交感神経および副交感神経の両方の刺激で促進されるのはどれか。
1: 発 汗
2: 心 拍
3: 胃の蠕動
4: 唾液腺分泌
5: 立毛筋収縮
脊髄損傷の自律神経過反射でみられるのはどれか。2つ選べ。
1: 頻脈
2: 高血圧
3: 低血糖
4: 顔面紅潮
5: 損傷レベルより下の発汗
自律神経について正しいのはどれか。
1: 交感神経刺激は膀胱を収縮させる。
2: 交感神経刺激は心筋の収縮力を低下させる。
3: 副交感神経刺激は消化管運動性を低下させる。
4: 副交感神経刺激は唾液分泌を抑制する。
5: 副交感神経刺激は縮瞳を引き起こす。
循環生理で正しいのはどれか。
1: Valsalva(バルサルバ)試験中は一回拍出量が増加する。
2: Aschner(アシュネル)試験では心拍数が増加する。
3: 頸動脈洞マッサージでは心拍数が増加する。
4: 右心房への静脈還流は吸気時に増加する。
5: 臥位と立位では静脈還流に大きな変化はない。
心疾患に対する運動療法の効果として誤っているのはどれか。
1: 安静時の心拍数が低下する。
2: 同一運動負荷時の血圧が低下する。
3: 同一運動負荷時の心拍数が低下する。
4: 同一運動負荷時の自覚的強度が低下する。
5: 最大運動負荷時の心拍数が低下する。
体温で誤っているのはどれか。
1: 午前に比べ午後が高い。
2: 呼気は熱放散に関与する。
3: 血管収縮で熱放散が増加する。
4: 交感神経活動は放熱を防止する。
5: 高齢者は小児より低い。
反射と求心性神経との組合せで誤っているのはどれか。
1: 下顎反射-顔面神経
2: 上腕二頭筋反射-筋皮神経
3: 上腕三頭筋反射-橈骨神経
4: 膝蓋腱反射-大腿神経
5: 下腿三頭筋反射-脛骨神経
脊髄損傷患者にみられる自律神経過反射について正しいのはどれか。
1: 第5胸髄よりも高位の損傷に発生する。
2: 下肢挙上で症状は軽減する。
3: 起立負荷で生じる。
4: 低血圧を呈する。
5: 頻脈を呈する。
反射性交感神経性ジストロフィーについて適切でないのはどれか。
1: 外傷や手術が誘因になる。
2: 交感神経系の血管運動機能不全が関与する。
3: 患肢の疼痛、発赤および腫脹がある。
4: 起立性低血圧を伴う。
5: 患肢の関節可動域訓練は愛護的に行う。
冠血流を減少させる要因はどれか。
1: 収縮期の血圧の低下
2: 心拍数の低下
3: 大動脈弁狭窄
4: 心房中隔欠損
5: 僧帽弁狭窄
正しいのはどれか。
1: 交感神経興奮はエピネフリン分泌を促進する。
2: 副交感神経興奮はインスリン分泌を抑制する。
3: 血糖値上昇はグルカゴン分泌を促進する。
4: 血漿浸透圧の低下はバゾプレッシン分泌を促進する。
5: 血中Ca濃度の低下はカルシトニン分泌を促進する。
自律神経作用と支配する節前ニューロンの起始レベルとの組合せで正しいのはどれか。
1: 細気管支の収縮 ── 頸 髄
2: 顔面の汗腺の発汗 ── 延 髄
3: 消化管蠕動の亢進 ── 腰 髄
4: 瞳孔散大筋の収縮 ── 胸 髄
5: 内尿道括約筋の収縮 ── 仙 髄
運動トレーニング効果で正しいのはどれか。
1: インスリン感受性の低下
2: 血中カテコラミン値の増加
3: 拡張期血圧の上昇
4: 1回換気量の低下
5: 1回心拍出量の増加
心筋梗塞のリハビリテーションの効果で誤っているのはどれか。
1: 運動耐容能の向上
2: 生活の質の向上
3: 余命の延長
4: HDLコレステロール値の上昇
5: 安静時心拍数の上昇
重症筋無力症で誤っているのはどれか。
1: 神経筋接合部の異常で発症する。
2: 男性より女性に多く発症する。
3: 眼瞼下垂や複視が起こる。
4: 日内変動があり午後の方が動作しやすい。
5: 胸腺疾患を合併することが多い。
廃用症候群で誤っているのはどれか。
1: 血液粘稠度の低下
2: 一回心拍出量の低下
3: 安静時心拍数の増加
4: 最大換気量の減少
5: 腸管蠕動運動の低下
パーキンソン病の自律神経徴候で誤っているのはどれか。
1: 発汗異常
2: 排尿障害
3: 下 痢
4: 脂漏性皮膚
5: 起立性低血圧
寒冷が生体に及ぼす影響で誤っているのはどれか。
1: 疼痛閾値の低下
2: 末梢血管の収縮
3: 末梢神経伝導速度の遅延
4: 代謝の抑制
5: 浮腫の抑制
環境温度の低下による生体反応で正しいのはどれか。2つ選べ。 ア.皮膚血管の収縮イ.血圧の低下ウ.体熱産生の抑制エ.立毛筋の弛緩オ.熱放散の抑制
1: ア
2: イ
3: ウ
4: エ
5: オ
老化に伴う生理機能の変化で正しいのはどれか。
1: 血管抵抗は低下する。
2: 残気量は減少する。
3: 心拍出量は増加する。
4: 肺活量は増加する。
5: 予備呼気量は減少する。