胞気のCO2分圧(PACO2)は、約10mmHgである。

e: 動脈血のO2分圧(PaO2)は、約100mmHgである。

1. a b 2. a e 3. b c 4. c d 5. d e

国試第11回午後:第45問

カプノグラフィについて正しいのはどれか。

a: 赤外線吸収を利用しているものが多い。

b: 健常人では呼気終末二酸化炭素分圧(PETCO2)は動脈血二酸化炭素分圧(PaCO2)に近似する。

c: 呼吸器の吸気弁の故障は測定値に影響しない。

d: 呼気開始後、二酸化炭素分圧(PCO2)は直ちに上昇する。

e: 亜酸化窒素(笑気)に対する補正が必要である。

1. a b c 2. a b e 3. a d e 4. b c d 5. c d e